桜が、京都のあちこちで咲きはじめた今日この頃。ミモロの町歩きは、いっそう活発に…。「だって、ジッとしてられないんだもの…」と、週末もトコトコお出かけです。
まずは、ご近所の東山の「青蓮院」の階段の前を通過。
「あ、ここの桜も咲いてるー」
秋、粟田神社の神輿が上る階段です。大きな楠が枝を伸ばす「青蓮院」前の道を、今は、桜が彩りを添えています。
その道を南に進み、知恩院の前を過ぎて、円山公園へ。
京都の桜を代表する大きなしだれ桜です。「うーなんか枝が短い感じ…。昔は、もっと大きかった気がする…」と、確かに、なんとかく風情が以前とは違うよう…。樹齢80年を超えるという大きな桜は、現在2代目。初代の桜の種から育てられたそう。この桜の子供が、「京都府庁の旧本館中庭」の桜です。
「やっぱりなんとなく元気がないみたい…」と心配そうに見上げるミモロです。
このところ、近所に暮らすカラスたちにより、枝に被害が。カラスのフンなどにも虫が寄って来るとか。
今年も花の開花時期の3月29日~4月7日までかがり火が近くで灯されます。またライトアップも同時に行われる予定です。
円山公園には、しだれ桜のほか、ソメイヨシノ、ヤマサザクラなど多数の桜があり、次々に花を開かせてゆきます。
日曜日、ミモロは、ちょっと用事があって、大覚寺方面に向かいました。
「あ、ここにも咲いてる…」
庭には、早咲きの桜が。
「あれ、ピンクのお花が咲いてるー」
ミモロ、それは桜ではなく、左近の梅。白砂を敷き詰めた大覚寺の庭のしだれ桜は、まだ開花まで、もう少しかかりそう。「枝の先が赤くなり始めたから、もうすぐだよねー」と。来週には、きっと咲きはじめるのでは…。
さて、大覚寺からの帰り道、広沢池のそばを通ると…「わーここに寄りたい・・・」と立ち寄ったのは、菜の花畑。
畑を埋め尽くすように、黄色に菜の花が一面に。
「わーキレイ・・・春だねぇー」
ミモロの体を、春の温かな陽射しが包みます。
「あ、ペンペン草…」
小さな野草がはえた畑で、しばし遊びに夢中…「モンシロチョウも飛んでるよー」と…。
ミモロは、春を満喫しているよう…。
そこからしばらく道を進むと、背の高い桜が茂る一角に。
「わーここの桜りっぱー」と、おもわず声が…。
のびのびと枝を伸ばした見事な桜…。
ここは、桜守の佐野藤右衛門さんのお宅に隣接する「植藤造園」の桜の見本園。全国から集められた、さまざまな種類の桜が、敷地内に植えられて、桜の時期だけ、一般に無料開放されています。
*「植藤造園」京都市右京区山越中町13番地 駐車場はないので、市バスなどの利用を。
「さすが桜守をなさる方のお家の桜は、よく育ってるねー」と。本当に見事な桜です。ちょっと行きにくい場所ですが、訪れる価値は十分。
「今日も、いろんな桜見たねー。桜を見たら、やっぱりこれだよねー」
近所の和菓子屋さんで買った「お花見団子」を食べながら、桜の美しさを思い出すミモロです。
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