ねことわたしのやわらかな日々

17年一緒に暮らした愛猫を亡くしましたが、日々のささやかな幸せを、
手のひらで温めて暮らしています。

秋の旅ー出雲への旅1

2024年11月16日 09時10分00秒 | 旅行

先日、車で3泊4日の旅をしてきました。

初日はまずは夫の希望で舞鶴に立ち寄り、

ユネスコの世界記憶遺産に登録された、

「岸壁の母」の舞台になった桟橋や

その近くにある引揚記念館を見学。

戦争というものの愚かしさ、残酷さ、

あまりの不条理さに言葉を失いながら。

 

<ロシアの強制収容所での暮らしを再現した展示>

 

気を取り直して、夜は湯村温泉。

「夢千代日記」の舞台となった、

紅葉が始まった山あいの温泉街で

ゆっくり温泉に浸つかれるのも

平和あってのことだなあとしみじみ。

 

<源泉のそばに建つ夢千代の像>

 

2日目は鳥取砂丘と足立美術館へ。

とにかくお天気に恵まれて、

青空の下、白くてさらさらの

パウダースノーのような砂の砂丘は

歩くたびに足が吸い込まれるような感じ。

 

 

砂の城なんて言葉では聞いたことあるけど

実際にはそんなの出来っこないと思っていたら

砂の美術館には砂で出来たこんな大作が。

 

 

今年は「フランス」がテーマということで

ノートルダム寺院やナポレオンの戴冠シーン等が

どれも砂で作られていて、びっくり。

フランス大使館とタイアップして、

主にフランスの作家が来日して作ったのだそう。

湿らせて固めるとこんな作品が出来るなんて。

 

 

その後行ったのは足立美術館。

日本画の巨匠たちの作品も見事だったけど

米国の日本庭園専門雑誌で

21年連続日本一を誇る日本庭園は圧巻。

どこから見ても絵のような美しさでした。

 

 

夜はびゅんと玉造温泉まで足をのばし、

日本最大の混浴露天風呂のある長楽園へ。

20代の頃にも友達と来たことがあるけど

昭和天皇もお泊りになった格式ある旅館で

当時は日帰り入浴が精一杯でした。

(現在では日帰り入浴はやってないそう)

今は混浴露天風呂も入浴着着用となっていて

夫と一緒に月や星を眺めながら

のんびり露天風呂を楽しむことが出来ました。


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