みどりの一期一会

当事者の経験と情報を伝えあい、あらたなコミュニケーションツールとしての可能性を模索したい。

《議会で市民派議員として働く手法を身につける》第一回「議員と市民の勉強会」

2007-05-26 07:19:30 | 「市民派議員塾」「M&T企画 選挙講座」
「議員と市民の勉強会」の準備で、
参加者から届いた課題の一般質問のレジメを読んでいたら、
珍しくともちゃんから、服を買いに行くのに付き合って、とのお誘い。

ちょうどおなかも空いてたことだし、ちょっと飽きてたし
マーサに行きがてら、「サガミ」で食事をすることにした。
あったかいものがいいね、ということで意見が一致、
ともちゃんは「黒豚入り味噌煮込みうどん」、
わたしは「あんかけうどん」を注文した。
「サガミ」はおそばのお店なんだけど、おうどんも結構おいしい。

  






腹ごしらえを済ませて、マーサの紳士服売り場へ。
よく聞いたら、フォーマルスーツが一着ほしい、のだそうだ。
ならサガミの向かいの青山でもよかったかも、と思いながら、
ぴったし似合うのを捜してあげた。
議会で着る夏のジャケットもよさそうなのがあった。
家にいたときはよかったんだけどだんだんしんどくなってきて、
とりあえず夕ご飯のおかずだけ買って、
「あした勉強会もあることだし、もうかえろ」。

帰ってからすぐに「五黄」を飲んで、
パパさんチェアでちょっと休んでから、レジメのつづき。

おいしい加賀棒茶と、糖分補給の塩ようかんで一服。


早めに寝るつもりだったんだけど、
結局12時ころになってしまった。


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今日は、「む・しネット」主催の第一回「議員と市民の勉強会」の本番。
明日は、勉強会に参加した議員が個別に抱える問題を
解決するための【オプション講座】。
勉強会は3セッション構成で、毎回参加者に合わせて構成している。

 --------------------------------------------------------------
2007年5月 第一回「議員と市民の勉強会」
日時:5月26日(土)13時~20時/岐阜市民会館 
テーマ《議会で市民派議員として働く手法を身につける》

●はじめに 13:00~
 自己紹介・初議会を体験して

●セッション1 13:20~15:00
 「議会の基本を知らないと議員活動は安易に流れる、人に流される」
 1)議会とはなにか/議員とはなにか~議員というお仕事
 2)基本的な議会のルールと流れ/本会議と委員会
 3)議案の審議・審査の手法~意味と流れ
 4)議員と会派とはなにか/会派がなければ仕事ができないのか
  ~ひとりでもできる
 5)ディスカッション
 
●セッション2 15:10~17:00
 「原則に基づく的確な発言が効果を生む~論理的説得力を身につける」
 1)発言とはなにか/発言の基本とルール
   質疑、討論、動議、通告、懲罰
 2)質疑と一般質問の原則/質疑とは、一般質問とは
 3)質疑の組み立て方/答弁の引き出し方/「読む」
 4)討論とはなにか/討論の原則
 5)獲得目標の設定で効果倍増/論理的説得力の必要性
 6)ディスカッション
 
●セッション3 17:30~19:45
 「一般質問の組み立て方」
 1)一般質問とはなにか/一般質問の組み立て方
 2)一般質問をする
 3)課題2の「一般質問」をシミュレーションする
 4)ディスカッション

●まとめ 19:45~20:00
 テーマ「わたしが勉強会で獲得したこと」


【持ち物】(各セッションで使うので必須)
(A)「課題2」の「一般質問」レジメを各20部ずつコピーして持参。 
(B)前回(5月3日)配布のレジメ一式
(C)『市民派議員になるための本』(学陽書房)
(D)『議員必携』(学陽書房)
(E)『地方自治小六法』程度の辞書
(F)あなたの町の新年度予算書(できれば前年度決算書も)
【課題】
1 『市民派議員になるための本』第3部《議会ではたらく》を読んでくる。
2 6月議会で取り上げたい一般質問を、A4にまとめて持ちよる。
3 新年度(H19年度)予算書を持ちよる(できれば17年度決算書も)。
 
 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
【オプション講座】5月27日(日)9時~15時
1)あなたが「議会で抱えている問題」の解決方法 9:00~12:00
2)6月議会に向けて 13:00~13:15
  6月議会に上程される、補正予算、条例案改正、契約および専決処分、
人事案件、公社等の報告などの読み方
3)ディスカッション 13:15~15:00

【課題および持ち物】
・「あなたが議会で抱えている問題」のレジメ(確定版)
---------------------------------------------------------------------
 
今回は,参加者のうち新議員が5人、男性議員も3人。
選挙講座を受けてない人も4人いるので、
「む・しネット」の講座は実質的にはじめてという人は、
基本的な議会や選挙のことはまったく白紙の状態。
というより、基本的なレジメの書きかたも分からない。
ということで、何度も電話ですり合わせてして対応した。

