熟年新米弁理士のひとり言

平成18年に59歳で弁理士試験に合格した企業内弁理士です。弁理士試験、企業での知的財産業務について、気軽にお話します。

ドイツ8日目

2009-06-07 14:57:59 | Weblog
ドイツ8日目は、ケルンとボンを訪れます。

ケルンは、ローマ帝国ネロの母アグリッピーナの出生の地で、産業・商業都市としてローマ時代から繁栄していました。
現在は、ドイツ第4の都市で、工業が盛んでマスメディアの拠点でもあります。



ケルン中央駅です。
ここがケルン観光の中心です。

ケルン中央駅を出ると、世界遺産ケルン大聖堂がそびえ立っています。
ケルン大聖堂は、ドイツ最大の規模を誇る大聖堂で、典型的なゴシック様式の聖堂です。
高さ157mある2つの塔の頂点を目指して全ての線が駆け上がっていくような造形が見事です。







聖堂の内部は、美しいステンドグラスで飾られています。








奥の礼拝堂に囲まれた内陣には、三博士の聖棺が安置されています。
金細工が施された棺は、聖堂の形をしています。




大聖堂を見学して、ケルン市街を散策します。



市街の香水店で、ケルン名物のオーデコロン(この名前はケルンが起源です)を買いました。


ケルン観光後に、ベートーベンの生まれ故郷ボンに向かいます。


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ドイツ7日目

2009-06-06 18:51:44 | Weblog
ドイツ7日目は、ワイマールを訪れます。

ワイマールは、1918年に成立したドイツ最初の共和国、ワイマール共和国の中心都市です。
当時、世界で最も民主的なワイマール憲法を採択したことから名付けられました。
司法試験科目の憲法を勉強していると、良く出てくるワイマール憲法です。

マルクト広場からワイマール散策がスタートしました。






マルクト広場の周囲には、中世の面影を残す建物が数多く存在しています。






窓に人が腰かけているように見えますが、人形です。




ピンクの窓枠の建物の右隣が、クラナッハが晩年を過ごしたクラナッハハウスです。


マルクト広場には、食べ物の屋台が多く出ており、その内の一つのソーセージを売っていたお店で、ホットドックを一つ買って食べました。
炭焼きのソーセージが信じられないくらいの美味しさでした。






マルクト広場近くのカフェです。
緑が多く、雰囲気の良いお店が多いですね。




ゲーテが1782年にイルム河畔の山荘から引っ越して以来、死ぬまで50年間を暮らした、ゲーテハウスです。




国民劇場の前に立つ、ゲーテとシラーの像です。



左がゲーテ、右がシラーです。


ゲーテの師匠ヒドラーの像。




ゲーテハウスの中にあるゲーテ博物館です。






ちなみに、ゲーテの誕生日は、私と同じ8月28日です。
何となく親近感が湧いてきます。

それにしてもドイツは、歴史上の人物の足跡を残す建物、像が多いですね。
文化遺産が多いのも頷けます。



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ドイツ6日目続き

2009-06-05 18:06:50 | Weblog
ポツダム観光を終えて、ベルリンへ向かいます。

ドイツの首都ベルリン、人口340万人の大都市です。
街の中心を流れるシュプーレ川は、市内の景観にアクセントを与えており、ヨーロッパ随一の緑にあふれた市街の風景を作り出しています。

このベルリンは、東西冷戦の政治的軋轢をそのまま受ける形で分割され、西陣営のドイツ連邦共和国と東陣営のドイツ民主共和国という2つの国家が誕生することになりました。

ゴルバチョフのペレストロイカに端を発した東欧革命の影響で、ベルリンでも民主化運動が盛んになり、分割の象徴であった「ベルリンの壁」が市民により崩壊され、東西ドイツが統一されました。

当時、私は、企業戦士として仕事に没頭していましたが、組合委員研修で宿泊していた大磯のホテルの部屋のテレビで、あの感動的な「ベルリンの壁崩壊」を見ました。

ベルリンは、今回のドイツ旅行で訪れたかった場所の一つで、あのベルリンの壁をこの目で見てみたいと願っていました。

ベルリン市内に入ると、ブランデンブルク門が見えてきました。
ブランデンブルク門は、ベルリンのシンボルで、古代ギリシャのアクアポリスにある前門にならって造られたと言われています。




