熟年新米弁理士のひとり言

平成18年に59歳で弁理士試験に合格した企業内弁理士です。弁理士試験、企業での知的財産業務について、気軽にお話します。

廃炉

2012-12-10 21:21:32 | Weblog
日本原子力発電敦賀原発の敷地内の断層を調査した原子力規制委員会は10日、外部の専門家を交えた評価会合を開き、2号機の原子炉建屋直下を通る断層は活断層である可能性が高いとの認識で一致したそうです。

国のルールは活断層の真上に原子炉建屋を建てることを認めていないため、2号機は再稼働できず、廃炉を迫られる公算が大きくなりました。

廃炉になれば、東日本大震災以降では、事故を起こした東京電力福島第一原発1~4号機以外で初めての例になりますね。

今回の原子力規制委員会の判断は妥当なので一安心というところです。

実のところ、原子力規制委員会の委員は原発推進派が多いのではと心配していましたが、妥当な判断をされたので、信頼のおける委員会だと思われます。

衆議院選挙で自民党が政権を担うことになりそうですが、自民党は原発推進派の有力議員が多く、脱原発は遠のくことが確実です。

私が心配しているのは、原子力規制委員会で安全が確認された原発は再稼働させるし、新規原発も認めると言っている甘利議員が経済産業大臣に任命されることです。

甘利大臣になったら、原子力規制委員会の委員を原発推進派に交代させていい加減な安全基準を作り、どんどん原発を動かしていくという悪夢が現実になりそうです。

原発問題は国民全員で監視していかなければいけませんね。

それ以外の憲法改正、TPP、消費税、沖縄基地問題等の政策も監視続けなければいけません。

選挙が終わってからが本番です。






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