直前に男性の新議員からドタキャンがあった。
担当者に「仕事が入ったから」という連絡があったそうだけど、、
主催者だけでなく、東京の往復の新幹線でレジメを読みこみ、
準備をすすめていた講師としても困った。

わたしなら「それは貴方の個人的ご事情でしょう」というけどね。

「仕事だから」でなんでも通用する(すませてしまう)世界に
生きてきたひとなんだなあ、やっぱり男だ、って妙な感心をしてしまった。

ドタキャンをする人は、社会的信用をかくじつになくしていくし、
議会はドタキャンの通用しない世界。
約束を守る、ことは議員の基本である。

まあ、そういう人は経験的に「あとで後悔する」ことになるし、
すくなくとも、レジメ作成で対応したわたしの信用はなくしたことは確実。

とはいえ、勉強会にこのくらいのトラブルはつきもの。
そういう人たちも抱えながら、「む・しネット」の勉強会が始まります。

  
突然ですが、おまけのワイルドストロベリー。
甘くてすっぱくて、濃厚なイチゴの味です。


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竹久夢二美術館と新茶ダージリンで幸せ気分

2007-05-25 10:09:44 | あそび/しゅみ
念願の「竹久夢二美術館」に行ってきました。

前に上京した時、一度行きたいなと思っていましたが、
チャンスを逃していたので、今回こそと東京の友人を誘いました。
根津駅を降りて「言問通り」方向に歩いて左折、
東大の弥生門の斜め前。近くには、立原道秋記念館もあります。

わたしは裏道をちょっと近道したのですが、
途中に、ピンクのオールドローズが咲いていました。
東京のまちなかにはきれいなお花やみどりがけっこう多いのです。

  

竹久夢二美術館は3階建ての弥生美術館と隣りあわせで、
渡り廊下でつながっていて800円でどちらも見られます。

弥生美術館・竹久夢二美術館 
 

弥生美術館は、1984年に挿絵専門の美術館として開館。
3階には高畠華宵の挿絵が展示されています。
竹久夢二美術館は常設ですが、弥生美術館の特別展はいろいろ。

今回は「理知と官能の女性美 蕗谷虹児(ふきやこうじ)展」で、
「夢見る少女のあこがれの宝石箱」といわれる
蕗谷虹児の絵を鑑賞することができました。
蕗谷虹児は名前を聞いたことがある程度だったのですが、
美人画で有名な竹久夢二の「山へよする展」だけでなく、
透明感のある繊細なタッチで女性を描く蕗谷虹児も見られてよかった。

1時間半ほどかけて両方をじっくりと鑑賞、「一粒で二度おいしい」思い。
この間忙しくて体調も悪かったのですが素敵な時間でした。

     

  

美術館の前には、喫茶店「港や」もあるのですが閉館で終わり。
東大のドトールで一休みして上野研究室へおじゃま、
それから上野さんと友人と4人で夜の会場に移動。
じつは、今回はこちらが本命だったのですが、
美術館で体力を消耗して体調は下降線・・・で詳細はパス。

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竹久夢二美術館では一筆箋を買い求め、上野さんに、
新茶のダージリンティと桜アンパンをお土産にいただきました。



わたしは紅茶が好き、なかでもクセがなく香りがよい
ダージリンが大好きなので、本物の新茶と聞いてウキウキ。
  

ダージリン・ティ
水色が明るく、紅茶の中でも特に香りを重視される紅茶である。香りを楽しむためストレートティーで飲まれることが多い。ダージリンが強い香りを持つのは、寒暖の差の激しい標高の高い山地で生産されているためである。高級なダージリンにはマスカテルフレーバー(マスカットフレーバー)と呼ばれる特徴的な強い甘い香りがあり、この香りの良し悪しが茶葉の価値を決めていると言っても過言ではない。また、比較的強い渋みを持っていることも特徴に挙げられるが、この渋みは決してマイナスではなく、深みのある味を与える好ましいものである。

ニナリッチのティセットを出してきて、おいしい紅茶を淹れました。
ダージリンは味だけでなく色もきれいです。



障がい者の方たちが焼いた桜アンパンも一個いただいてきたので、
フイッツジェラルドのお皿にパンをのせ(皿のほうが高い・笑)、
ふたりで新茶ダージリンをゆっくりと味わいました。

  


体調も回復。明日は「議員と市民の勉強会」です。


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紅花スイカズラ・ウケザキカイドウ・ライラック/庭に咲く花

2007-05-24 06:24:21 | 花/美しいもの

紅花スイカズラも咲き始めました。
紅花スイカズラは、花の咲き始めはピンクで黄色に変わります。
庭に植えてる人は少ないと思うのですが、
めずらしいしきれいな花だし、清楚な感じだったので
もみじの下に植えたのですが、これが大間違い(笑)。