ブランデンブルク門からベルリンの壁ウオーキングが始まります。
ベルリンの壁崩壊から20年になる今年は、お祭り騒ぎで多くの人がベルリンに来ていました。



壁が建てられていた跡を示すプレートです。




市内中心部にあるベルリンの壁の一部です。
観光名所になっています。






ベルリンの壁が最も多く残っている場所です。
かなり厚い壁で、東西冷戦の厳しさが伝わってきます。




東西冷戦当時のベルリンで、限られた人たちだけが東西ベルリンを移動することができましたが、その際にチェックを受ける、チェックポイントです。
チェックポイントは、3か所あり(チェックポイントA~C)、この場所は、チェックポイントC(チャーリー)と呼ばれていたそうです。
今は、観光客の記念撮影ポイントになっています。


ベルリンの壁ウオーキングの後は、世界遺産「ペルガモン博物館」見学です。
「ペルガモン博物館」は、ドイツが世界に誇る一大考古学博物館です。
中央の扉から入ると、左翼が古代ローマ・ギリシャのコレクション、右翼が古代西アジア博物館になっています。



博物館の入口前にある銅像です。

博物館の前に、ドイツ首相のメルケルさんの私邸があります。
何でも、この中央の茶色のビルのワンフロアーを使用しているそうです。
警備の人の数も少なく、各国の首脳と比較して地味な感じがします。
ドイツらしいですね(高級ホテルのバーに出没する首相とは大きな違いです)。




博物館内部の展示物、というよりも建物が展示されています。
スケールが大きい。














ポツダムとベルリン、今日のドイツ観光は、歴史を辿る旅でした。

本当に感動しました。



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ドイツ6日目

2009-06-04 19:05:53 | Weblog
ドイツ6日目は、ポツダムとベルリンを観光します。

観光へ出かける時間が少し遅かったので、ベルリン郊外のホテルでノンビリしました。




ホテルは小川に面しており、自然に囲まれた静かな環境で、小川のほとりには散歩コースも設けられています。
個人的には、ホテル周囲の環境が良い、設備が充実している、朝食のメニューが豊富等の理由で、このホテルがNo.1だと思います。






ホテルでノンビリしてから、最初の観光地、ポツダムに向かいます。

ポツダムは、人口約14万人の、川沿いに広がる美しい庭園と宮殿で名高いブランデンブルグ州の州都です。

近代的なベルリンと対照的に、自然の景観と調和したドイツ的な古都の風情を漂わせています。


先ず、世界遺産「サンスーシー宮殿」を訪れました。
「サンスーシー宮殿」は、生涯戦争に明け暮れていたプロイセン国王フリードリッヒ2世が、憂いのない(サンスーシー)場所を求めて夏の離宮として建てた宮殿です。



門を抜けると、広大な庭園が広がります。






この庭園は、ポツダムの庭園建築の原点と言われています。






宮殿庭園の出口付近に中世貴族の衣装を身につけた演奏家が、私たちを見て、荒城の月を演奏してくれました。


サンスーシー宮殿を後にして、世界遺産「ツェツィリエンホーフ宮殿」へ向かいます。

「ツェツィリエンホーフ宮殿」は、1945年、アメリカ、イギリス、ロシアの首脳が第2次世界大戦後の日本の戦後処理問題について話し合いを行った、ポツダム会談の会場です。

ここは、もともとプロイセン王家の居城として建てられた宮殿で、宮殿周囲の優雅な雰囲気が素晴らしい場所です。



宮殿の近くを流れる小川です。
人影が見えますが、あの人達が歩いているところにも東西ドイツを隔てる壁が建てられていました。








深い緑の中にたたずむ「ツェツィリエンホーフ宮殿」。
実に美しい。




ポツダム会談が行われた会議場です。
日本の運命を決定した場所にいることが信じられません。


世界遺産を2つ見学して、昼食は、ベルリン名物「アイスパイン」です。
アイスパインは、いわゆる巨大な豚足料理ですね。





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ドイツ5日目続き

2009-06-03 14:25:13 | Weblog
旧東ドイツの都市ドレスデンは、宮廷文化が栄えたザクセン王国の首都として繁栄していました。
その美しい街並みは、エルベ川のフィレンツエと呼ばれていましたが、第2次世界大戦の空爆で崩壊しました。
その後、復興して世界遺産に指定されています。




