「宝鏡寺」での「京の冬の旅、非公開文化財特別公開」を楽しんだミモロは、寺之内通をトコトコと東へ向かいました。烏丸通に出ると、そこは、レンガ色の建物が聳えています。
今出川通と烏丸通の交差点周辺は、「同志社大学」のキャンパスが広がるエリア。
「同志社大学」と言えば、大河ドラマ「八重の桜」の主人公、新島八重の夫、新島襄が、明治8年(1875)に「同志社英学校」を開校したことから始まります。現在は、小学校から大学院まで。医学部や薬学部はありませんが、幅広い分野の学部が揃う総合大学です。
2011年6月22日のブログで、ミモロは、「新島襄旧邸」を訪れています。「ミモロ 新島襄」で検索するとすぐ出てきます。ぜひ見てくださいませ…。その時、まだ大河ドラマが決まっていなかったので、ミモロは、なんと八重さんのオルガンを弾いています。「だってご自由にお弾きくださいって、書いてあったんだもの…」と。その通り、当時は、見学者は、自由にオルガンが弾けたのです。
さて、話を戻して…。
現在、大学は、次々に新校舎を建設中。レンガ色に統一された、堂々とした立派な姿の建物が並んでいます。
「新島襄さんと八重さんが、現在の大学を見たら、驚くよねー。わーこんなに大きく育ってーって」
ミモロのお友達にも、同志社大学の卒業生はいっぱいいます。親子3代で同志社という人も少なくないのです。
東京では、これほど多く同じ大学の卒業生に会うことはありません。京都という狭い地域で、しかも代々京都に住む人が多いことからでしょうか。
これほど卒業生が、大学のある町に住んでいる地域は、全国でも稀なのでは?
「絶対、京都の同志社卒業生密度高いよね」と思うミモロです。
そんな「同志社大学」のキャンパスには、だれでも自由に入れ、また、レストランやカフェ、ショップなども利用できます。
「お寺をいろいろ見学したら、お腹空いちゃったよー」と、そこで大学に併設するカフェレストランに行くことに。
烏丸通に面した「寒梅館」という校舎の1階にある、カジュアルな感じのカフェ&レストラン「アマーク ド パラディ寒梅館」。このお店は、東京、大阪、京都、神戸でさまざまな形態のレストランを展開する「バルニバービ」という会社が手掛けるもの。「美味しいものをより楽しく、より健康に、より安く」をコンセプトにしているそう。
「大学のキャンパスには、ピッタリだねー」
なるほどメニューも確かにリーズナブル。ランチのセットメニューも数種類揃っています。
なんと600円ほどで、ランチセットが食べられるのはうれしいこと。
ミモロは、さっそく店内へ。
まず、店の奥の販売機で、食券を購入。セルフサービスなので、それをオープンキッチンのスタッフに渡します。
「はい、Cセットですね」ミモロは、トレイを用意して、注文したパスタセットをじっと待つことに。
ほどなくして、「はい、お待ちどうさま…」と、注文したパスタが前に。
「大丈夫?届きますかー」「はい、がんばりまーす」とミモロは、大きなお皿を必死に受け取ります。
大きな窓から外光がたっぷり入る店内の窓辺の席に。
周囲には、学生さんが楽しそうにおしゃべりしたり、本を読んだり、思い思いに時間を過ごす姿が…。
「なんか学生になった気分…いただきまーす!」と、パスタセットを前に、至福の時間に浸っています。
レンズ豆と豚のラグーソースのパスタ。野菜のスープ、サラダ、パンもセットに。
「うーなかなかバランスがいい…野菜も食べられるし…これで600円は、安いかも…」。
学生さん向けか、ボリュームもたっぷり。
「美味しい…ソースがいいお味…」。パスタを全部食べた後、残ったソースをパンにつけてパクリ。
ドリンクのカウンターには、今出川特別メニューも。
「今度、飲みに来よう…」とミモロ。
「京の冬の旅 非公開文化財特別公開」で、3月1日~18日の公開となる「大聖寺」、すでに公開されている「相国寺」や「春の人形展」を4月3日まで開催する「宝鏡寺」へ、訪れる途中のランチにおすすめです。
「ちょっとお茶するのにも、いいよねー」。オープンカフェのようなテラス席もあります。
ボリュームたっぷりのランチを食べたミモロは、「ちょっとお散歩して、お腹すかせないと、夕ご飯食べられなくなっちゃう…」といいながら、烏丸通を南下。「京都御苑」の中を、ちょっとお散歩することに…。
*カフェ&レストラン「アマーク ド パラディ寒梅館」京都市上京区烏丸通上立売下ル御所八幡町103 電話075-251-0880 ランチ11:00~16:00LO ディナー17:00~22:00LO カフェは営業時間内いつでも利用できます。 無休 地下鉄烏丸線今出川駅より徒歩1分
人気ブログランキングへ
ブログを見たら、金魚をクリックしてね