半つる性なので、すごーくはびこってしまって、
透かしゆりやクレマチスにかぶさっています。
花が終わったら、選定して切り詰めることにします。

  



スイカズラの花も、はじめ白くて黄色に変わるので、
「金銀花」とよばれています。
ヒョウタンボクもスイカズラ科で金銀木、と呼び名は似ていますが、
スイカズラに毒はありません。

紅花スイカズラ






逆光できれいでしょ。
じつは、今朝は東京なので、昨日の朝撮って、
ともちゃんに送信してもらいました。

ウケザキカイドウ
  

ライラックの花


ピンクや白い花が、すっかり暑い空気に
一服の清涼感をはこんでくれます。

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紅花ヒョウタンボクと紅花ウツギ/深山に咲く紅い花

2007-05-23 06:57:52 | 花/美しいもの

昨年、山野草の店で買った買った美しい赤い花の木。
「ヒョウタンボク」と聞いたのだけど、
花の色が赤いので、ミヤマウグイスカズラかと思っていた。

山に咲くヒョウタンボクは2個ずつ並んで花をつけ、実がくっついて瓢箪形になる。
果実は8月ごろ赤く熟す、綺麗で美味しそうだけど猛毒。
初めは白くて黄色に変わる花が同時に見られるため
キンギンボク(金銀木)とも呼ばれるのですが、
ドクブツ,ヨメコロシ(嫁殺し)などの
こわーい名前もついているそうです。


今年キたくさん咲いたので見分け方を調べてみたら、
枝の芯が空洞になっているので、間違いなくヒョウタンボク。
ということで、この木は、ヒョウタンボクの園芸種の、
 紅花ヒョウタンボク(紅花瓢箪木・スイカズラ科)

  

  

おいしそうな実がついても、くれぐれも食べないこと。
おととし、西穂山荘までの
登山道で見つけたヒョウタンボクの実。

こちらも山に咲く「紅花ウツギ」。
昨年谷汲で買いました。

植え場所が決まらないので、鉢のまま木の下に置いてあったのですが、
花が咲きはじめたので、よく見えるところにもって来ました。
  

  

お花もよろこんでるみたいです。


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オーニソガラムとネモフィラ/白に紫のアクセント

2007-05-22 17:37:45 | 花/美しいもの
チューリップが咲いているころに、
まだ葉っぱだけだった
芳香のある大きな白い花が咲くオーニソガラム、
ということで楽しみにしていたのですが、


 咲きましたー!
オーニソガラム・アラビカム


夜になると、花を閉じて、チューリップのようです。

日が高くなると、ぱっと開いて目にさわやかです。

すすしげな芳香ということで香りをかいでみたら、
ちょっと柑橘系のような、やわらかな甘い香りです。
  
夜くるまを降りたときに匂っていたのは、この花だったんだ。

白い花に、黒い宝石のようなアクセントが素敵です。

こぼれ種で育つネモフィラも、
白花に紫のアクセントが、かわいい花です。

  
乾燥に強いので、軽石を敷いたところに芽を出して、
次々に花を咲かせてくれます。




去年は咲かなかったボタンが、今年は、
一輪だけ白い大きな花が咲ききました。
   
畑にいく途中に咲く、お向かいの庭のシャクヤク。


今年最後の、なごりのタンポポです。


夏はすぐそこまで来ています。

  
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可憐な岩千鳥と雪の下の花/山野草5

2007-05-21 07:39:58 | 花/美しいもの
花木センターの山野草展で、あこがれの岩千鳥をゲット。
はじめてあったその日から、わたしの心をとりこにした岩千鳥、

可憐な花で、いつまでも見てていたい気分。


ひとつひとつの花は、小さなピンクの天使のよう。


見てるだけで、胸がどきどきするくらいかわいい。


接写で撮ると、奴さんのようでもあり、
帽子をかぶった赤ちゃんのようでもあり・・・。

  

超人気の山野草、岩千鳥(イワチドリ)
ラン科ヒナラン属で、岩場に生える小型の野生ラン。
いろんな種類の花があるそうですが、
育て方は、ウチョウランと似てるそうですから、
けっこう気難しいのかも知れません。

  



  
この花に出会いたくて、山歩きをする人がいるのが、分かります。
せっかくわが家に来てくれたのですか、大事に育てたいですね。

雪の下(ユキノシタ)の花も咲きました。
大文字草に似ているうつくしい花。






どうして、こんなきれいな髪飾りをつけてるんだろうと・・・・
自然の造形って、ほんと不思議ですね。


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スイートマルベリーは桑の実!?/「ひな野」と「一番亭」

2007-05-20 22:30:17 | おいしいもの/食について

夏野菜の苗を買いに行ったとき、サミゾ園芸店で
桑の実にそっくりだけど、数倍おおきな実をつけた木を見つけた。

名前を見ると、「スイートマルベリー」。
マルベリーは、「桑の実」だから「甘い桑の実」。
とってもおいしそうで味見したい誘惑にかられた。
気になってやっぱり連れて帰ってきた(笑)。





