京都で人気ブログリポーターとして次第に知られてきたミモロ。「ぜひ、参加してご意見聞かせてください…」と、京都でユニークな体験ツアーを企画する「株式会社のぞみ」のスタッフからお誘いが…。
「体験ツアー?なんか面白そう…」と好奇心旺盛なミモロは、さっそく参加することに…。
今回の体験ツアーは、「女性の為の休日プチ修行」をテーマした「京のご縁結びさんぽ」というタイトルのツアーです。
女性限定の1泊2日のツアーで、その内容は、坐禅、お茶、ろくろ体験、京料理の基礎を知る、朝のお勤め見学、日本庭園の早朝特別拝観、お寺の朝ごはん、お寺の特別拝観、精進料理の昼食、写経、華道、僧侶の法話…と、すごく充実した内容…。
観光だけじゃない京都を体験する…そんなツアーが人気です。
しかも、プチ修行…という心を磨くテーマは、心惹かれます。
日程的に全部は参加できないミモロですが、「できるだけ修行したい~」と時間の許す限り参加することに…。
今回の修業の場所は、京都駅からも近い、東山区の東福寺、泉涌寺、智積院エリアです。
まず1日目は、午後13時から、東福寺の塔頭「勝林寺」での坐禅からスタートです。
「このお寺は、前に写経しに伺ったことある~」と、すでにご住職の宇野さまとは顔見知りのミモロです。「こんにちは~」
「あ、ミモロちゃん…」
「今日は、修行ツアーに参加しに来ました~。よろしくお願いします」とご住職にご挨拶…。
「おや、小坊主姿…なかなか似合ってますね~」とご住職。「はい、しっかり坐禅の修行しなくちゃ~」とやるき満々のミモロです。
まずは、お寺に入ったら、ご本尊さまに参拝します。
「勝林寺」のご本尊は、毘沙門天さま。秘仏ですので、特別公開の時にしかお姿を拝むことはできません。
観光でも、体験ツアーでも、お寺に行ったら、必ずご本尊に参拝します。
本堂の座敷で、ツアーの参加者とともに、まずはお寺の歴史、そして坐禅の仕方などをお話いただきます。
では、15分ずつ2回、坐禅をします。
すでに何回か坐禅の経験のあるミモロ。さっそく静かに座ります。
なかなか心の落ち着かない日常…たまに静かにじっと座ることで、心が鎮まってきます。京都では、坐禅ができるお寺もあり、観光だけでなく、静かな時間も素敵です。
「あ、警策…」ご住職の手には、坐禅の時に迷いなどを絶つために、背中を打っていただく木でできた「警策」が握られています。ちなみに曹洞宗では「きょうさく」、臨済宗では「けいさく」と読むのだそう。
「警策って、ちょっと痛いけど、なんか心がピシっとするんだよね~」そう、これは文殊菩薩さまから、坐禅を頑張るようにとの励ましの意味があるのです。
後半の15分の坐禅の中ごろで、ミモロは頭を下げて、警策をいただくことに…。
ピシ、ピシ…背中を打っていただきます。小さなミモロなので、もちろんご住職もそれなりの強さで…。「ありがたい…ありがたい…」と心で思うミモロです。
僧侶の方々が修行で何時間も坐禅するときは、この警策が何本も折れるそう。
さすが本式の修行は気合いも力も違います。
東福寺の塔頭「勝林寺」では、坐禅、写経、写仏も体験できます。詳しくは、ホームページで。
さて、坐禅の後は、お茶をいただきます。
「美味しい…やっぱり京都ではお抹茶だよね~」と。お菓子の甘さとお茶が、いっそう心と体を癒します。
「あ、モクレン満開…椿も咲いてる…。やっぱり坐禅すると気持ちいいね~」と久しぶりの坐禅でリフレッシュした様子。
*「わ~たくさんの人たち…」実は、ミモロたちが坐禅をはじめる前に、本堂には多くの人たちが…。いま、京都の各お寺には、御朱印帳を持った人たちが大勢詰めかけています。「御朱印集めってブームらしいよ~」とミモロ。最近は、特に若い人たちが多く、なかなかおしゃれな御朱印帳をもって、スタンプラリーのごとく御朱印集めをしています。もっともスタンプラリーの元祖こそ、御朱印集めだと思われます。
中には、各宗派ごとに御朱印帳を作っていて、何冊もバッグにいれている人もいらっしゃるとか。
お寺の方も大変で、1日に何十枚も御朱印帳を書くことに…。そのため、御朱印受付の時間を制限しているところもあります。
「スタンプラリーだと、たくさん集めると賞品もらえたりするけど、御朱印集めすると、きっとたくさんご利益いただけるのかもしれないね~」と。熱心にお寺を廻られる若い世代が増えたことは、なんともいいこと…。
御朱印をいただく前に、必ず、ご本尊への参拝をお忘れなく…。
「では、次に移動します~」とツアーのガイドさん。
次は、泉涌寺周辺に集まる京焼の工房で、「ろくろ体験」が待っています。
*「おすすめの京都体験」のツアーの詳しい情報は、ホームページで。いろいろなツアーが載っています。
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