熟年新米弁理士のひとり言

平成18年に59歳で弁理士試験に合格した企業内弁理士です。弁理士試験、企業での知的財産業務について、気軽にお話します。

推理小説

2009-02-05 19:33:21 | Weblog
推理小説の展開に大別して2つのパターンがあります。

一つは、最後まで犯人がわからないで、犯人探しが楽しめるパターン。

もう一つは、最初から犯人がわかっていて、犯人と刑事または探偵とのヤリトリ・心理戦が楽しめるパターンです。
刑事コロンボが代表的な例でしょうか。

テレビ、映画のサスペンスドラマは、上記のどのパターンでも楽しめます。
小説の場合は、どうでしょうか。

つい最近読んだ推理小説、夏樹静子の単行本「検事 霞夕子シリーズ」に収録された4つの短編、3つが②のパターンで、1つが①のパターンでした。

読後の感想ですが、やはり小説では、①のオーソドックスなパターンが楽しめるようです。

②のパターンは、犯人と探偵等の駆け引き、心理戦が中心となるので、テレビ等の映像では、俳優の演技力が加わって楽しみが倍増するのですが、小説では、この楽しみを表現するのが難しいのではないでしょうか。

推理小説は、犯人探しとトリック解明を楽しみに読みたいので、犯人は最後まで読者に気づかせずにしておいて欲しいものです。



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