・中国原産の桑科の植物
・黒くなれば甘く食べごろ
・ジャムに加工できる
・実にはアシトニアシンが含まれている
・夏の水切れに弱い
・樹形はコンパクトに剪定する
・冬の潅水は減らす
・外でも越冬する

真っ黒になってポトンと落ちたら食べごろということで、
落ちるのを待って食べてみた。
桑の実より、甘くておいしい。

  

実がいっぱいとれたら、ジャムにしたいと思っている。
その日を夢見て、せっせと水遣りをしてるけど、
落ちた実は、先にアリさんたちに食べられています(笑)。



里芋と金時生姜と一緒に買ってきた処分品の球根。
グラジオラスもカンナもダリアもよりどり一袋100円です。

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話は変わりますが、
『む・しの音通信』60号を、ホームページにアップしました。

★みどりのwebページ★

力作ぞろいなので、新聞記事を含めて全文をアップしました。
◆◆No.60(2007年5月9日発行)    

通信の発送も、原稿も終わって、ほっと一息。
先日関に買い物に行ったとき、おなかが空いていたので、
はじめてのラーメン屋さんに入りました。

★熱烈タンタン麺 一番亭(関南店)★


チェーン店のようなので、どんな味か思ったのですが、
タンタン麺の大盛りとしょうゆ麺を頼んだら、

タマゴ麺に腰があり、どちらもけっこうおいしくて、
また近くに来たら食べたい、と思えるお店でした。

で、今日は、岐阜市のハートフルスクエアGで
『生き延びるための思想』(上野千鶴子著)。
読書会の後は、いつもの「ひな野」でバイキングランチでした。

 「ひな野」(アクティブG)

お店の入り口がちょっとおしゃれになっていて、

日曜日だからか、料理の種類もいつもより多くて、
たべているうちにも、次々に違うおかずが出てきて、
少しずついろんな味が楽しめて飽きません。


webで調べてみたら、「ひな野」と「一番亭」は、
なんと姉妹店だったのです。


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スクナカボチャの種まき&夏野菜も元気に育ってます/定番から珍野菜までいろいろ。

2007-05-19 16:06:49 | 有機農業/野菜&ハーブ
今年も夏野菜の担当はともちゃん。

裁判や議会でめちゃ忙しいのに、合間にトラクターで畑を起こして、
場所をつくり、準備万端ととのったのが連休直前。
苗屋さんに夏野菜の苗を探しに行くのがうれしそう。



わたしもついていって、お花に気を取られているうちに、
どっさり買い込んできたみたいです。
昔、といっても15年ほど前までは、有機農業の専業農家だったのですが、
もう売る野菜は作ってないので、二人では食べきれないのですが、
ついあれもこれもと作りたくなってしまう気持ちは分かります(笑)。


手前の小トンネルのなかはスイカ。


雨よけ栽培のトマトたち。


山科ナス


オレンジ・チェリー(食用ほうずき・ホタルのたまご)

それでもまだ場所が余っているので、
連休中に可児・花木センターに行って買足しました(笑)。
   
畑を見て、こんなにつくってどーするの、と思う人もいるかもしれませんが、
仕事が一区切りのわたしも、スクナカボチャとウリの種をまき、、
サトイモ3種と金時生姜を植えました。

スクナカボチャは、岐阜県飛騨市特産の灰色の長いかぼちゃです。
食味は最高で、えっこれがカボチャなの、と思うくらいおいしいのです。
苗が入手できないので、昨年「純正品」を買って種を取りました。
バナナウリと落ちウリも一番おいしいものから種を取りました。

ホットキャップに蒔いたすくなかぼちゃと、バナナウリと落ちウリ。


里芋と生姜は作らないつもりだったのですが、
バローホームセンターに行ったら、時期が遅れているので、
処分品でどれでも100円。
石川早生里芋、白芽大吉、金時生姜も、
もとの定価はけっこう高いので、飛びつきました。
  

ともちゃんが植えてくれないかなぁ、と期待していたのですが、
「場所は作ってあげたから、自分で植えて」といわれて、
すぐ見に行けるように、家からいちばん近いところにしました。


畝が残ったので、下仁田ねぎと赤ねぎの苗も植えました。
同じ畝の、左はネギ、右は生姜です。
    

里芋も30センチおきに植え込んで、

乾燥しないようにモミガラをかけて、はい出来上がりです。


秋には、おいしい里芋と金時生姜が収穫できるはずです。

おまけの、コリァナンダ??
 

