ネコのミモロのJAPAN TRAVEL (Mimoro the cat:JAPAN TRAVEL)

「京都観光おもてなし大使」のライターとネコのミモロが、京都の情報や暮らし、グルメなどをご紹介。心和む雑誌のようなブログ

京都を体験する旅。智積院そばにある京焼の日吉窯地区の工房「瑞光窯」での「ろくろ体験」。

2016-03-18 | 体験

ユニークな京都の旅を提案するツアー会社「のぞみ」が企画した女性限定「休日のプチ修行」ツアーに参加したミモロ。
「いろんな京都の体験ができるんだよ~。京都に住んでいても、なかなか体験する機会ないもんね~」と、張り切って…。

坐禅の次は、京都の伝統工芸のひとつ京焼の工房「瑞光窯」での初のろくろ体験に挑戦です。
  
先ほどの小坊主姿から、今度は、バンダナを締めて…。陶芸用の作務衣も用意されています。でもミモロにはちょっと大きすぎ…

瑞光窯」は、240年以上続く、上質の清水焼の窯元として知られるところ。ここでは、初心者からプロを目指す人を対象に、さまざまな陶芸教室が開催されています。

東山の「智積院」と「東福寺」「泉涌寺」のあるエリアには、「日吉窯地区」と「泉涌寺窯地区」という2つの京焼の窯元が集まる地域があります。それぞれの地区で陶器市が行われ、「日吉窯地区」では、4月2,3日に「日吉窯元まつり」が開催されます。

ミモロたちは、その「日吉窯地区」で、陶芸体験の電動ろくろコースを受講しました。
お教室の開かれる工房には、すでにろくろの準備ができています。
「どれ作ろうかな?」
今回は、小鉢、茶碗などを作ります。まずは、自分が作りたいものの大きさ、形、色を決めます。

まずは、講師の方がお手本を…
  
見る見る内に、土から器が生まれてきます。「すごい~」と、ミモロは、ろくろのそばでかぶりつき状態…。

ツアー参加者が、次々にろくろの前に…。職人さんの指導のもと、作品づくりに励みます。
 
ちょっと失敗しても、ベテランの職人さんがちゃんと修正してくださるので大丈夫。難しいところは、助けてくださいます。

いよいよミモロの番に…やさしくご指導くださる職人さん…

「ミモロさんは、何を作りたいんですか?」と…「あの~できるだけ大きなお丼…おうどんやおそばがたくさん入るのがいいなぁ~」と、趣より、中身の量で器を決めたミモロです。
「じゃ、一番大きなの作りましょうね~」器の大きさに合わせ、土台の大きさを調整します。

ろくろに座り、器を作る指の使い方を習います。「そう、ゆっくり上に動かして…」「はい…」真剣そのもののミモロ。
「もっと大きしなくちゃ~」
体を支えられながら、器の中に腕を伸ばし、器の側面を広げてゆきます。「そう、上手上手…その調子…」

「う~苦しかった…」とミモロ。あまりに真剣すぎて呼吸を止めてしまったよう。

「はい、完成ですね…こんな形でいいですか?」
「あの~もう少し、下の部分膨らませたいです。おうどんたくさん入るように…」と、注文を…。そこはむずかしいので、職人さんがやってくださいました。

 「わ~できた~」と、今度は大満足。
ミモロ、さわっちゃだめよ~。参加者が作った器は、後日、希望の色の釉をかけて焼かれ、1っか月ほど後に、郵送されます。

「やっぱりミモロちゃんのが一番大きい~ミモロちゃんのお風呂になりそう…」と参加者から声が…。
ほかの皆さんが抹茶茶碗や小鉢を作られた中、ひときわ大きな丼鉢になりました。

ミモロは何色にしたの…「あのね~黒…うどんやごはんの白が際立つように…」と、なかなかシックな色選び。
「届くのが楽しみだね~」と、その日だけの楽しみではなく、旅の思い出が後日届くのは何とも素敵…。

「やった~」と初めてのろくろ体験。土にまみれたミモロ…お洋服がよごれちゃったけど、そんなの気にしない…。
だって、楽しい体験だったのですから…。


ミモロ自身も何度も、いろいろな窯元にお邪魔していますが、職人さんが器を作られるシーンを見学したことはあっても、実際に自分でろくろ体験をしたことはありませんでした。「京都にいても、実際できる機会ってないよね~」とミモロ。

さて、そろそろ夕方、1泊2日の旅の締めくくりは、京料理を学びながらの夕食です。
「お腹空いた~」と、ミモロたちは、窯元から歩いて、京料理店へと向かいました。



*ミモロが参加している体験ツアーは、「おすすめ京都体験」で。ほかにもいろいろな楽しいツアーが用意されています。


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