熟年新米弁理士のひとり言

平成18年に59歳で弁理士試験に合格した企業内弁理士です。弁理士試験、企業での知的財産業務について、気軽にお話します。

体験を語り継ぐ

2010-08-12 17:13:31 | Weblog
乗客乗員520人が死亡した1985年の日航ジャンボ機事故は8月12日、発生から25年を迎えました。

日本航空は、ベテラン社員の退社が相次ぎ、事故後に入社した社員が4分の3を占めており、事故の教訓をどのように伝えていくかが課題で、新入社員教育でもいろいろと工夫しているそうです。

日本航空の例だけでなく、戦争体験、沖縄基地問題、被爆体験等々、語り伝えなければいけない重要なことが多くあります。
体験者が高齢になり、語り伝えることが難しくなっていますが、語り伝えられる人、未体験者も積極的に体験者の話を聞く姿勢が必要です。
無知は罪ですからね。

被害者体験だけでなく、加害者としての認識の語り伝えも重要です。
加害者は忘れることができるが、被害者は忘れることができませんからね。
「償い」という映画の中で、「被害者が許すと言ってくれるまで償いの日々は続く」と言っていましたが、その通りですね。

毎年2月頃に、寒さと花粉症から逃げるために沖縄に滞在していますが、その滞在は、同時に、沖縄県民の苦悩を感じる滞在でもあります。

できるだけ多くの沖縄県民の話を聞いて、沖縄の米軍基地の現状を実体験して、「本土の人は無責任だ」と沖縄県民から言われることのないようにしたいですからね。

米軍基地を地元に移設するのが反対と言うならば、沖縄米軍基地の撤去も主張すべきでしょう。
それにより、日本の安全保障のレベルが低下するとしても。
沖縄県民を犠牲にして自分の身の安全を図ることは恥ずかしいことだと考える人が多くなるといいのですが。




ブログランキングに参加しています。よろしければ、以下のURLから投票して下さい。

日記@BlogRanking
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする