常住坐臥

ブログを始めて10年。
老いと向き合って、皆さまと楽しむ記事を
書き続けます。タイトルも晴耕雨読改め常住坐臥。

歩き方革命

2017年10月11日 | 日記


北海道で雪虫が舞ったという報道が、お天気ニュースで出た。雪虫と言えば、北海道に住んでいたころ、11月の時雨のような日に、雪が降るように集団になって飛んでいたのを記憶している。家の前には、その冬に焚く石炭が山のように積まれ、雪虫が飛ぶと間もなく雪になると誰もが知っていた。雪を迎える前に、人々には、この一冬を頑張ろうという気合のようなものが漲っていたように思う。

誰が言った言葉か、忘れてしまったが、「自己統治できる最後の砦は己の身体」ということが、最近になって気にかかる。もうこの年になれば、自分の外のものを変えていくエネルギーはなくなっている。やはり、自分の身体に変化に対応して、いかに自分の足で歩き続けるか、ということに目を向けるべきなのだ。小池流に言えば、歩き方のパラダイムを変えるということになる。頑張って8㌔を1時間で歩くのではなく、疲れをセーブしながら1時間半かかってもよいから、8㌔を歩くということだ。

ユーチューブの「歩き方講座」で疲れない歩き方の解説を見ると、二つの大事なことがある。一つは、つま先の方で着地すること。そうすれば足の指の関節、踵の関節をつかうことになり、膝への負担が軽減される。足の指をつかうことにより、安定感が増す。二つ目は、前傾姿勢で、前進の推力をつけること。この二つを、階段昇りで実践して見た。驚くほど、足が軽く、心拍数も上がらない。テレビで柔道の松本選手が、足の指を使うことの重要性を説いていた。身体の安定を保つために指が大きな役割を果たす。
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