熟年新米弁理士のひとり言

平成18年に59歳で弁理士試験に合格した企業内弁理士です。弁理士試験、企業での知的財産業務について、気軽にお話します。

瀬戸内 寂聴

2007-07-13 23:28:32 | Weblog
作家で尼僧の瀬戸内 寂聴さんの特集をNHKで放送していました。

瀬戸内 寂聴さんは、1992年に『花に問え』で谷崎潤一郎賞を受賞し、『源氏物語』の現代語訳でもその名を知られています。
1973年に出家します。初めはカトリックの修道女になろうとしたが過去の行いを理由にカトリック教会より断られ、今東光和尚の導きにより天台宗で得度します。尼僧としての活動も熱心で、週末には青空説法(天台寺説法)として、法話を行っています。

出家する前の瀬戸内さんの作品は、ほとんど読んでいませんが、出家後の作品は、かなり読んでいます。
出家後の瀬戸内さんの作品は、人生の道標となるような作品が多く、この作品により救われた人も数多くいることと思います。

週末に行われる青空説法も好評で、多くの人が集まってきます。
瀬戸内さんは、「亡己利他」の精神を大事にして欲しいと説いています。
「亡己利他」は仏教の教えで、「自分を抑えて、他人の利益を考える」という自己犠牲の重要性を説いたものです。

瀬戸内さんは、最近、「月のうさぎ」等の童話を世に出しています。
これは、親が子供に読み聞かせをすることを大事にして欲しいという思いがあるとのことです。

そういえば、まだ子供が小さい頃に童話の読み聞かせをしたり、自分で作った物語を即興で話していたことを思い出しました。
子供に読み聞かせをすることは、子供にとって大切なだけでなく、親にとっても大切な時間となるでしょう。
子供と親の大切な時間を、できるだけ多く取るように心がけることが必要ですね。


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