福井県の高浜町でカニを満喫したミモロ。翌日は、日本海の海岸線を東へ、再び小浜の町を目指します。
途中、ふと車を止めて、近くの地図を見ると・・・。
「エルパークおおい」の文字が。「なんだろ?公園があるのかな?」
向かい側の半島へと、長い橋が架かっています。
そう、「エルパークおおい」とは、関西電力の大飯原子力発電所内の広報施設。今は、休館のようす。
そもそも福井県は、国内でも雁視力発電所の多い県。現在、敦賀、美浜、大飯、高浜をはじめ、高速増殖原型炉もんじゅなど、全部で15基の原子炉があり、平成25年1月7日の資料によると大飯3号機、4号機だけが運転中に(でも今は、検査中のはず…)。ふげんは、廃止措置、もんじゅは性能試験中、ほかは定期検査中になっていました。
福井県内の原子力発電所で作られるのは、関西地区へ供給される電力の6割を占めていたそう。
ちなみに、ミモロは、大飯原発の入口ゲートまで行ってみました。ゲートには、物々しい装備をした警備の方が数人、怖い目をしてミモロをじっと見つめました。「あのー『エルパークおおい』ってどこですか?」と尋ねると、「今は、休館中ですから、近づけません」とキッパリ。「あ、あ、そうですか…」あまりの緊張した空気に、すごすごとその場を立ち去ります。「なんか、怖かったねぇー」とミモロは、ポツリ。昔は、発電所部分のタービン建屋の内部や中央制御室などをガラス越しに見学できたよう。
さて、大飯原子力発電所のある場所から、小浜の町へ。
地域の産品がいろいろ揃う「若狭フィシャーマンズ・ワーフ」へと向かいました。
「あ、やっぱりあったーオバマ大統領のお菓子だってー」
オバマ大統領就任以来、アメリカでも知られるようになった「小浜」。
ほかに目立つお土産は、カニ関連のもの。
クッキーやまんじゅう、パイやカワイイ土鈴など種類も豊富。
またお箸生産も小浜の産業のひとつです。
実は、ここは、「蘇洞門(そともん)めぐり遊覧船」の出航場所。
若狭湾にある断崖、奇岩などを巡る約50分のクルージングです。
でも、あいにくこの日は雨降りの悪天候。
「わーん、欠航だってー残念」とションボリするミモロです。
そこで他の見るべき場所を教えてもらうために、観光案内所へ。
「歴史小浜には、見どころがいっぱいあるんですよ」と案内所の方。
「えーとどんなものに興味がありますか?」「あのー仏像とか…」とミモロ。
「では、国宝の千手観音立像のある『妙楽寺』はいかがですか?エーと地図のここですね」と、親切に教えてくださいました。
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