コリアンダーの花です。


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「スミレ王国」日本/ミヤマスミレとタチツボスミレ・・・

2007-05-18 20:36:32 | 花/美しいもの
スミレの花が好きなので、
変わった品種を見つけると、つい買ってしまいます。

先日も、美山の「ふれあいバザール」に、
美味しいお蕎麦目当てで行ったとき、
 順番を待っている間に、
お店の入り口に変わった品種のスミレがあったので、
そばを食べる前に籠にいれてキープしました。

名前が書いてあったのですが、控えてくるのを忘れたので、
とりあえず、スミレ4種が仲間入りです。


ふつうのスミレは日当たりに、涼しいところに咲くスミレは、
夏を快適にすごせるように、山アジサイの近くに植えました。


  

  

去年買った大島チドリにはかわいい花がさきました。


  

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スミレの品種はたくさんあって、なかなか名前が覚えられないのですが、
昨日の岐阜新聞に小野木三郎さんのエッセイが載りました。
小野木さんは、自然保護関係で連れ合いの古くからの友人です。
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「スミレ王国」日本
無茎類と有茎類に大別
白山の自然 緑の回廊を歩く


 ミヤマスミレが、人里を離れた深山の分布であるのに対し、全国各地のどこにでも広く分布している普通種がタチツボスミレです。スミレの仲間は、無茎類と有茎類とに大きく二分され、見分けに役立ちます。ミヤマスミレのように花や葉が根際から出る根生葉ばかりか、地上葉を伸ばし、これから分岐して茎葉が着いたり花茎が伸びるので、有茎類のスミレです。山野でスミレ類に出会ったら、まずこの点を見分けることが、スミレ学に顔を突っ込んだものの基本観察術です。
 スミレ、ノジスミレ、シハイスミレなどは無茎類、タチツボスミレ、ニョイスミレ、オオタチツボスミレなどは有茎類です。欧米の植物学者が日本を訪れ山野を歩くと、2~3キロメートルも山道を歩くだけで、5~6種どころか10種近いスミレ類に会えるのですから、目をむいて驚嘆します。スミレ王国の本領が発揮できますから、案内役としても満悦至極というところです。その上に、白山などの高山に登ると、オオバキスミレ(高山型はミヤマキスミレ)やキバナノコマツメなどの黄色い花が咲くスミレ類も登場してきます。キバナノコマツメは、欧米でも、北方寒冷地に共通して分布するものですから、自慢の種が増えるというものです。
 タチツボスミレは、日本でもっとも普通に見られる個体数も多いスミレの代表格です。全国各地、しかも海岸近くの低地から、田園地帯、里山から亜高山帯ニまでと、垂直的にも分布が広いものです。それだけに地方ごとに変異に富んでいます。一種の生物であるヒトが地球上のいたるところに広く生活し、その顔立ちや体つきが変異に富んでいるようなものです。
 体全体に毛のあるものは、ケタチツボスミレ、西日本に多いコタチツボスミレなどの変異のほかに、白花や緑花などの品種が20品種ほど記載されています。タチツボスミレを入門種として、スミレ学に取り組むことは、老化防止の知的遊びにもなります。
(小野木三郎 乗鞍と飛騨の自然を考える会副会長)
(岐阜新聞 2007.5.17)
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記事を参考に見てみたら、わがやには有茎類のスミレが多いみたいです。
ニオイスミレは、無茎類でした。
スミレの仲間の、パンジーやビオラは有茎類かな。
  
一株だけ、こんな濃い紫のビオラがありました。

「ふれあいバザール」には、日本スズランもありました。
  
左が新しく買ってきた日本スズラン。右が去年植えたもの。



植えたスミレの横には、まだ植えてない山野草の苗。
左がサギソウ、真ん中がイワカラクサです。
スミレも好きだけど、山野草も大好きなみどりでした。


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ナスタチウムとシバザクラの苗を植えました/『む・しの音通信』60号のつづき

2007-05-17 20:13:40 | 「市民派議員塾」「M&T企画 選挙講座」
ナスタチウムとシバザクラをやっと植えられます。
まずは、植える場所づくり。
勝手に生えているワイルドフラワーを残して、
雑草とはいえ結構かわいい花もあったのですが、
この際ですから、えいやぁと抜きました。


「モモイロヒルザキツキミソウ」は、きれいな花が咲き始めていたので
それとわかり、いのちびろい。
  
コーンフラワーとカモマイル、ビオラは残して、
あとはきれいさっぱり。

処分品のナスタチウムとシバザクラは、
ナスタチウムが11ポットで300円。
シバザクラは、72個(36株いり2ケース)で1960円。
数えてみたら、どちらも一株30円以下です。

  

冬に植えたパンジーたちの花ももう終わりなので、
ナスタチウムと芝桜に植え替えました。




それでも苗がたくさんあるので、どこに植えようかと考えて、
土を入れて場所づくり。




空き地に草が生えてるとしか見えなかったのですが、
なんとか花壇らしくなりました。
ちなみに、カモマイルの咲いているところが、通路なのです。

空き地のカモマイルに応援クリックを
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ここからは、
『む・しの音通信』60号の統一自治体選挙特集のつづきです。
今月号は16ページだてなので、
前半の4人分の記事をお届けします。

