みどりの一期一会

当事者の経験と情報を伝えあい、あらたなコミュニケーションツールとしての可能性を模索したい。

ナンジャモンジャはヒトツバタゴ。ユリノキの花も咲いてた。

2007-05-17 00:15:34 | 花/美しいもの
金公園のナンジャモンジャもきれいだったのですが、
先週、NHKで「ヒトツバタゴが愛知県で満開」といっていたので、
ヒマを見つけて、岐阜大学のナンジャモンジャを見に行きました。

岐大と伊自良に行くことにして、いざ出発。
岐大前のとおりは真っ白なナンジャモンジャ並木がつづいています。

ナンジャモンジャは今日がいちばんきれい、
と、十六銀行の行員さんが教えてくれました。
  

ちょうどいい時に来た、とデジカメでパチパチとりました。



  
ほんと雪をかぶったように、まっしろです


木の名前がわからないので「ナンジャ」「モンジャ」になったとか。
正式名称は、「ヒトツバタゴ」(モクセイ科) といいます。
岐阜県の東濃と対馬だけに自生する落葉高木です。

  
岐大のナンジャモンジャは花の中心が赤いのが特徴です。

ナンジャモンジャのとなりに、ユリノキを見つけました。


チューリップのような花をいっぱいつけています。
ユリノキも大好きな木です。



我が家のユリノキはまだ咲いてないので、
去年のを紹介します。

今年もユリノキが咲きました(2006.5.22)


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ナンジャモンジャとユリノキの花を見て大満足。
帰りに伊自良にも寄りました。
山県市役所伊自良支所のナンジャモンジャは、
大雪で高い枝が折れてしまって、樹形が悪くなったそうですが、
それでも、とても美しい木です。


今まで見た中で、いちばん、木全体がまっしろです。


花は中心まで白くて、枝が黄緑なので、
ほんのり、緑かがって見えます。


この日は、わが家のナンジャモンジャはまだ花が咲いていなかったのですが、
昨日、ともちゃんが、ナンジャモンジャがさいてるよと教えてくれました。

どれどれと見に行くと、

オーーっ、咲いていました。
感動です。



まだ木はちいさいのですが、清楚な白い花が、
なぜかみんな下向きに、恥ずかしそうに咲いています。

  

枝が細いから、花が重いのでしょうか?
ひくいところに咲いているので、とてもきれいです。



木に絡みついた草をどけてやったら、淡竹(はちく)が生えていました。
周りを見るとあちこちから出ています。


ということで、今日は初物の淡竹をいただきました。
淡竹は、他のたけのこよりあくが少ないので、
あく抜きしなくても、そのまま湯でて食べられます。

  

淡竹とわかめの炊き合わせと、淡竹のお刺身です。
たくさん食べるとかゆくなるのですが、甘くておいしいです。


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ウリの種まき準備&統一選前半戦/『む・しの音通信』60号

2007-05-16 09:15:52 | 「市民派議員塾」「M&T企画 選挙講座」
『くらしと教育をつなぐWe』という雑誌のインタビューをうけたので、
ここ数日、そのゲラの直しと、ある集まりの記録作成をしていました。
選挙でメッセージを届けるのもむずしいけれど、
書くということも、また違うむずかしさがありますね。

といいながら、毎日、飽きずにブログを書いているみどりてす。

デスクワークも一段落なので、今日は去年種を取ったスクナカボチャと
バナナウリ、オチウリの種をまく予定。
遅くなって適期をはずしてしまったけど、
昨年食べておいしかったウリが今年も食べられると思うとうれしい。
昨日のうちにともちゃんが、場所を作ってくれました。

バナナウリ、オチウリ、銀泉うり、直まきウリ取れました(2006.8.17)


十六ささげと「けごんの滝(三尺ささげ)」の種も
半日、ぬるま湯につけて蒔きます。

「処分品」で買ってきた、ナスタチウムとシバザクラも植える予定。
 
ナスタチウムは、長良園芸で1ケース300円。
花が終わりかけの250円の大苗ばかりだからメチャお買い得。
苗が老化していたので、ポリ鉢に土を足して養生中。
芝桜は、やはり花が終わった苗が平和堂の花屋さんで1ケース980円。
残っていた2ケースを買い占めてきました。
来年の春に、芝桜のじゅうたんを夢見ながら・・・。

今日は五月晴れ。日光過敏のわたしとしては、
朝のうちに完全防備で植えたいので、
のんびりブログを書いてる場合じゃないのです。

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ということで、昨日の『む・しの音通信』60号のつづき、
前半戦の東京都知事選と愛媛県議選です。

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【県議会議員選挙】
街頭演説で選挙を闘う   「む・しネット」の選挙講座を受けて
                         愛媛県松山市・阿部悦子


選挙直前になって、迷いながら参加した「む・しネット」の選挙講座、たくさんの学びがあり、実践に役立てさせてもらった。
 私は1995年、今治選挙区で140票差での落選を経験してから、自分が候補者としては4回目、市議と町議の事務局をあずかっての選挙を入れると、10回以上の選挙をやってきた。もう充分分かっているつもりもあった。
 しかし、厳しくまた明快な講座での学習は、新しい発想やアイデァを学ばせてくださった。そのひとつが、「街頭演説1日50回、1回1票獲得作戦」であった。今まで、演説をしてきたものの、そのような具体的な目標を立てていたわけではなく、したがってその内容や時間、回数についても、位置づけが甘かったのだと反省した。
 県議選は9日間。松山・上浮穴選挙区といっても、北は瀬戸内海に小さな6つの有人島がありここは広島県との県境、南は高い山の中で高知県との県境である。ここを選挙カーで走りながら、3分間演説といえども1日50回は、相当に難しかった。
 しかし、記録によると9日間で368回、少ない日でも30回、多い日は60回の演説をすることができた。目標の450回には届かなかったが、1日中選挙カーに乗って演説する毎日は、とても充実していたと感じる。多くの市民に直接会い、初めての出会いを重ねながら、人々から返される政治への期待や思いを、また不信感や無関心も含めて受け止めたことは、今後の議会活動に生かすことができると実感する。
 夕方、暗くなった住宅街で遠くの家から出て聞いてくれた60歳くらいの女性に走りよって「ありがとうございます」と手を握ると「ありがとうございます。よろしくお願いします」と握り返された手のぬくもり。彼女は顔をグショグショにして泣いておられた。お辛い日々を送っている方だったのだろうか。
人気もまばらなある農協前で、演説が終わったとき、農家の方らしき男性が、「よし! あんたしかおらん。入れるけんナ」と言って下さった。高いマンションの前で演説を終えたとき、走り出てきた男性が1輪のチューリップを差し出してくださって、「私が育てている花を今折ってきました。応援しますよ」と言って下さったのも60歳くらいの男性だった。
 そんな出会いを重ねながら、選挙カーと後続車に乗ってくれた仲間たちも、一緒に多くのことを学び感じてくださった。これもうれしいことであった。
いま、6月議会を前に、この選挙で市民派の私に託された多くの人たちの思いをどのように生かしていけばいいのかと考える毎日である。市民運動、住民運動に支えられた今回の選挙、これからもこれらのネットワークを広げ深めながら議会活動をつづけていこうと思う。
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【東京都知事選にかかわって】
みどりさんへの手紙            
                       東京都・荒川ユリ子


