熟年新米弁理士のひとり言

平成18年に59歳で弁理士試験に合格した企業内弁理士です。弁理士試験、企業での知的財産業務について、気軽にお話します。

柴又

2012-03-14 20:37:43 | Weblog
毎月1回柴又の実家へ帰っています。

実家へ帰ったときには、必ず訪れる柴又帝釈天。

今回も行ってきました。

いつもとは違う道を通りながら帝釈天へ。

柴又七福神の一つ、大黒天へお参りすると、境内の梅が満開でした。





今年は、例年より2〜3週間遅いとのこと。
桜の開花も遅れそうですね。

そうこうしている内に帝釈天へ。
平日の午前中なので、観光客も疎らです。




帝釈天にお参りして柴又駅へ。

BSーTBSで放送している「吉田類の酒場放浪記」に出てきた居酒屋「春」がありました。




柴又駅から徒歩10秒。
電車の振動が心地よい酒場です。
私はお酒を飲まないので中に入ることはありませんが、番組でみた限りでは気さくな雰囲気の酒場ですね。





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環境保護

2012-03-13 09:28:45 | Weblog
フロンによるオゾン層の破壊の可能性を指摘し、ノーベル化学賞を受賞した米カリフォルニア大教授のシャーウッド・ローランドさんが10日、死去しました。

ローランドさんは、1974年、スプレーや冷蔵庫の冷媒などに使われるフロンガスがオゾン層を破壊することを初めて報告し、フロンガス使用の規制の必要性をいち早く訴えました。

しかし、産業界や一部の御用学者の猛烈な批判を浴び、ローランドさんの訴えはなかなか支持を受けることはありませんでした。

1980年代半ばから南極上空にオゾンホールが観測されるようになり、1987年にフロンガスを国際的に規制する「モントリオール議定書」が採択され、これにより主なフロンガスは90年代以降、全廃されることになったのは皆さんご存知の通りです。

オゾン層保護は地球環境問題の先駆けとなり、1995年にノーベル化学賞を共同受賞されました。

ローランドさんは、「科学者は報告書を作成するだけではダメで、行動を起こさなければならない」という考え方をしています。

どんなに抵抗されても、事実を曲げることはできません。
不都合な真実は、産業界、官僚、政治家、御用学者から猛烈な反撃を受けます。

原子力発電の安全神話に反対意見を述べた研究者も、猛烈な反撃、言われなき批判を受けました。

私たち一般市民は、産業界、官僚、政治家、御用学者が支持する意見に対して疑惑の目を向けて、冷静に判断することが必要です。





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3.11

2012-03-11 17:43:38 | Weblog
東日本大震災から1年の3月11日、テレビでは震災に関連する特集番組が放送されています。

早いものですね、あの震災からもう1年経ちましたか。

当時の記憶は、今でも生々しく残っています。
私が住んでいる神奈川県でも震度5強の揺れを観測しました。
揺れの大きさだけでなく、揺れている時間の長かったことが、地震の恐怖を増幅させました。

地震発生時、私は自宅にいましたが、今までに経験したことがない強く長い揺れに驚いて、思わず庭に裸足で飛び出しました。
庭にいても地面が割るのではないかと思うほどの揺れで、建物が揺れて振動する音も半端なものではありませんでした。
本当に恐ろしかったです。

被災地の東北地方の人は、もっと恐ろしかったでしょうね。

あの震災から1年、遅々として進まない復興に苛立ちを覚える人も多いでしょうが、震災の規模の大きさに原発事故が加わった今回の震災では、やむを得ないのではないでしょうか。

震災当初は、政府や地方自治体に不満をぶつける人が多かったようですが、最近は、自分たちが先頭に立って復興を成し遂げようという人たちが確実に増えているので、心強い限りです。

政治家、官僚、政府に責任を押し付けて何も行動しようとしない一部の行政の長、文句を言うばかりで何ら建設的な提案をしない新聞・テレビを相手にしていても震災復興が早まるとは思えません。

一般市民の力強さを見せてあげましょう。






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和解

2012-03-09 22:39:34 | Weblog
切り餅に入れる切り込みの特許権侵害をめぐり、越後製菓が佐藤食品工業に商品の製造・販売差し止めと、損害賠償を求めた訴訟で、知財高裁が勧告した和解を、両社とも拒否したそうです。

知財高裁は既に中間判決で佐藤食品工業の特許侵害を認め、22日には賠償額などを決めた最終的な判決を言い渡す予定で、佐藤食品工業は最高裁に上告する見通しです。

知財高裁の和解提案に対して、佐藤食品工業側は「特許権侵害はしていない」、越後製菓側は「中間判決ですでに特許権侵害は認められている」という趣旨の主張を繰り返し、最終的に協議は不調に終わったそうです。

