「わ~今日は、温かい~。2日前の雪が嘘みたい…」3月3日は京都は、穏やかな春の日和になりました。
ミモロは、10時前に近所の「下鴨神社」へ向かいます。この日は、恒例の流しびなが行われるのです。

「ちょっと遅くなっちゃったから、もうもらえないかなぁ~」と、糺の森の脇の馬場道を自転車で疾走。
拝殿の前でいつも授与される「流しびな」。でもだれも人がいません。
「あの~流しびないただけるの終わっちゃったんですか…」と、仮設テントの中の人に伺います。
「今年から、無料の授与はなくなったんです。それにもしあっても、今の時間じゃもうありませんよ~」と。
「え~今年からなくなったの…」とがっかりするミモロ。まぁ、あってもいつも間に合わないミモロですが…。

「職人さんが少なくなったんだって…残念…」とミモロ。そこで小さな「流しびな」を求めます。

さて、「流しびな」の説明書きを見ると…


「あれ?今年買ったのは、そのまま流しちゃいけないんだ~。え~買ったのをその場で流すのかと思ってた~」
説明によると、1年間家に飾り、その飾ったものを穢れと共に流し清めるのだそう。
「前に流そうとして流さなくてよかった~」と、以前、やはり「流しびな」を求めたとき、御手洗川に、もったいなくて流せなかったミモロです。
昔は、川に流した雛も、最近は、川が汚れるという理由から、下流でネットですくわれて、集められて焼却されます。
そう、お盆の灯篭流しも、仏壇のお飾りも、昔は川や海に流したもの。
「環境汚染だって言われるんだよね~最近は…」だから、全部、集められて焼却します。「水じゃなくて、火で清めるって感じ…」
「流しびな」を求めた後、ミモロは、境内の中を進みます。


建物の中に飾られた雛段。その横で写真撮影ができるのです。

「あ、梅の花…今日は温かそう…あれ、これもしかして梅じゃなくて、桃?」


2日前は、雪がかぶっていた花です。
この日は、今年の干支のサルの絵馬も、お雛様に人気を奪われたよう…。

「さぁ、お家でお雛様飾らなきゃ…」とミモロ。実は、いろいろなところですでにお雛様を見ていたので、自分のひな人形を飾るのをすっかり忘れていたのでした。

慌てて家に帰ります。「4月3日の旧暦のひな祭りまで、飾ってあげよう…」と。確か、ひな人形は早くお片付けしないと、お嫁に行くのが遅くなると言われます。「いいの気にしないから…」
「はい、飾れたよ~」ミモロのお雛様は、小さな土でできたお人形。水森亜土さんのお雛様です。



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