私が選挙に関わり始めたのは、20年ほど前に現都議である福士敬子さんの応援をしてからですが、今回ほどあきらめと希望が交互に連なり、最後が新たな希望で終わった選挙は初めてです。
いったんはだめかなと思っていた浅野史郎さん擁立への、みどりさんたちの働きかけについては、本当に感謝しています。あるMLに、「わたしは、浅野さんの擁立を、ぎりぎりまであきらめません」と書かれたのを見て、とても勇気づけられました。待望の浅野さんの立候補ですから、私も「勝手連」として力のかぎり応援しました。しかし、実際には、動けば動くほど、せっかくの浅野さんを生かしきれていないという思いが強くなるばかりでした。
例えば、選挙事務所や確認団体「みんなの力」との意思疎通の難しさ、東京の人には知名度が低い浅野さんを広く知らせるために大きな影響力があるポスターが期待はずれのものだったこと、政党との関係の難しさ、なによりも負けを認識させられたのは、身近な人たちの「あなたに頼まれたら本当は応援したいけど、浅野さんにはインパクトがない。無理かな」という反応の多さでした。投票日まで、あと数日しかないという時に、こんなにも浅野さんのことが知られていないのでは、とても勝つ見込みがないと思いました。
私のクールな目は、「そんなに身体も仕事も犠牲にして無理してがんばったって、もう負けに決まっているのだから、止めたほうがいい」と言います。もう一つの私の心は「このまま、あきらめていいの? 教師をしているあなたの大事な友人たちが、病気になったり、辞めたりしている現実を見過ごしていいの? 子どもたちの未来が決まるような大事なこの時に、沈黙していていいの?」と言いました。99%のクールな目と1%のホットな心がせめぎあいをしていたのが、私の今回の選挙応援でした。
 人口が1200万もの東京で、初めての勝手連型の選挙を経験して、その大変さを垣間見ました。しかし、一方では、そのように人口が多い東京だからこそ、いろいろな分野で専門的な力を持った方もたくさんいましたし、区議や市議レベルでは選挙応援の経験のある方がたも少なくありませんでした。また、今回だけはどうしても手伝わなくてはといって、初めて選挙応援をされた方もたくさん出てきていたのです。惜しむらくは、このようなすごい市民の力をコーディネートする人や組織がなかったということです。もしそれがあったら、もっと接戦になれたのではないか、もしかしたら勝てたのではないかとさえ思います。
 また、今までの選挙応援とずいぶん違ったと思ったのは、メールやネット、ブログ、ケイタイの活躍でした。たくさんの人たちに、どんどん情報を流せるようになったこと、(発信することができるようになっただけでなく、受け取る側にメールやネットを使える方々がたくさんになったこと、それも双方向のやり取りができたこと)このようなツールを手に入れたことは、私たち市民にとって画期的なことだと思います。
選挙が終わった今、思うことはたくさんありますが、まずは浅野さんへの感謝の気持ちでいっぱいです。あきらめかけていた私たちに希望を投げかけてくれました。そして、浅野さんの選挙のことがなければ出会わなかったはずの多くの人たちと出会うきっかけを作ってくれました。選挙が終わったからすべて終わりというのではなく、今も今回の選挙の敗因を探り今後の市民活動をどのようにやっていくかというホットな議論をする集まりを、たくさんの参加者を得て開けるという事実が、これからへの希望を与えてくれます。これこそ浅野さんの選挙の何よりの成果だと思っています。
(『む・しの音通信』60号より)
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都知事選については、『世界』6月号に「何が石原3選を招いたのか」
「ネオリベラルな<石原的なもの>を超えて」と、



『中央公論』6月号に、浅野史郎さんの、
「都政の行く手が『暗黒』でなからんことを」が載っています。
「敗軍の将、都知事選を語る」ということですが、
浅野さんの発言には、もう少し言葉に配慮して、と思うところがあります。

当選した石原さんは「反省してます」と言って当選したことは忘れてしまって、
予想していたことだけど、一夜で、ごうまんな知事に逆戻り。

浅野さんに期待している都民は多いと思うんだけど・・・・。
興味のある方は、ぜひ買ってお読みください。


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母の日のプレゼント&『む・しの音通信』60号の統一選特集のつづき

2007-05-15 07:42:10 | 「市民派議員塾」「M&T企画 選挙講座」
日曜日は『母の日」でした。
コンピュターに詳しい友人がPC修理しにきてくれて、
別の友人が突然動かなくなったPCを持参。
わたしは、といえば、皆さんの話を横に、
10ページほどのインタビュー原稿のリライト。
ル・スリジェのシュークリームもあり、にぎやかな一日でした。
夕方、まどくんと二人から、とほくちゃんが
母の日のプレゼントを持ってきてくれました。

去年はガーデニング用の寄せ植だったのですが、
今年はかわいい盛り花です。

母の日のお花のアレンジ(2006.5.16)

お花を目の前においての仕事が忙しくして、
二日遅れでやっとアップできます。
ほくちゃん、まどくん、ありがとう!!



  

  


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ここからは、
『む・しの音通信』60号の統一選特集のパート2です。
4月の市町村議選で当選した4人の市民派議員の記事を紹介します。
どの記事も臨場感があり、読み応えのある選挙報告です。

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495回の演説に思いをこめて
     愛知県日進市・島村紀代美


 市議会議員になろうと決意してから約半年。いよいよ告示の日を迎えた。
出発式で、まちづくりへのわたしの思いに共感してくれた多くの仲間に見送られ、気持ちの高揚は最高潮だった。このままテンション高くいこう! 初日1回目の街頭演説に立った。スピーカーの音に違和感を感じる。
選挙カーの後ろを伴走してきたみどりさんと知正さんから、音量の調節、演説の立ち位置、また連呼の効果的な言い回し方など、1回ごとに細かいアドバイス。おかげで回数を重ねるごとに少しずつ良くなってきた感覚を持てた。
 2日目、3日目と進むうちに選挙カーにもチームとしての一体感が生まれてきた。「メッセージを届ける」という目的のもと、候補者・運転手・同乗者が力を合わせている躍動感が感じられる。時と場所、住んでいる人々の世代層などを考えながら演説を組み立て、それに対応して連呼の内容も変えていくといった連携がスムーズになってきた。
選挙はがきが多く届いているところを重点的に、しかも時間帯を変えて回ったせいか、「はがきを見せていただきましたよ」とわざわざ出て来てくださる方や、遠くから手を振ってくださる方も多かった。候補者を乗せていない車も多いので、「本人さんですか?」と驚かれもした。反応がよくて、とにかく車に乗りたい、話したいという、焦るような気持ちに駆られる毎日だった。
そして迎えた最終日の午後8時5分前。暗やみの中、最後の演説を終えたわたしに、マンションのベランダから何人もの人が同時に手を振ってくれた。あの感動はずっと忘れない。7日間、495回。1回ごとの演説にまちづくりへの思いのたけを込めた。
結果はトップ当選。事前の準備から、仲間とともに多くの時間と労力を注いだからこそ得られた結果だ。心をこめた演説、一体感のある選挙カーのチームの存在が、大きく影響したのは間違いない。  
わたしは演説で、有権者と約束をした。真価を問われる政策の実現に向け、これからしっかり取り組んでいきたい。

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結果も予想外    
     愛知県長久手町・小池みつ子
      
 
 告示後の5日間はあっという間だった。
予想外の一つ目。「今回はみんな、仕事や親の介護で忙しいので、細々とやることになるかも」との私の覚悟は杞憂におわった。ふたを開ければ40人ほどの人が入れ替わり立ち替わり、選挙カーや後続車についたり、事務所ではがきや地図の整理をしたり、自分の都合をつけての参加。それぞれの持ち場で動き、活気充分。前回と同様20代の若い人たちから70代の方々まで、もちろん私の年代前後の女性が多いが、老若男女、地域もさまざまな町民の方たちと今回も一緒に活動できた。
 二つ目は辻立ちで話をした時の反応。玄関からわざわざ聞きに出てこられたり、マンションのベランダで、聞いて声をかけて頂けた方など直接の反応が前回より目立って感じられた。
 そして三つ目は、結果について。
今回は候補者26人中(定数20)、新しい人が12人。「小池さんはぜったい大丈夫だから、今回は小池さんをサポートしてくれそうな新しい人を応援する」などという声も聞こえ、地盤もカンバンももちろんない私は、「どうなるか読めない」状況だった。選挙はがきの集まり具合も鈍く、1週間前でまだ半分だった。私も仲間もみな「とてもたいへんな状況」という認識をもって臨んだ。だから前回、前々回と同じくトップで当選という結果は、まったく予想もつかないことだった。何と票数も伸びていた。
 準備にかかったのは決して早くはなかったが、日頃出している議会報告通信や最近のリーフレット、ニュースをかなりの人が見てくださっていたことも、この結果に表れたのではと思う。リーフレット配りなどたくさんの人の関わりで、広げることができた。
 有権者数33,000人の町で、今回の投票率は47,25%と前回より低く、あいかわらず県内の自治体の中でも下から2番目だった。「身近な政治に関心を」ともっと訴えていけたらとの思いも残るが、今後の活動の課題の一つとしていきたい。
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選挙がくれた有権者との素敵な出会い
    愛知県武豊町・小寺きしこ


前回は無投票だったため、今回が2期目にして、はじめての選挙でした。「選挙直前講座」を受講して、ニュースやリーフレットを有権者に届け、選挙当日を迎えました。
 告示日は、届け出、ポスター貼り、出発式など、ちょっと特別な日。徹夜で考えた「連呼」と本人の街頭演説の違いがよくわからず、演説は15回でした。
2日目の朝、みどりさんと寺町さんが来てくださって、見かねたみどりさんに選挙カーに乗ってもらえたことで、選挙カーにリズムがでました。「連呼」原稿を、「導入→スタンス→政策」と基本的な連呼の構成に変え、書き言葉から話し言葉に書き換えていただきました。講座で学んだはずの「街頭演説」も演説になっておらず、寺町さんに励まされながらひとつずつ直していきました。アドバイスは「スタンスを伝え、政策を入れる。自分の思いを語る。連呼と本人の演説を区別するために、名前の前に『私』と入れる」など細部にわたりました。
さらに4日目の夜に、電話で相談してアドバイスをもらったことで、ラストに気合が入り、最終日は12時間乗りっぱなしで、目標の一日100回の演説を達成しました。
 車を止めて演説をするたびに、近くまで来てくださる方、窓から体をのり出して応援する方、学校帰りの子どもたち、とたくさんの方から「がんばって」とエールをもらって、5日間、がんばれた気がします。
 実は、ボランティアスタッフで選挙を支えてもらっているため、選挙のスタート時には、運転手さんもマイクさんも決まっていない日がありました。夜に帰宅してから支援者に電話をし、お願いしました。みなさんの協力があって、最終日は5交代16人が乗車してくれました。有権者のすごくいい反応に、ノリノリで・・、悔いなくできました。
5日間、楽しく過ごせたのは、スタッフのおかげです。私の車いすというハンディを支え、ニュースを持って、町の中をくまなく歩いてくれました。惜しみない行動にうれしくて涙がとまりませんでした。選挙を通じて、新たな出会いもありました。子どもからお年寄りまで、すべての町民に支えられている。必要とされていると実感しました。
結果は、トップと42票差の2位当選。
これまで、争いごとは嫌いと選挙から逃げていましたが、選挙は争いごとではなく、有権者とダイレクトにつながることのできる素敵な時間でした。
下記は、アドバイスをもらって作った私の最終日の街頭演説です。(演説では、「私」の部分を「わたし、小寺きしこ」と名前を入れました)。

「車いす議員の小寺きしこです。5日間、暖かいご支援をありがとうございました。この地で演説をするのは、今回が最後です。
私は、40歳。20歳で交通事故にあい、車いすの生活になりました。
車いすになった時、私は人生をあきらめました。20年前、私を救ってくれたのは、親でも友だちでもなく、障がいのある仲間でした。車いすの花嫁は、今、二人の子どもの母親です。
この4年、武豊町議会議員として、仕事をしてきました。私は、障がい者、高齢者、母親の気持ち、痛みのわかる議員として、次の4年も働きたいと思います。
昨日までの4日間で150回の演説をし、皆さんとお約束をしてきました。武豊町をやさしいまちにするために、さらに4年、私を議員として働かせてください。
皆さんの大切な1票を私、小寺きしこに託してください。」

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自慢できる1票
長野県下諏訪町 青木利子


 私は2年にわたり、「M&T企画/選挙講座」を受講してきた。連続講座を通して、1期目が無投票だったので「選挙をやって議員になりたい」と思っていた。
 町議選の告示日の朝、みどりさんと知正さんが来てくれて、市民型選挙をまったく知らないスタッフにマイクの使い方や選挙カーの回し方を直接アドバイスしてもらったので、スタッフに勢いがついた。この勢いが最後まで続き、仲間の結束へと固まった。
 今回はじめての参加で消極的だった仲間は、途中から積極的に動き、選挙カーに乗ってマイク係りをこなせるようなメンバーになった。本人も「はじめは腰が引けていたが、途中から夢中になってほんとうに面白かった」と言い、ムードメーカーになって活力源として活動してくれた。
 選挙がはじまって2日目、「選挙カーにポスターが貼ってあるのは違反だからすぐ取るように」という連絡が、選挙事務所にはいった。すぐ、みどりさんに連絡してアドバイスしてもらった。町選挙管理委員会に確認したら「選挙カーにポスターを貼るのは違反だ。ポスター掲示板以外には使ってはいけないから、即刻外すように」と言われた。その返事をすぐにともまささんに伝えたら、それは選管の間違いだから再度確認して、ということと同時に、「選挙期間中は選挙カーを止めてはいけない。すぐ、いままでどおり選挙カーを回して演説を続けるように」と注意された。
 その後、町選管の職員が間違いだとあやまりにきた。「選管の間違いによって私の選挙カーが30分にわたり停止したことは、選挙妨害にあたる。その責任を選管はどのように取るのか」という抗議に平謝りだった。この後、選管職員の態度がガラッと変わったのは言うまでもない。
 今回の選挙で一番の不安は「街頭演説」だった。「告示の前に演説の練習をして、本番までにマイクに慣れておくように」とアドバイスがあったので、雪の降る八島高原まで行って練習をしたが、とても大勢の人の心を動かせるような演説ではなかった。それでも回数を重ねることで、私の演説も2日目の午後あたりからよくなった。そして「青木さんの演説が聴きたいから○○の場所で○○頃やって欲しい」という電話もあった。
 最終日、スタッフの前で街頭演説したら、全員が拍手と涙を流して聞いてくれた。スタッフも私も本当に選挙をやってよかったという思いでいっぱいだった。他の候補者が地域を巻き込んだジバン・カンバン・カバンの地域選挙を展開した中で、1日50回を目標に掲げ、告示日から最後まで街頭演説主体の選挙を実践した。今回の選挙でスタッフの心が一つにしっかりとまとまることができた。
 最終日の朝、「今日は3分走って3分演説して100回の演説をします」と宣言した。運転手も守ってくれたので、結果1日74回の演説ができた。5日間の合計は274回となった。
 結果は13位(定数13人)で当選。最後の1秒で「当確」がテレビの画面に出たとき、みんなからものすごい歓声があがった。後々まで語り尽くすほどのハラハラドキドキの選挙だった。
 終わったあと、仲間から「昔ながらの地域選挙しか知らなかったが、今回のような新しい選挙をやってほんとうによかった。これからの選挙は政策と人柄で判断する選挙をしたい」という感想をもらった。また、「他の候補者の票は義理としがらみの1票だが、青木さんの1票は、青木さんをどうしても議会へ送り出したいという思いが込められた大事な1票。だから『わたしは青木さんに入れたよ』と堂々と言える」と自慢してくれた。
(『む・しの音通信』60号より転載)
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明日は、統一自治体選挙の前半戦、
愛媛の県議選と、東京都知事選の記事です。
おたのしみに。


コーンフラワー(ヤグルマギク)


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初めての意見陳述~福井「情報非公開取消訴訟」/『む・しの音通信』60号

2007-05-14 08:31:54 | 「ジェンダー図書排除」事件

2004年に初めてホームページを作ってweb初体験、
一昨年1月にはブログを開設して、毎日更新してきました。
はじめのうちはブログって何?って聞かれたものですが、
いまでは全国で800万人もの人がブログをやっているとか。
gooも一昨年は12万人だったのが、この2年で77万人に増えました。

で、ブログのほうはアクセスが多いのですが、
ホームページは更新もめんどう、アクセスも少ないということで、
通信を発行するときに更新するだけの存在になっていました。

とはいえ、
HP「みどりのwebページ」は、昨日1万アクセスを超えました。
「む・しの音通信」のバックナンバーなど、
情報量は多いので、おヒマなときに是非ごらんなってください。

福井「情報非公開取消訴訟」第一弁論の報告に、
次回の二回弁論期日は、6月27日(水) 午後4時半から と
決まりました」とお知らせしましたが、次回期日は、

●7月25日(水)午後1時半、福井地方裁判所 に変更になりました。 

夏休みに入っていますが、お近くの方はぜひ傍聴にお越しください。

以下は、『む・しの音通信』60号の福井関連の記事です。。
次号は、選定当事者のともまささんの解説付きで
「福井事件特集」にする予定です。

「福井県庁の常識は全国の非常識」原告の意見陳述(2007.4.28)

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「福井県男女共同参画審議会」音声記録非公開処分の取消を求めて提訴
            事務局・寺町みどり
 

 昨年11月2日に開催された「福井県男女共同参画審議会」の音声記録について、職員が録音しているのに、「情報公開条例の対象ではない」という理由で非公開(不存在)処分を受けた。とうてい容認できないので、上野さんと請求者で相談して原告13人で行政訴訟を起こすことにした。原告には「む・しネット」のメンバー8人も入っている。
 2月17日、福井地裁に訴状を提出。事件名は、「福井県男女共同参画審議会音声記録非公開処分取消請求事件」と長い。午後2時からは福井県民会館で、代表の上野千鶴子さん、選定当事者の知正さん、敦賀市議の今大地はるみさんと菅井純子さんと事務局のわたしの6人で記者会見をした。
 記者会見は、最初に事務局のわたしから、訴訟にいたる経過を説明。つぎに、意見書を提出した代表の上野さんが「本件訴訟の意義」を話した。
上野さんが話し始めたら、いっせいに記者が立ち上がりTVカメラが回る。今大地さんと菅井さんが、福井県に住む原告としての思いを語り、今回の訴訟の内容を、情報公開訴訟では最高裁で何度も勝訴している選定当事者の知正さんが「マスコミレクチャー」した。
 「各種会議の議事録が作成された場合に、行政機関がその正当性を立証し、住民が真偽あるいは間違いの有無を確認するためにも、録音の記録はきわめて重要。その音声記録が公開される意義はきわめて高いものです」。
訴状の立論構成は骨太の正攻法の力作で、水ももらさぬ万全なもの。
 電磁媒体の「音声記録」が公文書と認められれば、初めての司法判断となり、全国の電磁データの公開がすすむだろう。
(意見書・陳述書は次号掲載の予定)
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初めての意見陳述
      三重県桑名市・小川まみ
 

 4月25日、「福井県男女共同参画審議会」の音声記録非公開処分の取り消しを求める裁判の第一回弁論で、意見陳述をしに福井へ行ってきた。
私は、すでに3年前に三重県で会議の録音テープを情報公開請求で、かんたんに手に入れた経験がある。
三重県では簡単に手に入る録音テープが、何故、福井では公開されないのか全く理解できない。私は、ペーパーレスの時代に電磁的記録も公文書として公開するのは当たり前だと思う。
 そこで、5府県で「男女共同参画審議会」の議事録と電磁的記録を情報公開請求してみた。5府県とも開示だった。
 当日、意見陳述をするのは、私と菅井さんの二人。菅井さんは、「ジェンダー図書撤去」のあった生活学習館をよく利用する立場から、提訴にいたった経緯を陳述した。
私は、福井県の情報公開条例の運用がいかに恣意的であり、県庁が非公開体質であるかを陳述した。最後に「福井県庁の常識は全国の非常識」といって締めくくった。
 傍聴席には、福井県職員やマスコミなどが20名ほどいたことや、菅井さんが、先にスラスラと陳述したので、私の緊張感はどんどん増し、実際には5分もかかっていないのに、とても長く感じられた。
 裁判所の玄関ホールには、思わず写メールしたくなるほどの大きなステンドグラスもあった。撮影が禁止されているのがうらめしい。外で記念撮影しようとしたら、守衛さんが「敷地内での撮影も禁止」と注意しに飛んで来た。仕方ないので一歩踏み出し写真をとったが、数メートルの違いに
意味があるとは思えない。裁判所に入るところをマスコミがビデオ撮影した時は、一切注意はなかった。マスコミは撮影可能で、一般人は認めないというのも理解できない。
(『む・しの音通信』60号より転載)
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ツボサンゴ
  
ニワゼキショウ


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丁字草・翁草・ササユリ/山野草4

2007-05-13 12:49:27 | 花/美しいもの
今年も裏山が黄金色にかがやいています。
この時期の山々は、新緑や木の花が咲いていて
とってもうつくしいのです。



裏山の倉庫の上には、自生の藤の花が咲いています。
 
今年の花は色あざやかで大きい感じがします。

ベニシダレモミジの西にある藤の鉢にも花が咲きました。

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ベニシダレモミジの北側には、「丁字草(ちょうじそう)」の花が咲いています。
環境庁発行の『絶滅植物危惧図鑑(レッドデータブック)』で
絶滅危惧植物Ⅱ類に指定されている山野草ということで、
枯池に鹿沼土を入れて、大事にしていたら土が合っていたのか、
冬の間は消えていてたのですが、ちゃんと芽を出して
すずしげな青い花を咲かせてくれました。

 → 



丁字草(きょうちくとう科)



育て方は、土は湿り気がある程度に保つのがよい。
真夏の暑さと乾燥に弱いので、半日陰地で栽培する。
きょうちくとう科の有毒植物と言うことですが、
触ったくらいでは、害はないそうです(触ってしまった、ホッ)。



  



丁字草のお隣の翁草(オキナグサ)も昨年植えたのを忘れて、
今年も一鉢買って来たのですが、花を写すのを忘れてて、
文字通り「おじいさんのヒゲ」になっていました。
  
日本翁草(キンポウゲ科の多年草)
絶滅危惧植物Ⅱ類に指定されています。

昨年、谷汲で買ったササユリも、
芽を出して元気に葉を広げています。


花が咲くのに10年くらいかかると言われて、
去年は葉だけで花が咲かなかったのですが、
今年は咲いてくれるのか、楽しみです。


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燃えるような赤!血汐モミジと紅シダレモミジ/私の市民型選挙

2007-05-12 08:24:44 | 「市民派議員塾」「M&T企画 選挙講座」

ちょっとひんやりする朝。朝日に映えるモミジを写しました。

わが家のモミジは、血汐モミジと紅シダレモミジの2本、
どちらも春と秋の2回、紅葉します。

血汐モミジは、玄関前の庭にあります。
10年ほど前に、前の血汐モミジが突然枯れたので2代目。
けっこう大きく育ちました。




この血汐モミジ(ノムラモミジ)には、新芽が出たあとに花が咲き、
ヘリコプターのプロペラのような種がたくさんつきます。
  

  

このプロペラ付の種は、風に吹かれてあたり一面に飛んでいき、
ちゃんと小さな芽を出すすぐれものです。

前庭の紅シダレモミジは、樹齢ウン十年の古木。


何層にも重なる細い葉がとてもきれいです。

少しは感じがでているかな。
  

特に新芽のいまの時期が燃えるようで、
新緑の木々と青い空とのコントラストを楽しんでます。

  

ベニシダレモミジの北側のしたは、ほどよい涼しさと
適当な湿気があり、山野草が育つには好適地。
踊子草の花の中にいくつの鉢がほってあり、
翁草やセンノウ、丁字草、大文字草がなどが育ってます。

昨年植えた「丁字草」の花が咲いているので、また紹介しますね。


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とお花の話はここまで。
ここからはカタい記事なので、興味のある方はお読みください。
お花のランキングに戻ってきたので、けっこう記事に気を使います(笑)。


『む・しの音通信』60号を会員と読者に発送しました。
昨日か今日には届くはずです。
まずは1ページ目、統一選挙特集のまとめ。
執筆者は、みどりです。

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「わたしの市民型選挙」
             事務局・寺町みどり

 4月22日深夜、わたしは選挙報道を横目に見ながら、webであちこちのまちの選挙速報を見ていた。電話やメールで仲間から「当選」の報が続々届く。
今回の統一選は市民派女性にとって「逆風」といわれていたが、ふたを開けてみれば、「選挙講座」に出た人は「全員当選」といううれしい結果。これだけでみれば、勝率は10割だ。この結果は、偶然だろうか。わたしはそう思っていない、というか、そうでなければ、わざわざ高い参加費をもらって「選挙講座」をやっている意味がない(笑)。
わたしは候補者ではないけれど、「わたしの市民型選挙」、つまりわたし自身の今回の選挙の取り組みを考えてみた。
4年前の選挙後、それまでにかかわった選挙の「勝因と敗因」の分析から、当選に必要な要素を整理して「レーダーチャート」を作り、2年前から統一選にむけての「選挙講座」を企画した。1年目は「公選法」「議会/議員とは」「政策とは」などの基礎講座。2年目は、『政策作り』「メッセージの届け方」「選挙本番」などを基本に「チャート」を使ってのワークショップ形式での実践的な講座と工夫を凝らした。そんな中、仲間の選挙で、まさかの落選。公選法やメッセージの効果的な伝え方など、選挙のスキルが伝わっていないことを痛感した。
3月になり、浅野史郎さんが都知事選に立候補することになり、浅野さんの背中を押したわたしは、勝手連をつくり上京して応援した。
「浅野流」選挙は「市民型選挙」ともちがっていて、選対は宮城選挙の経験者で組んでいた。わたしは浅野さんの当選を願って動いたけれど、けっきょくわたしのノウハウもスキルも生かす場がなかった。選挙を近くで見ていて、デフレスパイラルに陥り、体勢を立て直せないことに忸怩たる思いを抱いていた。
落選の結果を見てあらためて思った。
「選挙には戦略と戦術が不可欠」「本番はさいしょが肝心」「根拠のない大丈夫は危ない」「思いの強さが人を動かす」。
ということで後半の市町議員選挙では、新人は初日、経験者でも二日目には応援に行った。わたしは今まで「選挙は候補者のもの」と思って、本番は見てかえるだけ、応援演説もしないし選挙カーにも乗らない主義だった。今回は気づいたことは率直にアドバイスし、選挙カーを回したことのないチームの車にも乗り実地で連呼をやってみせて、選挙カーのリズム感を体で覚えてもらった。
その作戦に効果があったかどうかは、当選した人たちの原稿を読んでほしい。 
「メッセージ型」の選挙は「ことばがいのち」。精選されたよいメッセージは、「ことば」として確実に市民の心に届く。
選挙って捨てたもんじゃないな、って有権者にも、かかわった人にも思ってもらえれば「私の市民型選挙」は◎である。
(『む・しの音通信』60号より)
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おまけに、「インフォメーション」のページもアップします。
5月26~27日の「議員と市民の勉強会」のお知らせなどです。

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インフォメーション

2007年第1回「議員と市民の勉強会」
●テーマ「議会で市民派議員として働く手法を身につける」
●日時:5月26日(土)13時~20時
    オプション27日(日)9時~14時

●会場:「岐阜市民会館」(岐阜市)
講師・寺町みどり&ともまさ 
《参加者》無党派・市民派の議員と市民
《参加費》会員1万円/会員外2万円
《締め切り》5月13日(日)
《担当スタッフ》小川まみ      
         申し込みは、寺町みどりへ。
【セッションの内容】
①「議会の基本を知らないと議員活動は安易に流れる」
議会とは/議会の議案とは/本会議と委員会/審議・審査の手法
②「的確な発言が効果を生む~論理的説得力を身につける」
発言とはなにか/発言の原則と手法/質疑と一般質問の違い
③「一般質問の組み立て方」
問いを立てる/獲得目標を設定する/解決への道筋と手法/
一般質問をシミュレーションする。
【オプション講座】27日9時~14時
「議会で抱えている問題」の解決方法
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【「議員と市民の勉強会」今後の予定】
(会場はいずれも、ウィルあいち)
第2回  7月28~29日(土・日)
決算審査を使いこなす~予算へつなぐ
第3回 11月10~11日(土・日)
第4回 2008年1月下旬(未定)

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【「規約改正」のお知らせ】
議員会員が入会しやすいように、5月3日のスタッフ会で規約改正をしました。
●第4条(会員の構成)
改正後「政党や政党系会派に所属せず」、
●第6条(会計)
改正後「②議員の年会費は、市議会議員は30,000円、町村議会議員は20,000円とする。年度中の入退会についても同額とする。」(賛助会員2万円は廃止)
(事務局・寺町みどり)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・
【会計からのお知らせ】
議員会員の会費を報酬スライドから、一律の年会費に変更して値下げします。
●市議会議員 :3万円 
●町村議会議員:2万円
「む・しネット」の活動は会費で運営しています。趣旨に賛同いただける方の入会をお待ちしています。会員は会費の納入をお願いします。(会計・小川まみ)
・・・・・・・・・・・・・・・・・
《編集後記》
統一選で、仲間の選挙講座の受講生が全員当選。それもかなり上位ばかり。全国的にも、女性議員の数は都議7.5%、政令市議17.9%、市議14.0パーセント、町村議8.4%と過去最高。質も量も大事、ということで、休む間もなく5月の勉強会の準備にに突入。議員の皆さんも休んでるヒマはありません(笑)。
通信発行は、「女は産む機械発言」への抗議、福井事件の提訴、東京都知事選などで飛んでしまって、3ヶ月ぶりです(みどり)。

(『む・しの音通信』60号より転載)
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あすからは、寄稿してくださった市民派議員の皆さんの記事を
順番に「む・しネット」blog  にアップして、
通信の全部は「みどりのwebページ」にもアップする予定。

こちらのホームページは、あと数人で1万カウントになります。
「む・しの音通信」のバックナンバーや、
「む・しネット」の活動が載っていますので、のぞいてくださいね。

ともちゃんは初議会、私は通信の発送が終わったので、
お刺身とホタテの貝焼き。


アスパラはたくさん採れはじめました。


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カラフルなラナンキュラス満開/球根から花後までの育て方。

2007-05-11 08:10:23 | 花/美しいもの
ラナンキュラスが4月末から咲き始めました。
ラナンキュラスは、昨年の12月に処分品の
半額の球根を芽だしして植えたもの。

玄関の軒下に混合で植えたので、カラフルな花色がたのしめます。


目がさめるような黄色の花も。


乾燥したとげとげの球根は湿ったピートに置くと、
水分を吸収して2倍くらいに膨れます。
そのあと白い芽が見えたら植え時。
いったん芽だししてから植えると失敗しません。。

 

花も球根も湿気に弱いので、育てるときの注意は、
球根や花の頭から水をかけないことかな。
水遣りなどは、シクラメンと同じ、
球根にかからないようにそっと回しいれてやります。
わたしは鉢に植えたのは底面給水のものにしました。

春に花の咲いた鉢を買うとけっこう高いのですが、
こうするとかんたんに育てられます。

ラナンキュラスにクリックを
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つぼみがあがってきた時、ワクワクしてたのですが、
こんなにカラフルな花が咲きました。

  

  

  
 
どの花も個性的で、同じ色の球根でも花色はイロイロ。

  

雨にぬれて幻想的な光をはなっています。
  

   

  

ラナンキュラスは花壇をあかるく彩って、
つぼみから散りはじめまでいろんな表情を見せてくれます。
花が終わると、花びらがバラバラと落ちるので
葉にかからないように取り除いてやります。
  
こうすると、花が終わっても楽しめます。
 

花後のラナンキュラスもけっこう好きです。
 

来年はラナンキュラス、球根からそだててみませんか。


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全国の「東京都化」危機感~上野千鶴子さん/『む・しの音通信60号』発行。

2007-05-10 09:50:30 | 選挙関連

『む・しの音通信』60号、昨夜印刷を終えた。
16ページだてで、《統一自治体選挙特集》。

4月の選挙で当選した9人の無党派・市民派女性議員が、
「私の市民型選挙」のテーマで原稿を寄せてくれた。
ページ数が多いので編集には苦労したけれど、
通しで読むと、一人ひとりの選挙の様子が伝わってくる。



おんなたちの「市民型選挙」は百人百様だけど、
それぞれに基本をおさえてネットワークを広げ、
有権者にメッセージを伝えるために工夫を凝らしている。

「ジバン・カンバン・カバン」と圧倒的な組織力を持つ既存の勢力を相手に、
選挙前には政治活動で、人から人へネットワークをつなげ、
本番の選挙運動では、メッセージを確実に届けることにより、
圧倒的な支持と得票を得て、当選している人も多い。

選挙は正攻法。手法さえ学べば誰にでもできる。
有権者の受信能力を信じて、思いのたけを届けた選挙には、
当選してもしなくても、清々しい思いとネットワークが残る。
そして、
それこそが、「市民型選挙」の財産である。

「わたしたちにはなにもない。
だけど、人のつながりという財産がある。・・・」
(『市民派議員になるための本』より)

  

といろいろ思いながら、通信の編集を終えてホッとしてるところに、
上野さんから都知事選に関する信濃毎日新聞の記事が届き、
きゅうきょ福井の情報公開の記事と差し替えた。
福井の情報公開訴訟については、次号に詳細を報告する予定。
 
以下は、通信に転載させてもらった、上野さんのエッセイです。
わたしの名前も最後のほうに出てきて、うれしい。

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 「月曜評論」信濃毎日新聞 2007.4.30
全国の「東京都化」危機感
                           上野千鶴子

                
 東京に無党派の風は吹かなかった。長野の変を起こし、滋賀県に涼風を招き、宮崎にそのまんま東風を吹かせた風は、今回の都知事選挙にはついに不発に終わった。浅野史郎というもと宮城県の改革派知事経験者を候補に得て、「無敵」の現職、石原慎太郎への対抗軸をつくろうとする試みは、挫折した。
 都知事選についてはすでに多くのコメンテーターたちが分析や解説を書いている。当の浅野氏本人の「敗将の弁」もインタビュー記事になっており、そのなかで氏が語る「ああすればよかったという後悔の総和」 が敗北の原因であることは、だれしも感じていることだろう。それ以前に、夏の参院選に向けた「首都決戦」を、民主党が本気で闘う気があったのか、「教育再生」と「憲法改正」という名のタカ派路線を、ソフトな外見の背後で着々とすすめている安倍内閣に対決して、政治の風向きを変える絶好のチャンスをみすみす失ったのではないか、と批判の矛先を向けたくもなる。
 今回の都知事選の結果は、有権者の多くが、都政を変える必要を感じなかった、ということを示すが、その背後で忘れられている論点がある。東京都が率先してすすめている教育の場への干渉と人権侵害が、安倍政権の進む方向と一致し、それを先取りしていることだ。今回の都知事選の結果が、全国各地の「東京都化」へと道を開けることにつながらなければよいが、と危機感はつのる。有権者は、その政治的選択の危険性をじゅうぶん自覚しているとは言えないのではないか。
 石原慎太郎という政治家を外国の研究者に紹介するのに、「日本のルペン」というといちばんよく通じる。格差社会の進行のなかで、平然と排外主義と外国人差別を口にし、保守派のあいだや、皮肉なことに社会的弱者のなかにまで支持者を拡大しているフランスの大統領選候補である。石原氏は、悪名高い「ババア」発言だけでなく、首都の治安を問題にするのに「第三国人」発言をして物議をかもし、オリンピックの東京招致を批判した姜尚中東大教授を「怪しげな外国人」呼ばわりした。ことあるごとに嫌中・嫌韓をあらわにして東アジア外交に水を差し、保守派の喝采を浴びてきた人物である。この知事のもとで、都教委は公立学校での式典での君が代・日の丸を強制し、それに服さない教員を次々に停職などの懲戒処分にしてきた。すでに昨年、東京地裁で処分は不当という判決が出ているにもかかわらず、今年の3月にも35人の処分者を出し、2003年の通達から合計してのべ381人の処分者を教職員のあいだに出している。これが「恐怖政治」でなくてなんだろうか? 石原三選は、この「恐怖政治」があと四年続くことを意味する。これが「都民の選択」だったのだろうか。
 今回の選挙で顕著だったのは、1300万規模の都市で、勝手連選挙が起きたことだ。これまで選挙に関わったことのない市民が、初めて「自分のために」走り回った。ある勝手連経験者の感想によると、 「我々が都政を変えるという意志を持ち、我々の意志に従ってくれる人に知事になってもらうという立場」に立つ人々が自発的に動いた。岐阜県で地方議員を経験した寺町みどりさんによると「候補者は落選してもふつうの人には戻れません」(『市民派議員になるための本』学陽書房、2002年)。その言い方を借りると、勝手連を経験した市民も「ふつうの市民」には戻れない。選挙は負けても遺産を残す。都政ウォッチは強まるだろう。田中旋風を経験した長野県民にも「ふつうの県民」には戻ってもらいたくないものだ。
(うえの・ちづこ 東大大学院人文社会系研究科教授)
(信濃毎日新聞 2007.4.30)
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お昼ころには、できあがった通信を発送するために、
スタッフが取りに来てくれる。



ついでに、ここから見える外の景色。
玄関横には、「はやく植えてほしいよ」と苗たちが待っている。




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珍しい黄モクレンキンジュと紺ロウバイと庭の雉&一日花のシャガ

2007-05-09 23:08:57 | 花/美しいもの
『む・しの音通信』60号がやっと完成した。
30日に原稿締め切り。その後、新議員勉強会などで
編集が遅れて、ここ数日は仕事に追われていた。
3ヶ月ぶりなので調子がでなかったのかも。
 できあがった通信はあす紹介しますね。

ということで、毎日、ブログのアップも遅れ気味。
アッ明日になってしまうーとあわてて始めるのが11時頃。

今日は、珍しい黄もくれんの「キンジュ」を写したので、
早めに記事をかきはじめた。

東の家のキンジュ

このキンジュ、15年ほど前に珍しい黄木蓮の苗を見つけて、
ひょろひょろの苗を植たんだけど、あんまり小さいものだから、
一度はともちゃんに踏まれて株元から折れてしまって、
あわててわたしがガムテープでぐるぐる巻きにして、かろうじて生き返った。

今では東の家の2階よりはるかに高くなってしまって、
屋根の上の太陽光発電のパネルが陰になるので、
大工さんに数メートル切ってもらった。
一度に切ると木が枯れるといけないので、
今年も2階のベランダくらいまで切り詰める予定。



キンジュは、もくれんの仲間の中でも高木性なので、
ほっとくと天に向かってどこまでも、ぐんぐん伸びてしまう。
余談だけど、銀モクセイの横に植えたこぶしの木も高木性で、
いまでは10mほどになり、キンジュと高さを競っている。

  

キンジュの花は、さいしょは黄緑色で目ただないが、
開花するとやさしい黄色になる。
木を切ったからか、今年は花がたくさんついている。


  

  

道のしたの紺ロウバイにも、花が咲いているのに気がついた。
「ロウバイ」とついているけど、蝋梅にぜんぜん似ていない。
花びらの質感がロウバイと言えば言えるくらい・・・。


地味だけどよく見ると味がある花で、
紺というよりは、黒ロウバイというほうがあっている。
  

もくれんやコブシの木の下には、シャガがびっしり咲いている。
あまり増えすぎても困るんだけど、白い優雅な花が毎日咲くと、
やっぱりシャガを抜かなくてよかったと思う。
一日だけ咲く花だけど、長い期間つぎつぎに咲いてくれる。
  

生命力旺盛、わが家でいちばん元気な雑草のシャガ。


踊子草やワラビやシャガが庭の雑草だなんて贅沢、と
友人に言われたことがあるけれど、
今年は庭に、珍しいお客さんがいる。



「庭」といっても、鶏舎を壊した後の広場なんだけど、
いつもなら畑に巣を作るキジが、つがいで毎日散策している。
どうやら、道から上のわが家の敷地を縄張りと思っているらしくて、
昨日なんか外を見てたら、坂をあがってきた猫と並んで歩いてた
オスが、猫を威嚇して倉庫のほうに追っ払っていた。

雉は人を極端に警戒するんだけど、水遣りに近づいても逃げない。
庭に雉がいるなんて自慢できるなぁと思っていたら、
どうやら草ぼうぼうのとこが気に入っているらしい。
雉にとって、わたしはその草むらの管理人、というわけ。

時々、玄関前の庭を掘り返し、花をけちらして虫を食べているようだ(笑)。


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桜草・イワカラクサ・オダマキ・リソドラスター/庭の山野草3

2007-05-08 21:59:21 | 花/美しいもの
今日も通信の編集をしている。

7時半からのNHK「クローアップ現代」で、
「カリスマ誕生!超人気ブログ」をやっていた。
いまやブログ人口は800万人、
世界中のブログの三分の一が日本だそうだ。
で、「超人気ブロガー」を「アルファブロガー」というそうだ。

ま、アルファブロガーにはほど遠いけど、
一応わたしも毎日ブログをアップしている(笑)。

選挙も終わったし、人気ブログランキングのカテゴリーを
「花・ガーデニング」に戻した。
春のお花の季節は終わりかけてて、
ちょっと遅すぎた感もあるけど・・・む。

むかしの仲間のところに戻っておどろいた。
ランキング上位がすごいポイント数!
いまやお花も「超人気」なのか。

また仲間入りさせてくださいね。

ということで、今日も「庭の山野草3」。
庭には草花ほどめだたない木の下に山野草が咲いている。

日本桜草
 

  

イワカラクサ
  
  
「リソドラスター」は昨年、ちっちゃな鉢を買って、
植え替えて大事にしていたら、ブルーの花がいっぱい咲いている。
上からの水を嫌うと書いてあったので、底面給水。
  

オダマキは、日本オダマキと西洋オダマキがある。
昨年育てていたのは西洋オダマキだと思うけど、
こちらは色もやさしいし日本オダマキなのだろうか??

西洋オダマキと紫花豆(2006.3.6)



  
赤いオダマキは、岩ヤツデの鉢から生えてきて、
花を咲かせている。


  

赤のほうが派手だから、西洋オダマキかな?
よく分からない??


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