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統一選特集~私の市民型選挙
「選挙はいつも初めて!」
     京都府木津川市・呉羽まゆみ


 4年前の町議選。出版されたばかりの『市民派議員になるための本』(寺町みどり/学陽書房)を片手に、仲間たちと広げた試行錯誤の手づくり選挙。ボランティア選挙で勝ち取った2位。たくさんの支持にうれしさよりも重責を感じ、選挙参謀がそのまま議員活動も支えてくれていた。
2年前の町長交代により、とつじょ起こった市町村合併問題。私は、住民不在の進め方にずっと異議を唱えていた。その後、昨年3月に「合併の賛否を問う住民投票条例」制定を求める直接請求運動、そして議会での条例案否決。市民運動として大きく広がっただけに、無念さ・憤りもひとしお。「しょせん少しまともな議員がいたって、議会はすぐには変わりはしない」。そんな声も仲間からではじめた。議員では変わらない。多数派をとらないと変えられない。首長を出さないと・・・。ぐるぐると同じところで話は回っていた。
やはりここで決断しないと、と仲間の前で議員選挙への思いを語り、よしやるぞ!と、一緒にやろうと意思を示した人とはじめたリーフレットづくり。集まって智恵をだしあい、私たちの思いを形にしていく作業。ああでもない、写真はこっち。12月、毎週水曜日の午後集まることも確定した。その間、「住民監査請求」もした。
議員選挙への疑問を口にしていた仲間は、まちの問題点を広く住民に伝えることが選挙活動につながると言い、一緒に庁舎建設計画の疑問点をニュースにして合併する他の2町にも手配りで配布した。また、市長候補の擁立も最後まであきらめないで運動すべきとも言い、住民投票否決の後に誕生した市民派首長を招いての講演会も実施した。
2月26日が、私たちの選挙の本当のスタート。リーフレットを手配りし、選挙ハガキを仲間から仲間へと広げ、つなげる選挙。議員選挙への疑問を口にしていた仲間とは、距離をとった。
今回は選挙講座で教えてもらっていた「選挙ハガキ(の宛名書き)」を手から手とつなげ、広げるための手法を活用をしようと決めていたから、用意したハガキは5000枚。市議選では、町議の2倍以上、2000枚のハガキを出すことができる。第1次のハガキの締め切り日は、3月20日。まだまだ、枚数には届かない。2次の締め切りを3月30日に設定し、さらにハガキを広げることにした。同時にこのあたりから、宛名が重複しているものを分けていく作業を自宅で行っていた。3度目の締め切りは告示日直前。重複ハガキを一枚にすると、出来上がったハガキは1300枚を超えていた。なんと、手から手へとつないでくれたハガキ、「私も推薦します」と名前を書いてくれた方は、100人をはるかに超えていた。でも、スタートの遅れがひびき、1200枚のハガキが今も残る。
そして、迎えた告示日。20歳になったばかりの息子と二人で立候補届け。ポスター貼りは、200箇所を超える掲示場を、仲間が10班24人で分担してくれて、掲示番号が決まるのをマンション前でまっていてくれた。黄色いスカーフを巻いた人、黄色いTシャツを着た人、そろいのジャンパーは持たないけれど、それぞれの個性が奏でる私の仲間。これから始まる7日間を前に、思わず目頭が熱くなった。
「選挙カーはリズム」。2日目の早朝から来てくれたみどりさんの適切なアドバイス。同乗者のマイク原稿・マイクの持ち方・車の止め方もばっちりアドバイスしてもらい、同乗者から同乗者へとつなげてくれた。
朝7時から駅前で、住宅地を辻立ち演説で、仲間たちとの練り歩きの訴えで、夜の駅での黄色い傘片手に仲間との2時間の訴えと、選挙カーを複合的に使いながらの7日間の選挙。事務担当、ハガキ担当、会計担当、電話担当と事務を分担しつつも、候補者くれはまゆみの思いを尊重してくれる仲間たちとの2度目の選挙は、告示日までの準備の大切さを痛感した選挙だった。選挙費用10万円ちょっと。
 1位当選は、仲間の勝利!

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「手探り選挙を終えて」
兵庫県伊丹市:あいざき佐和子


 まったくの素人、「地盤・カバン・看板なし」で臨んだ伊丹市議会議員選挙。試行錯誤しながら手探りで進めた活動でした。
 子育てを通して社会全体が「変わらなければ」と強く感じ、立候補を決意したのが33歳の冬。選挙まで4ヶ月でした。
 まずは、自分が本当にしたいことを熟考して政策をまとめ、それをもとにリーフレットを作成しました。
1月末に仕事を退職し、2月から本格的に活動を開始。4月の選挙まで約2ヶ月半の勝負です。この期間はスケジュールを「朝→駅で演説、午前中→事務処理・個々面接、午後→スーパーマーケットで演説、夜→駅で演説」と決め、活動を進めました。
 朝夕の駅の演説については、若手の女性が1人でメガホンを抱えて現れ、必死で話すというスタイルが珍しかったらしく、相当目立ったようです。夕方に関しては、活動をしている人が少なく、さらに注目が集まるという状態でした。
 昼間のスーパーは、駅以上に注目の的でした。今まで伊丹市ではスーパーで演説をする人がおらず、最初は不思議そうな顔をされるだけ。私自身もかなり勇気を振り絞っての活動でしたが、「1人で偉いね」「応援するよ」と声をかけてもらえるようになりました。 
 1人で始めた活動の数々に、始めこそ反応が薄かったものの、徐々に「がんばれ」「若い世代に期待する」との応援・励ましの声や、手伝ってくれる方も増えてきて、心からの感謝を感じながらの約2ヶ月半でした。
想像以上に時間がかかったのが事務作業で、はんざつな作業を試行錯誤しながらほぼ1人で進めたため、かなりの時間を要しました。
そしていよいよ選挙戦がスタート。平日は、朝夕は駅で演説、昼は選挙カーで回りながらスーパーやマンション前でスポット演説をしました。土・日は、人が多い駅前やスーパーを中心に演説を繰り返し、最終日は地元を練り歩きました。
 選挙期間中、マイクを持ったのはほとんど候補者の私。可能な限り自分の声で訴えたくて、演説はもちろん選挙カーからのアナウンスも自分でやりました。「私が候補者の○○です」との言葉に、道行く人も足を止めてこちらを見るなど、反応は上々だったように思います。
 テコ入れしたのは、街頭演説での話し方。より親しみやすく、かつ熱く訴えかけられるよう地元の言葉(関西弁)も取り入れながらゆっくり力強く話すよう心がけました。
 試行錯誤しながら怒濤のような7日間を終え、結果は35人中18位(定数28人)で当選することができました。
応援してくださった方、手伝ってくださった方、すべての方々に感謝の気持ちでいっぱいです。当選後、「期待しているよ」という声を、本当に沢山いただいています。それだけ皆さんの期待を背負っているのだと実感するこの頃です。
初心を忘れず、身近な議員として市民の声を届け、願いを実現させよう、議会や行政を身近なものにしようと決意しています。
活動はこれからが本番。全力で取り組みます!

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ギョウザのおいしさに当選を実感
      東京都江東区・前田かおる


 今回の江東区議選は、定数44人立候補者55人のうち新人が22人、有権者数も3万人増えて35万人へという変化の大きい環境の中で行われました。
 私は2回目の挑戦で、議会改革・政務調査費問題を中心に訴えて、3,083票(前回から1,516票増)で24位初当選を果たしました。そして、4期目をめざして5位当選した、同じく「無所属市民派」の中村まさ子さんとで、ダブル当選をかちとることができました。
 当選が確定したら候補者本人として劇的に泣いたりするのだろうかと予想していたのですが、支援者は感極まってボロボロと涙を流しているのに私本人は実際は淡々としたもので、「自分はとてもさめた人間なのだろうか?」と内心ひそかに考え込んだりしていました。   
 当選3日後に、4年間をずっと見守ってくれていた餃子屋で炒飯と餃子を一人で食べたら無性においしく、「ああ自分はこの4年間、『また落ちるのでは』といつも不安を抱えながらここでいつも暗くギョウザを食べていたんだ、やっとギョウザが普通においしく食べられるようになった」と、この時しみじみ当選の喜びをかみしめました。当選が確定して大きなうれしさが突然来たと言うよりは、重石のようにずっとあった再度の落選への恐怖がようやく取り除かれてホッとした、というのが今の正直な気持ちです。
 当選が決まってから、「今回の勝因は何か?」と何回も聞かれました。けれども結局、「決定打」は特にはないのだと思います。ただ前回と違ったことは、私自身が色々な人の話を聞いて、人と話すことを楽しく思えるようになったことと、4年間の活動の積み重ねだと思います。知らない人と話すのにどこか抵抗感があった4年前の選挙は、やはり自分自身の中で議会を目指す気持ちや熱意が不足していたのだと思います。前回の敗因が自分自身にあるということを、長い時間をかけてですけれども自分の中で受けとめられるようになったことが、あえて言えば、今回の勝利につながったのではないかと思っています。
 また、前回落選した18人の中で再度挑戦したのは私を含め7人で、うち5人(私以外の4人は元職)が今回当選しました。1回であきらめず続けて出たからこそ応援してくれた人も必ずいたことと思います。
 一方で、通信にしても演説にしても、数を多くということは大切だけど、重要なのは数だけではない、ということを強く感じました。  
江東区では朝の駅立ちが今回かなり過熱気味になり、あいさつは朝6時から、場所取りは5時前からという状況が普通にありました。しかし私と同じ駅で、朝早くから駅立ちしても名前の連呼しかしていなかった保守系の人たちはみな落選しました。また自分自身を考えても、今から1年前の街頭演説は、「選挙講座」で指摘された通り、身が入っていなかった、他人事のような演説であったと感じています。とにかく人前に出る機会を増やせばよいというものではない、目の前の一人ひとりに向かって、どれだけ本気で政策と姿勢を訴えるかが大切なのだとつくづく思いました。
 今回の選挙での私の目標は、当選はもちろんですけれども「イライラ・クヨクヨしないこと、体調を崩さないこと」でした。残念ながら選挙期間直前にカゼをひいてしまったことをはじめ、反省点は多々あるのですが、「候補者に笑顔が足りない」と言われた前回に比べて、みんなと楽しく動きまわり、当落が判明する以前に「この選挙をやって良かった!」と思えたことが、今回の一番の成果だったと思っています。
 仲間と一緒に山あり谷ありで過ごしてきた4年間、あきらめずにとにかく走り続けてきたことを、今は心から喜びたい気持ちでいっぱいです。

