京都の観光スポット東山エリア。そのランドマーク的建物は、「八坂の塔」です。そこに通じる八坂通沿いに、2004年に香川県高松にある乾物の老舗「山城屋」の直営ショップが、創業100年を記念してできたのです。
もともと出汁をとるイワシなどの魚介類の乾物を、海に恵まれた香川県で始めたのだそう。その後、野菜、豆など日本料理に欠かせないさまざまな乾物を手掛けるようになったのだそう。
お店の中には、約200種類という種類豊富な品々が並んでいます。乾物と一口に言ってもその種類は、様々…ごま、きなこ、麩、豆、かんぴょう、ゆば、高野豆腐、はるさめ、くずきり、シイタケ、きくらげ、ひじき、わかめ、こんぶ、寒天、小エビ、海苔、思い出すだけでも大変な数…。つまり、それほど日本人の食に欠かせない食材なのです。
「わ~たくさんある~」
ここに並ぶのは、日本全国の産地をめぐり、素材の良さを見極め、旬の時期にだけ仕入れ、乾物に仕上げた品々ばかり。
また、全国の百貨店やスーパーなどにも、品を納め、すでにその味を知っている人もいらっしゃるかもしれません。
ここ京都のお店は、「山城屋」の人気の品をはじめ、期間限定のものなど、あるゆる品が勢ぞろいしています。
すでに下ごしらえがされていて、ちょっと手を加えるだけで、美味しい料理になるものや、煮物などに使いやすい野菜の乾物なども豊富。「ホント、いろんなお品があるんだね~結構簡単に美味しい煮物ができそう…」とそのバラエティーの豊かさに驚くミモロです。
「京都の契約農家にお願いしている野菜なども多いんですよ」とご店主。
「でも、ミモロあんまり乾物の使い方わからないの~」と、「それだったら、うちでは料理教室もやってるんですよ。ひじきや大根などをつかった炊き込みご飯や、京のおばんさいの煮物など、乾物を使ったさまざまなお料理が習えますよ」と。
「え~乾物のお料理教室ね~いいかも…」と興味を抱くミモロです。
乾物は、古くから常備食として必ずといっていいほど、なんらかの品が家にありました。季節を問わず使える乾物は、まさに日本の生んだ優れた保存食料品。
「最近、自然災害多いから、いざというときのために、ある程度、揃えていた方がいいかもね~」とミモロ。
「あ、ゴマ~。ミモロのお家にもいつもあるよ~」と。
ミモロが常備する乾物といえば、ゴマ、かつおぶし、海苔、昆布、麩、ひじき、わかめ、きなこなど…。「これとご飯があれば、1週間は生きてゆける…」と。
また、お店で目立つのは、京都らしい七味コーナーです。京都のお土産に人気の七味…パッケージも洒落ています。
「え?ここで、七味づくり体験もできるんだって~」
自分好みの味を調合して作ります。体験料金800円。所要時間15分ほど。
棚に並ぶ品々は、ゆっくり見ると、次々に欲しくなるものばかり…。
「わ~今日は、もう帰らなくちゃ~。またゆっくりお邪魔します~」と、次の約束があるミモロは、後ろ髪をひかれる思いで店を後にしました。
「次来るときは、大きな買い物袋持ってこよう~」と、買う気満々です。
*「京 山城屋」の詳しい情報はホームページで
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