日に日に、蕾を膨らませる疎水沿いの桜。見事な花が見られるのも、もうすぐです。
そんなある日「もう春だから、もっとキレイになって、おしゃれしなくちゃ!」と、ハリキリ出したミモロ。
向かったのは、疎水沿いにあるヘアーサロンの「Anアン」。
アンティーク家具で設えられたおしゃれな感じのお店で、ここにオープンして6年目に。
春、店の大きな窓からは、疎水の桜並木が正面に。まるでガラス窓をピンクに染めるような景色です。
「こんにちはー。あのキレイにしてください…ちょっと最近、枝毛が気になるのでー」
「はい、おまかせください。キレイにしましょうねー」と笑顔で迎えてくれたのは、ヘアースタイリストの市角亮二さん。京都に来たのは、2年ほど前、それまで東京で活躍したスタイリストさんです。
このお店は、腕のよさとフレンドリーな接客、そして…センスのいいスタイリストさんで評判のヘアーサロン。
「では、まずシャンプーをしますので、こちらに…」と、通されたのは、店の奥にあるシャンプー台。
「お首、痛くないですか?」「ハイ、大丈夫でーす」
「では、お顔にカバーをかけますよー」
「お湯加減は、いかがですか?」
「ハイ、いい湯加減で…ムニャムニャ・・・」シャンプーのあまりの気持ちよさに、ミモロは、眠くなったよう。
シャンプーの後は、首や肩のマッサージ。
「うー気持ちよすぎる…」
「では、カットに入りますね」
カット用のカバーを掛けてもらったミモロは、ちょっと緊張した面持ち。
「どんなスタイルにしますか?」「あのーおまかせしますー」とミモロ。
鏡を見つめるミモロ。「あのねーこの近くで美味しいランチを食べたの…」と、市角さんとおしゃべりも。
「ミモロちゃんは、頭の形がいいから、なんでも似合いますねー」と。
あざやかなハサミ使いで、ミモロの余分な毛をカットしてゆきます。
「ハイ、できましたー。いかがですか?」
「なんかスッキリした感じ…」ミモロ、心なしかキレイになったみたい…。「そう?カワイイ?」と満足そうな笑顔です。
さて、髪を整えたミモロは、翌日、八坂神社の摂社「美御前社」へと向かいました。
ここは、美容の神さまと言われ、美しさを願う女性たちに大人気のパワースポットです。
昨年、社殿が改築され、いっそうキレイに。
鳥居の横にある美容水を顔に付けるとキレイになるそう。さっそくミモロもパシャパシャと…。
ミモロ、そんなにつけても…。「だって、きれいになりたいものー」と、いつも美しくありたいという女心。
でもね、そこにも書いてあるように…身だけじゃなくて、心も美しくないと、本当に美しくはなれないのよ。
「うん、でも…」。ミモロの女みがきの仕上げは、神頼み…神様がお願いを叶えてくれますように…。
*「美御前社」京都市東山区八坂神社内 詳しい情報は、ホームページで。
実は、京都は、飲食店だけでなく、美容院、ヘアーサロンも激戦区なのだそう。次々に新しいお店がオープンしています。和服を着る機会も多い京都のヘアーサロンでは、アップスタイルなどの注文も多いそう。
*「Anアン」京都市左京区岡崎円勝寺町36 2F 電話075-752-2040 10:00~最終受付19:00 ヘアカラーは~18:00
月曜、第1,3火曜休み
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