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シンプル・イズ・ベスト
     福井県敦賀市・今大地はるみ


 「今大地はるみ選挙事務所」がそれらしく体裁を整えたのは、4月13日の真夜中。雨の中、夫とその友人たち4人が、前回も使っていた看板にせっせと色をぬりなおしていた。
おでん屋の屋根の上に、やっと看板がのせられ、事務所が完成。選挙カーにも看板を取り付け、ブルーシートをかけて土曜日には、警察に届ける手はずも整えた。
 運転手もやっと確保、土曜日を除いてほとんどが女性ドライバーになった。しかも選挙カーの運転は初めてという人ばかり。
「M&T企画/選挙講座」に「スタッフがいないという問題」を抱えて参加していた通り、4月に入ってもスタッフはほんとうに集まらなかった。
最終的に、総合レジャー施設の反対運動と、選挙直前に持ち込まれたルーマニアの22歳の女性を母国に帰す運動のメンバーが、マイクや運転を引き受けてくれた。
 4月15日、届出を終えて最初の演説を事務所の前で始めた横では、選挙カーの看板の塗り直しが始まっていた・・・。10時前にようやく出発、初日はスタンスに重点を置いた短めの演説で、中心街や住宅地をまわった。まだ演説を聞きに外へ出てくれる人もあまりいなかったので、94回を達成。
2日目には、みどりさんと知正さんがアドバイスにきてくださって、マイクさんもぐっと上達。これなら500回いけるかもと思っていたが、3日目ぐらいから、表にでてきて聞いてくれる方が増え、演説よりも握手や話す時間のほうが多くなってきた。
 ヘトヘトになり、事務所近くまでやっとたどり着いた最終日の午後7時50分、近所の方たちが表で待っていたので、車をおり、握手しながら事務所まで歩き、最後の演説をした。
結局500回には到達しなかったが、453回を記録、地域や日毎に内容を変えた演説ができ、大満足の選挙だった。
ところで選挙期間中に、わたしの選挙事務所に出入りした人の数は、20人ほど。そのうち、みどりさん・知正さんを含め、敦賀市外からの人は9人。
シンボルカラーののぼりもなければ、事務所内に檄文も貼ってない。おでんやのカウンターにベニヤを貼っただけの質素な事務所には、息子の書道の作品と、来ていただいた人にメッセージを書いてもらう大きな紙が貼ってあるだけ。
入り口の引き戸にはひときわ目立つ大きな字で、「公選法の定めにより~」のお願い文。(内緒だけど、届けられた立派な檄文の裏を利用しました!) 
「事務所に顔を出せないけれど応援してるからがんばって」という匿名の電話もたくさんいただいた。
滋賀の長浜市から来てくれた友人は、留守番の夫と二人、事務所で数時間過ごし、「はるみさんの事務所は、日本で一番さびしい選挙事務所ですね」といってかえっていったそうである。
選挙事務所に人はいなくても、ぎりぎりの人数のスタッフで、お金をかけない選挙をして、前回より360票増やし、1,485票8位で当選できた。
当選後、スタッフのひとりからメールが届いた。
「議員活動への評価を問うことのみでの真っ向勝負、そして大勝利です。これはほんとうに、誇れることです。これからの4年間もはるみさんらしく、活動してもらいたいです。もちろん、身体に気をつけてもらいながら、ですが。それにしても、他の候補者が事務所に来たら、ショックで立ち直れないかもしれないほど、シンプルな選挙でした」。
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通信の連載は、これでおしまい。
全文をホームページにアップしました。
ではまた。

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 明日もまた見に来てね
 

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