熟年新米弁理士のひとり言

平成18年に59歳で弁理士試験に合格した企業内弁理士です。弁理士試験、企業での知的財産業務について、気軽にお話します。

論文掲載

2007-12-20 22:39:09 | Weblog
先日、ある専門誌に投稿した論文の審査結果が通知されてきました。

審査結果は合格で、来年1月に論文が掲載されます。
これで、来年1月と3月に発行される2つの専門誌に、私の論文が掲載されることになりました。

毎年1月1日に、5つの「新年の誓い」をたてることにしています。
今年の誓いの1つに「論文作成2件」がありましたので、この目標は達成です。
来年の目標は、「論文作成4件」になりそうです。

他の4つの誓いについては、12月31日に、その達成度合いをレビューしようと思っていますが、果たしてどの程度達成しているでしょうか。

今年もあと残り10日余り、目標達成に向かってラストスパートです。
頑張りましょう。



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谷川俊太郎

2007-12-19 22:46:28 | Weblog
近くの図書館の特設コーナーで「谷川俊太郎」の特集をしていました。
この図書館の特設コーナーは、なかなか興味のある作品・作家を取り上げていますので、時々利用させていただいています。

谷川俊太郎、詩人・翻訳家・絵本作家・脚本家・哲学者で、法政大学学長の谷川徹三を父として東京都に生まれ育ちました。

1948年から詩作および発表を始め、同年11月には詩誌『金平糖』において2篇の詩を発表しています。

私の好きな詩の一つに、「二十億光年の孤独」があります。
「人類は小さな球の上で
 眠り起きそして働き
 ときどき火星に仲間を欲しがったりする
 火星人は小さな球の上で
 何をしているか 僕は知らない
 (或いはネリリし キルルし ハララしているか)
 しかしときどき地球に仲間を欲しがったりする
 それはまったくしかたのないことだ
 万有引力とは
 ひきあう孤独の力である
 宇宙はひずんでいる
 それ故みんなはもとめ合う
 宇宙はどんどん膨らんでゆく
 それ故みんなは不安である
 二十億光年の孤独に
 僕は思わずくしゃみした」

壮大な宇宙と、孤独、仲間を欲しがる心情が実に良く表現されています。

この特設コーナーから、「谷川俊太郎詩集」と、昨年刊行された「詩人の墓」の2冊を借りました。

じっくり読んで、谷川俊太郎の世界を楽しみたいと思います。



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つり銭詐欺

2007-12-18 22:29:50 | Weblog
司法試験基礎講座「刑法各論」講義を受講しています。
今回の講義は、「詐欺罪」です。

詐欺罪が成立するためには、①相手を欺いて、②相手に錯誤を生ぜしめ、③この錯誤に基づく財産的処分行為により、④財物を交付させる、または財産上不法の利益を得る、ことが必要です。

詐欺罪といってもいろいろあります。
その中で、結構身近なものに、「つり銭詐欺」があります。

事例1:Aは、Bが余分のつり銭を支払おうとしているのを知りながら、Bの錯誤を利用して、そのまま黙ってつり銭を受領した場合
⇒この場合、成立要件①の、「相手を欺いている」とは言えませんが(相手が勝手に錯誤に陥っている)、信義則上、法律上の告知義務があると解されるので、不作為による詐欺罪が成立します。

事例2:Aは、Bからつり銭を受領し、しばらくしてつり銭が余分にあることに気づいたが、そのまま黙って持ち帰った場合
⇒この場合は、学説上争いがありますが、しばらくして気がついたので、不作為の詐欺罪は成立せず、占有離脱物横領罪(いわゆる道に落ちていた1万円を拾って、そのまま自分のものにしたような場合です)が成立します。

占有離脱物横領罪は、詐欺罪より軽い罪ですが、いずれも犯罪です。
結構、身近で遭遇する事例なので、「ラッキー」とつり銭をそのまま懐に入れてはいけません。
正直に店員さんにお返ししましょう。

刑法各論は、窃盗罪、強盗罪、強盗殺人罪と、生々しい事例が続きましたので、詐欺罪で少しほっとしています(犯罪でほっとしてはいけませんが)。

12月末で、刑法各論の講義が終了し、来年1月から「商法」に入ります。
基礎講座も2/3が終了し、いよいよ終盤です。
気を引き締めて講義に臨むことにします。


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執筆依頼

2007-12-17 23:23:31 | Weblog
ある出版社から、原稿執筆依頼がありました。
その会社の月刊誌に、知的財産関連記事を掲載したいので執筆して欲しいとの事でした。

