桜めぐりに自転車のバスケットに乗って出かけたミモロ。次に向かったのは、堀川通沿いにある「水火天満宮」です。
「あ、まだあんまり咲いてない…」満開まではもう少しというところ。
満開時は、天を覆うほど、ピンク色の世界が展開される枝垂桜です。
「水火天満宮」のご祭神は、菅原道真公。創建は、延長元年(923)と伝えられ、「北野天満宮」の創建は天歴元年(947)ですから、それより古く日本最初の天満宮と神社のホームページにありました。
まだ満開には時間があると思われるのか、境内には、人影もありません。ここは、夜桜見物もできる人気の桜のスポットです。
「縁結びだって~」とその言葉に弱いミモロ。さっそく境内にある「六玉稲荷大明神社」に参拝。
ミモロ、ここは縁結びでも、人との縁を結ぶ人材確保のご縁らしいですよ。
「あ、そう…でも、いろいろなご縁いただきたいもの…」とお参りします。
*「水火天満宮」の詳しい情報は、ホームページで
さて、次に向かったのは、千本通沿いにある真言宗智山派「上品蓮台寺」です。ここは、ブログの読者の方から教えていただいた桜の名所。
「ホント、立派な桜が咲いてる~」
すでに大勢の観光客や地元の人が、カメラを構えています。
「なんか中に入るの勇気いる~」と門前で躊躇するミモロ。というのは、みんなが桜にカメラを向けていて、とてもその桜の下を通って本堂にたどりつける雰囲気ではなかったのでした。
みんなが撮影したくなる、見事な桜です。「見事な桜だね~」と、しばし見とれるミモロです。
「今回は、ここでは桜だけ拝見しよう…」と、門のところで桜を観賞。
真言宗智山派といえば、ミモロが最近参拝した東山の「智積院」が総本山です。
寺伝によれば、聖徳太子が母親の菩提を弔うために創建したとのこと。当時は、広大な敷地に壮大な伽藍があったのだそう。「すごく歴史あるお寺なんだ~。でも奈良からお墓参りに来るの大変だったんじゃない?」とミモロ。
今のお墓参りの感覚は、昔はなかったのです。だから大丈夫じゃないの…?
京都には、聖徳太子ゆかりのお寺もいくつかあります。聖徳太子=奈良 飛鳥 というイメージが強いミモロには、当時の人たちの距離感がよくわからないのです。後白河上皇も、熊野詣でを何十回もなさったいますから、今と感覚がかなり違うのかも…。
今回は、桜だけで…またゆっくり参拝に伺いましょう。
「うん、また今度ね…」と、名残惜し気に桜を眺めます。
*「上品蓮台寺」京都市北区紫野十二坊町33ノ1
「わ~これ桜かな?」となりのお寺の塀越しに見える桜でしょうか?
真っ白でまるで樹氷のような美しさ…青い空にその白さが際立ちます。
さぁ、もう戻りましょ…「そうだね~」と、ミモロは自転車のバスケットに。
帰りがけ立ち寄ったのは、小川通寺之内にある茶道の表千家、裏千家のお茶室がある通りです。
3月は、利休忌の月。各お家元では、千利休の遺徳をしのぶお茶会が行われます。
「この通りは、いつも空気が違う…なんか身が引き締まる感じ…」とミモロ。
そう、確かに凛とした空気がいつも感じられるところです。
「表千家」の「不審庵」
「裏千家」の「今日庵」
いずれも品格漂う構えです。
「中には入れないけど、このエリアは、京都の文化を知るうえで見逃せないよね~」とミモロ。
自転車で廻った桜…。
「京都って、自転車がめぐるの楽しいね~」と、バスケットに乗ってご機嫌なミモロ。
あの~誰が漕いでるの…。「運動になっていいでしょ」とミモロ。
確かにスポーツジムでマシンを漕ぐより楽しい…。
春から初夏は、自転車移動の最適なシーズン。京都にはレンタサイクル屋さんも多いので、ぜひ自転車で京都めぐりを…。
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