現実を直視することは、時には大変辛いものです。
しかし、現実を直視しなければ真の問題点がわからず、改善することもできません。
この「現実を直視する」ことの大切さを実感させてくれた本と映画があります。
先ず、本ですが、ハロルド・ピンター著作「何も起こりはしなかった ー 劇の言葉、政治の言葉(集英社新書)」があります。
ハロルド・ピンターは、英国を代表する劇作家で、2005年にノーベル文学賞を受賞しました。
この本は、1978年に発表されたエッセイからのピックアップと最新のインタビューをまとめたものです。
この本で、ハロルド・ピンターは、「世界情勢を見つめる」の章で、アメリカが世界で行っていることの真の意味、イギリスをはじめとする同盟国の責任を痛烈に批判しています。
アメリカの横暴さには嫌気がさしているが、現実から目をそむけ知らないふりをしている自分が恥ずかしくなる本です。
次に、映画ですが、日本テレビの報道番組で紹介されていましたドキュメンタリー映画「ヒロシマナガサキ」です。
この映画は、アカデミー賞受賞監督で日系3世のスティーヴン・オカザキ氏が監督した、広島・長崎に落とされた原子爆弾をテーマに描いたものです。
原爆投下で被爆者となった14人の生々しい証言と、爆撃に関与した4人のアメリカ人の貴重なインタビューが紹介されています。
映画の中では、東京の若者に「1945年8月6日」について問いかけ、ほとんどの若者が知らないと答えるシーンがあるそうです。
同じ質問をアメリカ・ニューヨークの若者に聞いてみると、ほとんどの若者が知らなかったとのことです。
スティーヴン・オカザキ氏は、「日本人すらも忘れているのは日米両国にとって衝撃的なこと。
原爆投下が良かったか悪かったかを議論する前に、原爆が落とされた時に広島と長崎で何が起きたかを知るべき。だから自分は、専門家や政治家などのインタビューではなく、当時そこで被爆した人たちのインタビューのみで映画を作った」と述べています。
ドキュメンタリー映画の現実を直視する迫力が感じられます。
映画「ヒロシマナガサキ」の日本公開は7月28日だそうです。
必ず見に行きます。何かを感じることができるでしょう。
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しかし、現実を直視しなければ真の問題点がわからず、改善することもできません。
この「現実を直視する」ことの大切さを実感させてくれた本と映画があります。
先ず、本ですが、ハロルド・ピンター著作「何も起こりはしなかった ー 劇の言葉、政治の言葉(集英社新書)」があります。
ハロルド・ピンターは、英国を代表する劇作家で、2005年にノーベル文学賞を受賞しました。
この本は、1978年に発表されたエッセイからのピックアップと最新のインタビューをまとめたものです。
この本で、ハロルド・ピンターは、「世界情勢を見つめる」の章で、アメリカが世界で行っていることの真の意味、イギリスをはじめとする同盟国の責任を痛烈に批判しています。
アメリカの横暴さには嫌気がさしているが、現実から目をそむけ知らないふりをしている自分が恥ずかしくなる本です。
次に、映画ですが、日本テレビの報道番組で紹介されていましたドキュメンタリー映画「ヒロシマナガサキ」です。
この映画は、アカデミー賞受賞監督で日系3世のスティーヴン・オカザキ氏が監督した、広島・長崎に落とされた原子爆弾をテーマに描いたものです。
原爆投下で被爆者となった14人の生々しい証言と、爆撃に関与した4人のアメリカ人の貴重なインタビューが紹介されています。
映画の中では、東京の若者に「1945年8月6日」について問いかけ、ほとんどの若者が知らないと答えるシーンがあるそうです。
同じ質問をアメリカ・ニューヨークの若者に聞いてみると、ほとんどの若者が知らなかったとのことです。
スティーヴン・オカザキ氏は、「日本人すらも忘れているのは日米両国にとって衝撃的なこと。
原爆投下が良かったか悪かったかを議論する前に、原爆が落とされた時に広島と長崎で何が起きたかを知るべき。だから自分は、専門家や政治家などのインタビューではなく、当時そこで被爆した人たちのインタビューのみで映画を作った」と述べています。
ドキュメンタリー映画の現実を直視する迫力が感じられます。
映画「ヒロシマナガサキ」の日本公開は7月28日だそうです。
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