執筆内容は、「ノウハウ保護と特許との関係」についてです。
来年1月中旬にセミナーの講師を依頼されていますが、その講演テーマと同じなので、セミナーのパンフレットを見て執筆依頼をされたものと思われます。

このセミナーのテーマが、時流にあっているのかもしれませんが、私にとっては有難い執筆依頼ですので、早速引き受けました。

講演、論文掲載等により、少しずつ名前が浸透していけば、更に講演、原稿執筆の依頼が増えて、夢の印税生活に近づくのではと、淡い期待を抱いています。

まあ、冗談は別にして、論文、法律解説記事等を書くことが、専門知識の獲得につながることは間違いありません。

これからも地道に論文作成活動を行っていきます。
さて、次のテーマは何にしようかな?



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ACミラン優勝、浦和レッズ3位

2007-12-16 22:30:49 | Weblog
サッカーのクラブ世界一を決めるトヨタ・クラブワールドカップ(クラブW杯)は16日、横浜国際総合競技場で決勝が行われ、欧州代表のACミラン(イタリア)が南米代表のボカ・ジュニアーズ(アルゼンチン)を4―2で下し、優勝しました。

浦和レッズ(アジア代表、日本)も、PK戦でエトワール・サヘル(アフリカ代表、チュニジア)を下し、世界3位になりました。

トヨタ・クラブワールドカップは、世界一流プレーヤーのパフォーマンスを堪能することができるため、毎年楽しみにしています。

今年も、ACミランのカカ、インザーギ、ボカ・ジュニアーズのパレルモの素晴らしいパフォーマンスを見ることができました。
それから、浦和レッズのワシントンも見事でしたね。
来年、ワシントンは退団するので、浦和は誰を補強するのでしょうか?
少し心配になります。

今年のトヨタ・クラブワールドカップで、浦和レッズが3位になることにより、Jリーグのレベルが世界レベルに一歩近づいたという思いがします。
この思いを確信に変えるために、来年のトヨタ・クラブワールドカップでは、Jリーグのチームが決勝に勝ち残って欲しいものです。

浦和レッズ3位の勢いを、ワールドカップ予選、北京オリンピックにつなげて、両大会でよい成績を残すことを期待しています。



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科学と倫理

2007-12-15 21:13:49 | Weblog
市民講座「科学と倫理」第3回に出席してきました。

第3回目は、「可能なこと、できること、してもよいこと」と題して、生命科学、生命倫理学の現状について、分かり易い説明がありました。

講演の最後は、「医療の場での倫理的問題」「賢い患者になろう」「よりよい人生を歩むために」と身近な話題で締めくくられました。

「生命科学の時代とは、生命操作の時代でもある」と言われています。
研究者として「できることの内、してもよいことは何か」、倫理の問題を法律でどのように規制すべきか、は、難しい問題です。
法律に関係する仕事をしている者として、真剣に考えていかなければならない問題です。

2002年2月に作成された「医師憲章」の中に、「プロフェッショナルとしての10の責務」があります。

① プロとしての能力についての責務
② 患者に対して誠実である責務
③ 患者の秘密を守る責務
④ 患者との適切な関係を維持する責務
⑤ 医療の質を向上させる責務
⑥ 医療へのアクセスを向上させる責務
⑦ 医療資源の適正配置についての責務
⑧ 科学知識への責務
⑨ 利害抵触に対処し信頼を維持する責務
⑩ 専門職に伴う責任を果たす責務

この10の責務、「患者」を「クライアント」、「医療」を「知財業務」と置き換えると、弁理士に要求される責務であるとも言えます。

この「10の責務」を守り、プロフェッショナル弁理士になるように努力していきましょう。



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社友会

2007-12-14 22:09:20 | Weblog
企業を定年退職した人の組織「社友会懇親会」に出席してきました。
社友会は、毎年12月の中旬に懇親会を開催します(費用は企業持ちです)。
社友会の会員は、1900名で、その内、今年の退職者が500名弱いるそうです(私もその内の一人です)。
団塊の世代の大量退職のものすごさが分かります。