中間判決がでる前であれば、和解を受け入れる余地があったように思われますが、中間判決で特許権侵害を認める判決が出されてしまうと、特許権者は強気になるでしょうし、被疑侵害者も後に引けないでしょうしね。

裁判所が和解提案を出すタイミングは難しいですね。
和解をするメリットの一つは、特許権侵害の有無等が表に出ないで決着できることですから、今回のように中間判決が出た後の和解は、タイミングが遅すぎますね。

裁判官は何故この時期に和解提案したのか、機会があれば聞いてみたいですね。






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強制的仲裁条項

2012-03-08 11:54:44 | Weblog
BS世界のドキュメンタリーで、米国の司法制度の問題点を取り上げていました。

アメリカでは大手企業が様々な手を使い、自分に有利なように司法制度を変えようと活動を行っているそうです。

力の弱い個人は大手企業に立ち向かえず、裁判で不利な立場に追い込まれる例が後をたたないという現状を、企業を相手取って裁判を闘ってきた法廷弁護士が、四つの実例を取り上げ大企業の横暴を告発する番組です。

第1話は、「ねじ曲げられた真実」
ハンバンーガー・チェーン店を訪れ、車内でコーヒーを飲もうとしたところ、こぼして大やけどを負い、親族がチェーン店を訴えたという、日本でも話題になった裁判です。
補償金目当ての裁判で無かったにもかかわらず、ベックさんたちのイメージがゆがめられたのは何故かを追求していきます。

第2話は「医療ミスの問題」。

第3話は、企業サイドに有利な司法制度の改革に反対する判事は、潤沢な資金力を持つ商工会議所などの団体から容赦ない「ネガティブ・キャンペーン」を受けるという問題です。
ミシシッピ州のディアス判事もその一人で、選挙では激しい攻撃を受け、当選したあともいわれのない容疑で裁判を起こされ任期中に一回も法判事の仕事ができなかったそうです。

何れも大きな問題ですが、私が気になったのは、第4話「強制的仲裁条項」です。
ジェイミーはイラクで復興事業を請け負っていたKBR/ハリバートン社に就職しました。
しかしイラクで暴力をふるわれた上にレイプされるという被害に遭います。
「従業員は会社を相手に裁判を起こせない」という身勝手な契約(強制的仲裁条項)にサインをしていたため、裁判所で不利な取り扱いがなされます。
しかし、敢然と裁判で戦い、その勇気ある行動は、「米軍の下請会社は強制的仲裁条項を設けられない」という、議会での修正法案の可決へとつながりました。

日本では、このような「強制的仲裁条項」は、裁判を受ける権利を侵害するとして、違憲、ADR契約が無効の扱いを受けるのでは、と思われます。

米国では、契約自由の原則が大きいのでしょうか。

この点については、日本の司法制度の方が優れていますね。





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社友会

2012-03-06 20:12:10 | Weblog
元企業の退職者が年に1回集まる社友会に出席してきました。

例年、12月に開催されるのですが、今年は企業創立50周年ということで、3月に延期されていました。
会場も例年開かれる半蔵門のホテルではなく、横浜のR&Dスクエアーです。

自宅から相鉄線で横浜に到着して東口へ。

はまみらいウォークを通ってR&Dスクエアーへ向かいます。






会場のR&Dスクエアーが見えてきました。




開始時間までまだ間があるので、ニッサンのショールームを見学することに。
レーシングカーが数多く展示されていました。










動体視力チャレンジを行いました。



結果は、17ポイント、最高点が39ポイントなので半分に少し足りないぐらいです。

高齢者に手が届く年にしては良い方だとか。


この車、いいですね。




それも其のはず、お値段は。




電気自動車も展示されていました。




社友会が始まる前に、R&Dスクエアーを見学することに。

5000人を要する都市型R&Dの拠点は、珍しいそうです。

最上階に上ると、横浜の街が一望出来ます。






R&Dスクエアー見学を楽しんで、いよいよ社友会です。

50周年ということで参加者も例年の2倍近くの大混雑。

立食形式ですが、例年よりも豪華な料理が並びます。
これも50周年の影響でしょうか。

懐かしい先輩、同僚と旧交を暖めて、社友会がお開きとなりました。

皆さん、次回の社友会でお会いしましょう。

それまでお元気で。





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論文

2012-03-05 22:58:10 | Weblog
均等侵害の第一要件、「特許発明の本質的部分」の解釈についての論文を作成しています。

現在、参考文献の読み込みと裁判例の分析を行なっている最中です。
この作業が論文作成で最も楽しい時間です。

この作業をしている段階で、徐々に論文の構成、論理展開、文章の概略が出来上がってきます。
私は、この作業を頭脳論文作成と呼んでいます。
この段階で、論文作成の80〜90%は終了することになります。
後は、文章に起こすだけです。

論文作成の効果は、何と言っても論文テーマに関連する知識が獲得できることですね。

現在作成中の「均等侵害の第一要件、特許発明の本質的部分の解釈」についての論文作成では、均等論に関連する論文の読み込み、裁判例の分析だけでなく、米国、ドイツ等の外国における均等侵害の取り扱いも調査することになります。

つまり、均等論についての知識が獲得できることになります。
この効果が大きいですね。

私は、既に、職務発明、損害賠償制度、特許消尽、先使用権、公然実施、ノウハウ保護についての論文を作成しているので、これらについての知識を獲得していることになります。

参考書を読むだけでは到底得られない知識です。

論文作成は時間が掛かりますが、得られる効果が大きいので、実務家にお薦めの勉強方法です。




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英語と日本語

2012-03-04 21:19:21 | Weblog
BS朝日の世界の今を伝える番組で、韓国の英語教育を取り上げていました。
その取り組みは、素晴らしいもので、日本における英語教育のお手本となりますね。

そのコーナーで、ゲストのアメリカ人が面白いことを言っていました。
日本語と英語の違いです。

そのゲストによると、日本語は受信力を必要とする言語で、英語は発信力を必要とする言語だということです。

つまり、日本語は、「一を聞いて十を知る」と言われているように、少ない言葉を受け手が補って発信者の気持ちを理解する言語だということです

これに対して、英語は、発信者が十を言って受け手が一を知るように、多くの言葉を使って説明しなければ受け手が理解できない言語だそうです。

この英語と日本語の根本的な相違を、日本人は同じだと考えているので、有効な英語教育、英語の活用ができないのではと、ゲストの方がコメントしていました。

このゲストの考え方は理解できますね。

この両言語の相違を理解すると、日本国民に対しては少ない数の日本語でメッセージを発信するほうが受け手の理解が得られるということになりますね。

反対に英語圏の人達には、英語で多くの言葉を用いてメッセージを伝える方が受け手の理解を得られるということになりそうです。

政治家、外交官等の英語圏の人達に、日本の要望を伝えるには、正確な定義(必然的に数多くの説明になりますが)、誰にもわかるような文章でメッセージを発信するスキルが必要となります。

英語が話せない人は、日本語と英語の機能の差を理解して、メッセージを翻訳するように翻訳者に伝えることが必要となりますね。

言語の違いを理解した英語教育、発信者の育成が急務です。





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延滞料金

2012-03-03 20:57:51 | Weblog
自宅近くの大学図書館を利用しています。
一度に6冊、2週間借りることができますが、期限を過ぎても返却しない場合、1日1冊10円の延滞料金が徴収されます。

予約が入っていない限り、Webで貸出延長ができるため、今まで延滞料金を支払ったことはありません。

しかし、2月29日に降った雪のため、当日、返却期限の6冊の内、予約が入っていた1冊が遅延となり、初めて10円を支払うことに。

大学図書館の受付にいた中年男性に、借りていた本を返却し、「昨日が返却期限だったのですが、雪のため図書館に来られず、1冊だけ返却期限をオーバーしました」と言いました。
交通スト等の一定の理由があれば延滞料は免除されるとのことでしたので、甘い期待を抱いて言い訳をした訳です。

受付にいた彼の中年男性、私の言い訳に何も応えず「10円お願いします」。

え〜、いきなり「10円お願いします」かよ〜。

「すみません。雪は延滞料金免除にならないんですよ」とか、何とか一言欲しかったのにな〜。

まあ、10円ですからいいですが。

女性の受付の方であれば、もう少し会話が続くのですが。






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職務発明

2012-03-02 17:15:05 | Weblog
企業の研究所に勤務していた時に、私が発明した特許についての職務発明実績補償金の支払い通知が送付されてきました。

昨年の実績補償が最後だと思っていましたが、今年も支払われるのですね〜。
今回が本当に最後の補償金支払いでしょう。

以前、ブログに書きましたが、職務発明の実績補償金はかなり頂きまして、海外旅行、国内旅行費用に使わせていただきました。

最盛期は、10件程度の特許権が対象で、補償金もかなりのものでしたが、特許権の存続期間満了により対象件数も減少し、昨年は4〜5件、今年は1件でした。

補償金も大幅に減少していますが、それでも夫婦で国内旅行を楽しむことができる金額です。

最後のお小遣いなので、思い出になる国内旅行の費用にしたいと思っています。

どこに行くのかを決めるのが、また楽しみです。






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