昨日の大雪から一夜が明けると、青空のもとベランダから今年一番の雪景色が広がっていた。新聞には山形気象台が発表した各地の積雪量が載っている。山形市64㎝、新庄194cm、米沢153cm、金山町220cm、真室川274cm(いずれも24日午後5時現在)。
新幹線のつばさ144号が、24日午後3時30分ころ、米沢市大沢駅の手前で立ち往生し、乗客420人は、3時間にわたって車内に足止めされた。午後7時過ぎに米沢駅に引き返したという。青森の八甲田山系の酸ヶ湯では、過去最も多い529cmの積雪を記録しているという。
ベランダから、国道112線の様子を撮った。市内へ向かう上りのルートで渋滞が起きていた。夜の雪は小降りになったと見えて、また除雪車の活躍で、さほどの影響は出ていない。だが駐車場の車には、雪が積もり、車を出すのに15分ほどの時間を要した。
公園の雪はいっぱいになっている。木立の間から青空が覗き、とてもきれいな風景だ。ここに至る道もきれい除雪されて、雪は踏み固まっている。晴れ間が出て雪は峠を越えたというが、午後3時には再び雪雲が広がり、また降ってきている。
天にても地にても雪の余るらし 相生垣瓜人
千歳山は松の上に雪を頂いた景色が端正で美しい。わずか500mほどの山で、街に近いせいもあって、この山に登るのを日課にしている人が大勢いる。だが、冬季は山道の雪が氷りつくと注意しなけれならない。転倒して、骨折などの事故が頻発する。きのうからの大雪で、ここを登る人も絶えたのではないか。