懇親会は、企業の会長・社長の挨拶、企業の現状報告の後、乾杯の挨拶があり、立食形式のパーテイがスタートしました。

企業の先輩、同僚との楽しいお話、美味しい食事に、時間の経つのも忘れて大興奮の2時間でした。

また来年、元気に再会できることを約束して、散会となりました。

先輩が元気で出席してくれることは嬉しいことです。
私の大先輩で、80歳を過ぎている方が出席されていましたので、ご挨拶と近況報告をしました。
何でも、大先輩は、未だ現役バリバリでお仕事をしているそうです。
「生涯現役」が目標の私にとって、お手本となる方です。
「来年も元気に出席しろよ」と励まされました(逆ですね)。

幸せなエネルギーをたくさん補充することができました。
先輩に感謝・感謝です。



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お金の話

2007-12-14 00:19:33 | Weblog
「お金の話」は、大事な事ですが、お金儲けの話に終始すると、品がないと思われるためか、経済学の理論と関連付けて説明している本が多く、難解な内容になっています。

先日、図書館で分かりやすい「経済とお金」についての本を見つけました。

「マネーはこう動く」藤巻健史さんが執筆した本です。
副題が、「知識ゼロでわかる実践・経済学」です。

これなら、大昔に大学で経済学を学んだ私でも理解できると思い、早速借りて読みました。
副題の通り、わかりやすい本です。
「ベースマネー」「マネーサプライ」「インフレとデフレ」「金融政策」「財政政策」「為替政策」という経済用語の説明が分かりやすく説明されています。

今後の世界経済・日本経済の予測と投資対象等も述べられています。
私の経済予測と若干異なりますが、かなり参考になる予測です。
筆者が勧める投資対象を採用するか否かは、あくまで自己責任で決定すべきものですが、知識を得て投資をするのと、証券会社の言いなりで投資するのとでは、結果が大きく異なると思われます。

お金の話は大事なことなので、正確な知識を得るようにしたいものです。



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2007-12-12 21:44:09 | Weblog
今年の世相を表す漢字は「偽」でした。
日本漢字能力検定協会が全国から公募した「今年の漢字」が12日、清水寺で発表されました。
森清範貫主が、巨大な和紙に太い筆で一気に「偽」の字を書きました。

新聞記事によると、「身近な食への信頼を揺るがせる「偽装」が相次いで発覚し、年金記録や政治資金をめぐっても庶民が「偽り」に振り回された1年を反映した。」そうです。
2位以下も「食」「嘘」「疑」など、不信が渦巻いた世相を示す言葉が目立ち、森貫主は「こういう字が選ばれるのは、誠に恥ずかしく悲憤に堪えない。分を知り、神仏が見ているのだと自分の心を律してほしい」と語ったということです。

多くの人が森貫主のお言葉を真剣に受け止め、少しでも良い日本にしていきたいものです。

来年は、「祝」「楽」「幸」等の心の底から喜べる言葉が選ばれる年にしたいですね。



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昔の仲間

2007-12-12 00:01:19 | Weblog
先日、弁理士研修会の帰りに、昔の仲間に会いに行ってきました。

この人は、私と同じ企業の知財部門に勤務していた人で、年齢も同じ団塊の世代です。

この人は、7年前に早期退職して、知財関連の会社を経営しています。
会社は、最寄り駅から歩いて1分の、アクセス抜群の場所にあります。
住居も同じビルにあり、通勤時間30秒の職住接近の恵まれた環境にあります。

仕事の状況は、かなり厳しいようですが、好きな仕事を自由にやっているので、毎日楽しく過ごしているとのことでした。
昔の仲間が楽しく過ごしているのは嬉しいものです。

この人の話によると、最近、企業からの特許調査等の依頼がめっきり少なくなり、景気が良くないのだな~と、実感しているそうです。

仕事の内容も、特許調査から特許流通の仕事にスタンスを移しているとのことですが、特許流通も今のところボランテイア状態だそうです。

独立するのは厳しそうですね。
経済的な安定性を取るか、自由な仕事環境を取るか、おおいに悩みます。

夢の印税生活が実現できるように、論文作成⇒本の執筆に力を注ぐことにします。
何時のことになるやら?




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