「う~ブルブル…」3月1日の朝、目覚めたミモロが見たのは、一面の銀世界。
「え~もう3月だから、春だって思ってたのに~」と、突然の雪にビックリ。今年は、京都にはあまり雪が積もらなかったので、これでもう春と油断していたら…う~寒い…
雪が降ると、じっとしていられない変なネコのミモロ。いつもは、目覚めてもぐずぐずしているのに、雪の日だけは、かぜんはりきって帽子やマントを着て、朝のお散歩に出かけます。
向かったのは、近所の「下鴨神社」。自転車に飛び乗って境内へと馬場道を疾走。
つまり、自転車でも走れるくらいしか積もっていなかったのです。
「わ~白いお花が咲いてるみたい…」枝に積もった雪が朝日に輝きそれはキレイ…。
「椿の花にも積もってる~」
なんとも風情ある姿。寒椿という呼び名が似合う景色です。
ミモロは、境内の中をトコトコ・・・
朱塗りの鳥居と白い雪のコントラストが見事です。
「やっぱり朱塗りの建物に積もる雪ってフォトジェニックだよね~」とミモロ。
以前は、平安神宮の雪景色が大好きだったミモロ。今は、近所の「下鴨神社」の雪景色が気に入っています。
「わ~すごく素敵~」
ミモロは、境内にある紅梅を見つけました。「よく梅の実がなる木じゃない?」
満開を迎えた梅に、白雪がまるで綿帽子のよう…。
「冬と春が一緒になった景色だね~」
白い雪が、紅梅のピンクをいっそう際立たせて、普段見るより、鮮やかに感じます。
「なんか絵葉書みたいな景色だね~」そう、まさにそんな感じです。花に積もった雪は、時間が経過するごとに、ボタ~と落ちてゆきます。おそらく後1時間もしたらみんななくなってしまうかも…。
この日の雪は、地面にはそれほど積もっていませんでした。
でも、神社の人たちが、せっせと箒などで雪はらいをしています。
「わ~この景色ももうすぐ見られなくなっちゃう…」とちょっと残念そうなミモロ。
参拝者もまだまばらな神社には、カメラを手にした人が目立ちます。
自転車置き場でいっしょになった大学生らしいお兄さん…「すごくキレイだったですね~」とミモロが声をかけると、「ホント、素敵でした。これから金閣寺行ってきま~す」というと自転車で走り去ってゆきました。
「金閣寺だって…ミモロも雪景色見てみたい…」と、上目遣い…。あの今日はこれからご用事があるから、金閣寺までいけないの…。さすがこの寒さの中、自転車で行くのは躊躇します。
雪の京都の人気スポット「金閣寺」。多くのアマチュアカメラマンが押し寄せる場所です。
参拝時間は朝9時から…。「今からならまだ間に合うかも…」雪の日は、9時の開門と同時に多くの人たちが写真スポットへと殺到するそう。
素敵な写真が撮影できるように、雪が残っていることを願いました。
さぁ、家に戻って朝ごはんにしましょ。
「あ、この子たち、寒そうだね~」
「相生社」の前に並ぶ縁結びの像。「もう少し寄り添うとあったかいのに…」とミモロ。
「これ、この冬の最後の雪かな…」
いえいえ、まだまだ油断できません。
3月に京都にいらっしゃる方は、急に寒くなったりするので、どうぞ温かい冬の服装で…。
「お寺冷えるもんね~」 くれぐれも厚手の靴下もお忘れなく…
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