高野川の桜並木に誘われて、ひたすら北上したミモロ。到着したのは「国立京都国際会館」です。
岩倉川越しに眺める「国際会館」の敷地にも桜が見えます。「行ってみよう~」
遊歩道をたどりトコトコ進むと、そこには「桜の森」の看板。
だれもいない桜の森をミモロは、ゆっくりめぐります。
そこからさらに進むと…「湖?」
「宝が池」に到着です。その周囲にも桜の木々がちらほらと…。
ランニングをする人が、池のまわりを気持ちよさそうに進みます。
「あそこに桜たくさんある…」と眺める先は、「国立京都国際会館」です。
「え~とどこから入るのかな?」とキョロキョロ。駐車場に沿って「こっちに行けるかも…」と歩きます。しばらく進むと、「なんか庭園に入ってるみたいだよ~」どこが入口だったのか不明。もしかして裏から入っちゃったのかもしれません。
「わ~桜いっぱい…」と感激。しかもそこにはミモロ以外誰もいません。
さて「国立京都国際会館」は、昭和41年に竣工された日本で最初の国際会議場です。半世紀にわたり、数々の国際会議や世界フォーラムの会場として活躍しています。この設計は、日本初のコンペで決まったもの。応募総数195点の中から建築家、大谷幸夫さんの作品が選ばれました。環境との融合、また日本のモダニズムを表現する建物として当時注目を集めました。
つい先日まで、ライトアップが行われていたそうですが、そのときは、あんまり桜が咲いていなかったそう。
「わ~静か~緑の苔もキレイだね~」
「ホント、だれもいない…ミモロだけのお庭だもんね~」と、広い日本庭園を独り占めの状態です。
敷地内の小道を歩きながら、時々立ち止まり、景色を観賞。
「いい感じ~」
本当にのびやかな庭園で、遠くに比叡山も見えました。
「あ、花びら…」緑の苔の上にピンクの花びらが…
展望台と書かれた看板の方へ進むと、杉の林が…
そしてその奥からさっき見た「宝が池」が一望できます。
先ほどの場所より高い位置にあるため、見晴らしは良好。「さっきよりキレイに見える~」と。
「国際会館」の建物のまわりには大きな池があります。
「白鳥さんこんにちは~ひとり?」のんびり泳ぐ白鳥と、しばし会話を楽しんでいるよう…。
池には、ほかに大きな鯉の姿も…時々水がパシャパシャと波立つことが…。
「あれ?なんかいるみたい…」白鳥や鯉以外の生物がそこにいる気配を感じるミモロ。
ミモロの立つそばの石垣に何やらロープのようなものが…
その先を池に身を乗り出し覗いてみると…
「あ、青大将…かわいい瞳~シックな色合いの姿もカッコイイ~」とじっと見つめあうミモロと青大将。
ヘビの目は、鳥の目と同じ形。生物の進化の過程で、羽毛に覆われ羽ができたのが鳥になったのだとか。だから顔つきなど、よく見るとヘビと鳥は似ています。
ミモロは、以前にも4階のマンションのベランダで青大将に遭遇したことがあります。「どうしてここにいるの?」と不思議に思ったのですが、今回は、池のそばという、特別な場所ではありません。
ペロペロと舌を出してミモロを見つめる青大将。すると突然動き出し、身を池の方へと伸ばしました。次の瞬間、ニョロリと静かに池の中へ。「え~ヘビさんどこ行くの~」とミモロ。
青大将は、クネクネ身をよじりながら、水の中を進んでゆきます。
「わ~ヘビさん泳ぐの上手…」ミモロより数段上手の泳ぎぶり。「ウミヘビじゃないのに、泳げるんだ~」とひたすら感心しきり。ヘビは、頭を水から出して泳ぎます。「なんかネッシーみたい~」とミモロ。
出会った青大将は、まだ若い感じの小さな体でしたが、もしかして大蛇ならかなりの迫力があるのでは?
「ネッシーももしかしたら大蛇なのかもね~」そんな想像が浮かびます。
池を泳ぎ切った青大将を、岸で見送ったミモロです。
「なんかすごくのんびりしちゃった~。みんなここにお花見に来ればいいのにね~」とミモロ。
最後にカップルが1組…ほかには誰にも会わなかった庭園です。
駐車場のおじさんに、自転車駐車代150円を支払います。「すごく桜キレイでした~。ずっとだれにも会わなくて、独り占めしちゃいました~」とお話を…。「今日は、イベントや会議ないから静かだったでしょ~」と。
観光客で混雑する名所とは異なる落ち着いた雰囲気の中で、桜をぞんぶんに愛でたミモロでした。
*「国立京都国際会館」の詳しい情報はホームページで
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