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ねことわたしのやわらかな日々

17年一緒に暮らした愛猫を亡くしましたが、日々のささやかな幸せを、
手のひらで温めて暮らしています。

火事場の馬鹿力

2012年10月20日 21時57分00秒 | フィギュアスケート
先日の松岡修造のTVインタビューによると
ゆづは「火事場の馬鹿力」を自らの意思で
出せるようになることを目指しているらしい。
確かに本番に強い選手というのはここぞという時
火事場の馬鹿力を出せる選手なのでしょう。

(最新号のInt'l Figure Skatingの表紙にゆづ登場)

人間の能力というものは、氷山と同じで
表に現われているのはほんのわずかで
大部分は潜在能力として隠れているもの。
リラックスしながら深く集中することで
その潜在能力を引き出しやすくなるのだとか。

わたしがそんなことを初めて聞いたのは
前に勤めた会社の、中堅社員研修で。
その状態では火事場の馬鹿力が出て、
誰でもスプーンが曲げられると言われて
言われるままに呼吸を整えながら瞑想したら
どれだけ頑張っても曲がらなかったスプーンが
指1本でぐにゃりと曲がって、自分でびっくり。

まさか同じことを、17歳の口から聞くとは。
そしてそのゆづがグランプリシリーズの初戦、
SPでいきなり「火事場の馬鹿力」を発揮。
しかもSPとして世界歴代最高得点の95.07



「火事場の馬鹿力」も制御出来るようになれば
それはもう「実力」と言っていいのでしょう。
ファンの欲目を除いても、彼はこの先、
とてつもない選手になるような気がして。
明日もFPでゆづがまた、火事場の馬鹿力で
いきなりファイナル出場を決めることを信じつつ。

ちなみに大物になる気配が全くないわたしは
あの研修以来、一度もスプーンを曲げられず、
火事場の馬鹿力も潜在能力も、いまだ爆睡状態。
せめて宴会芸としてマスターしたかったなあ。
コメント
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