旧市街の劇場広場の周辺には、歴史的な建物が数多く立てられています。

19世紀の劇場建築家の巨匠、ゴットフリート・ゼンパーにより宮廷劇場として建設されたオペラハウス「ゼンパー・オーパー」です。




18世紀半ばに建てられた美しいドームをもつバロック様式の教会、「フラウエン教会」です。




ザクセン州最大規模の教会「大聖堂」です。




1710年~38年にかけて、アウグスト国王の命により造られたツヴィンガー宮殿です。
ドイツバロックの傑作と言われています。







アウグストゥス橋のたもと、エルベ川のほとりに沿って500mほど続く、美しいテラス「ブリュールのテラス」です。



テラスからエルベ川を眺めた風景です。







テラスから眺めた旧市街です。
額縁に見立てた景色と中世の当時の景色とを比較すると、一つの建物がないだけの違いであることが分かります。

18世紀後半に、ドレスデンを訪れたゲーテが、その美しさに「ヨーロッパのバルコニー」と褒め称えたことでも知られています。


テラスからの景色を楽しんだ後、ドレスデン城に向かいました。

ドレスデン城は、歴代ザクセン王の居城です。
特に、北側壁面の「君主の行列」は、見事です。





約2万5000枚のマイセン製磁気タイルにザクセン王ら総勢93人が描かれています。

第2次世界大戦の戦災を奇跡的に免れたオリジナルという、貴重なものです。


ドレスデン観光の最後に、劇場広場の周辺で撮影した彫刻です。
このような彫刻が数多く存在しています。
流石、世界遺産ですね。







旧東ドイツの都市は、西ドイツの都市と比較して、インフラの点では劣っていますが、歴史的建築物が保存されていますので、今後は、観光の目玉として期待できます。
東西ドイツの格差解消に役立てば良いのですが。



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ドイツ5日目

2009-06-02 21:53:20 | Weblog
ドイツ5日目は、バンベルクと旧東ドイツの都市ドレスデンを訪れます。

朝早くホテルを出発して、バンベルクへ向かいます。




バンベルクは、レグニッツ川沿いにたたずむ古都です。
世界遺産に指定されている旧市街は、ドイツ屈指の美しさを誇っています。

レグニッツ川沿いの美しい景色を眺めながら橋を渡り旧市街へ向かいます。





レグニッツ川岸には、昔牛の処理場であった建物(壁に牛の絵が彫られています)と船で運ばれてきた牛を岸に揚げる機械が設置されています。


旧市街の小高い丘にあるドーム広場。




ドーム広場に面してそびえ立つ大聖堂です。





大聖堂の内部は、神聖な雰囲気です。


ドーム広場の周囲は、中世の面影を残す建物、銅像が数多く存在しています。







壁に描かれたレリーフが印象的です。







小高い丘から眺めた旧市街。






バンベルク市内観光を終えて、旧東ドイツの都市ドレスデンへ向かいます。



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ドイツ4日目

2009-06-01 18:57:55 | Weblog
ドイツ4日目は、レーゲンスブルクとニュルンベルクを訪れます。

レーゲンスブルクは、中世には自由帝国都市として繁栄し、ドナウ河南岸の旧市街には古代から近代までの史跡が混在し、2000年にわたる街の歴史を伺い知ることができます。

ドイツ最古の石橋を渡ると、そこは世界遺産の旧市街です。
ゲーテもこの石橋の上から旧市街を眺めて感激したといわれています。
ゲーテ大先生と同じ場所に立ち、感慨深いものがあります。









旧市街の風景。
狭い路地が歴史を感じさせます。




旧市街にある大聖堂。
16世紀に完成したバイエルン地方の代表的なゴシック建築です。






レーゲンスブルク市内観光を終えて、ソーセージの昼食をいただき、ニュルンベルク市内観光に向かいます。

ニュルンベルクは、人口50万の大きな街です。
観光の中心である旧市街は、周囲5Kmの城壁に囲まれた地域です。

まず、カイザール城に向かいます。

カイザール城は、旧市街の北端の丘の上に立つ広大な城です。







ユニークな看板のお店、魔女グッズを販売しているのでしょうか。




カイザール城から見た旧市街です。
旧市街が一望でき、中世の景観が楽しめます。



旧市街の中央広場には、マーケットが開かれていました。







マーケットで昔懐かしい楽器を演奏していました。


虐殺されたユダヤ人犠牲者の慰霊のためにカール4世が建てたフラウエン教会です。





中央広場の八角形の石盤の上に高さ19mの黄金の塔が立っています。
この塔の周囲の柵に継ぎ目のない黄金の輪があります。
この輪を3回転させる間に願い事を唱えると願い事が叶うと言われています。




13~14世紀にかけて建築されたゴシック様式の聖ロレンツ教会です。





教会に展示されているファイト・シュトゥスの傑作「受胎告知」のレリーフは見事でした。

旧市街をタップリ楽しんだ1日でした。



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