ねことわたしのやわらかな日々

17年一緒に暮らした愛猫を亡くしましたが、日々のささやかな幸せを、
手のひらで温めて暮らしています。

今さら気づいたこと

2020年11月13日 20時23分00秒 | ねこ
これまで朝ジョギングに行く前に
欠かさず近所の神社でしていた願掛け。
「みいみが最期に苦しむことなく、
穏やかに安らかに旅立てますように。 
そして私が看取ってやれますように。」
願いは両方とも叶えて頂けました。
でも叶えてくれたのは、私の思いを察した
みいみ自身だったのかもと思えてきて。

今はたまたま在宅勤務だからいいけど
通常勤務に戻ったら、と心配だった。
留守中はオムツも替えてやれないし、
発作になっても何もしてやれない。
ましてや最期の時を迎えたら・・・と
みいみの世話をしながらも心の中は
心配で不安で、押し潰されそうだった。

(動物病院や同僚からも頂いたお花)

その他にも、今はどうにかなるけど、
この先どうなるか心配なことが幾つも。
みいみは、それをみんな察して
私の不安や心配を全部一人で抱えて
わたしに一番いいタイミングで
旅立つことを選んだ気がしてきて。
私がみいみを溺愛してるつもりだったけど
より深い愛で愛してくれていたのは
みいみの方だったのかもしれない。
そう思ったら、悲しみの涙ではなく
感謝と愛からの涙が、ぽろぽろ。

みいみ、みいみ、みいみ、みいみ。
お前の「死」に手のひらで触れた時
貴くて美しい「いのち」そのものに
この手で触れたような気がしたよ。
「いのち」は「愛」そのものだね。
おまえの最期の最期の瞬間を
私に看取らせてくれてありがとう。
つらく悲しい経験だったけど
それでもこの私の手のひらの中で
旅だって行ってくれて、ありがとう。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする