先日、車で3泊4日の旅をしてきました。
初日はまずは夫の希望で舞鶴に立ち寄り、
ユネスコの世界記憶遺産に登録された、
「岸壁の母」の舞台になった桟橋や
その近くにある引揚記念館を見学。
戦争というものの愚かしさ、残酷さ、
あまりの不条理さに言葉を失いながら。
<ロシアの強制収容所での暮らしを再現した展示>
気を取り直して、夜は湯村温泉。
「夢千代日記」の舞台となった、
紅葉が始まった山あいの温泉街で
ゆっくり温泉に浸つかれるのも
平和あってのことだなあとしみじみ。
<源泉のそばに建つ夢千代の像>
2日目は鳥取砂丘と足立美術館へ。
とにかくお天気に恵まれて、
青空の下、白くてさらさらの
パウダースノーのような砂の砂丘は
歩くたびに足が吸い込まれるような感じ。
砂の城なんて言葉では聞いたことあるけど
実際にはそんなの出来っこないと思っていたら
砂の美術館には砂で出来たこんな大作が。
今年は「フランス」がテーマということで
ノートルダム寺院やナポレオンの戴冠シーン等が
どれも砂で作られていて、びっくり。
フランス大使館とタイアップして、
主にフランスの作家が来日して作ったのだそう。
湿らせて固めるとこんな作品が出来るなんて。
その後行ったのは足立美術館。
日本画の巨匠たちの作品も見事だったけど
米国の日本庭園専門雑誌で
21年連続日本一を誇る日本庭園は圧巻。
どこから見ても絵のような美しさでした。
夜はびゅんと玉造温泉まで足をのばし、
日本最大の混浴露天風呂のある長楽園へ。
20代の頃にも友達と来たことがあるけど
昭和天皇もお泊りになった格式ある旅館で
当時は日帰り入浴が精一杯でした。
(現在では日帰り入浴はやってないそう)
今は混浴露天風呂も入浴着着用となっていて
夫と一緒に月や星を眺めながら
のんびり露天風呂を楽しむことが出来ました。
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