
尾花沢に行く。田植えから2ヶ月ほどで、田は見違えるようように青くなり、稲はすでに穂が出ている。田の畔も見えないほど旺盛な成長で、今年も米は豊作を感じさせる。田の脇には転作したアスパラの畑が広がり、農村の風景も変わってきている。田のなかに棲むドジョウを求めているのか、鷺の姿が見える。
うべしこそ青田の鷺は誰も詠む 篠田悌二朗
久しぶりの訪問に、親戚の農家は歓迎してくれる。畑から取れた農作物をお土産にくれる。ジャガイモ、蕗、スイカ、米、アスパラ、インゲン、トマト、キュウリ、ナス等々、自分の畑で作っているものもあるが、やはり農家で作っているものは違う。どうすれば、こんなに立派にできるのか、大いに勉強になる。それにしても、猛暑が続く。オリンピックの日本選手の活躍に元気をもらって、どうにか暑さをしのぐ日々だ。