今年は長引いた猛暑の影響か、
紅葉が今ひとつ色あせていたり
色づく前に枯れてしまっていたり
当たり年とは言えないんだけど
それでも虎渓山永保寺の紅葉は
なかなか見事な色づきでした。
夢窓疎石が開創したとされ、
2つのお堂は国宝に指定されており、
紅葉の名所としても有名とあって
週末には結構な数の観光客が訪れます。
臨済宗南禅寺派の専門道場も併設されていて、
今も雲水さんらが修行に励んでおられるとか。
そのせいなのか、入山料も取らないのに
庭もお堂も手入れが行き届き、清らかでした。
美しいお庭を見せて頂けることに感謝すると共に
次々と押し寄せる紅葉狩りの人々の賑やかさが
修行の妨げにならないことを願っています。