熟年新米弁理士のひとり言

平成18年に59歳で弁理士試験に合格した企業内弁理士です。弁理士試験、企業での知的財産業務について、気軽にお話します。

明日の記憶

2007-07-03 18:41:09 | Weblog
先週の土曜日の夜、映画「明日の記憶」がテレビで放映されていました。

「明日の記憶」は、若年性アルツハイマー病に襲われた働き盛りのサラリーマンと、夫を支える妻の姿を描いた感動のドラマです。
荻原浩著の同名ベストセラーを堤幸彦監督によって映画化し、渡辺謙、樋口可南子が夫婦役を演じています。
同じものを何度も買ってくる、同僚の名前が出てこない、通い慣れた道で迷う。50歳の働き盛りのサラリーマンに突然襲った若年性アルツハイマー病。現実を受け止める余裕のないままに、記憶から日常がひとつひとつ消えてゆく。妻は悲劇の予感を噛みしめながら、夫を励まし、支え続ける、たとえ過去が失われたとしても、ふたりで明日の記憶を作って行こうと決めたところで映画が終わります。

現実のアルツハイマー病の患者、家族の苦労は、映画よりももっと過酷で厳しいものだと思いますが、渡辺謙、樋口可南子の演技により厳しさが伝わってきました。

渡辺謙さんは、白血病というハンデを背負いながらハリウッドに進出して大活躍している、素晴らしい俳優です。

渡辺謙さんの他にも、ニュースステーションで特集していた、盲目の弁護士。
超難関の司法試験を、盲目というハンデを背負って突破する努力は、並大抵のことではありません。

これらの方々は、私たちにエネルギーを与えてくれます。
私も、弁理士試験受験時代、仕事と大学院の勉強との両立で時間が取れずに苦労していたとき、仕事で行き詰っていたとき、等に、大きなエネルギーを注入され、何とか頑張ることができました。
私のスランプ脱出の秘訣です。

これからも、もっと素晴らしい人との出会いがあるといいですね。



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