ネコのミモロのJAPAN TRAVEL (Mimoro the cat:JAPAN TRAVEL)

「京都観光おもてなし大使」のライターとネコのミモロが、京都の情報や暮らし、グルメなどをご紹介。心和む雑誌のようなブログ

鷹峯で育つ野菜。京都の料理屋さんが贔屓にする「樋口農園」の野菜。本来の野菜のおいしさがいっぱい

2016-04-11 | グルメ


鷹峯エリアで見つけた御土居。そのうえで思いがけず素敵なお花見をしたミモロ。
高さ5メートルほどの「御土居」の上から、ビニールハウスが見えます。
「何のハウスかな~」

ミモロは、下に降りると、その方向に行ってみることに…。
古い木造のお家の前に、野菜がいろいろ並んでいます。
 
「これ売ってるのかな?なんか美味しそう…」大好きなイチゴや金時ニンジン、水菜やネギなど…。

「あの~これ売ってるんですか?」とミモロ。「はい、朝採ったばかりの野菜ですよ」と、答えてくれたのは、この農園のご主人、樋口昌孝さん。
代々、ここ鷹峯で農業に従事、京野菜や低農薬の野菜などの栽培などに尽力なさっている方です。

京都市内の料理屋さんやレストランのご主人たちも、「樋口さんの野菜でなければ…」という方も多く、その野菜のおいしさは、京都市内だけでなく、全国の野菜ファンにも知られています。

また若い農業従事者へのアドバイスなど、育成にも熱心に取り組まれているのです。

「奥は畑になっているから、どうぞ覗いて来てください…」「え?いいんですか~うれしい」とミモロはトコトコ奥へと進みます。
ミモロが御土居から見たビニールハウスの中では、いろいろな野菜がスクスク育っています。
 
「みんなおいしそう…」
「食べたいな~」
ミモロ、勝手につまんじゃダメ…「うん…」

ミモロが特にハウスの中で食べたがったのは、ここ…
 
「イチゴなってる~」真っ赤に熟したイチゴです。
「一つ食べてもいい?」ダメ~後で買ってあげるから…。

以前は、お母様が、リヤカーに野菜を乗せて販売していったのだそう。今は、お母様に替わり、お店の前に野菜が並びます。
「直接、野菜を買う人と話すことで、いっそう野菜のおいしさが伝えられます」と樋口さん。

「ほかにも野菜買おうよ~」とミモロ。畑で育つ元気な野菜が食べたくてたまらないミモロです。

「ここで野菜を売る準備するんだ~」
 
畑の土を洗って、袋に詰めて出荷の準備をします。

その作業を見学していると、「菊菜食べたことありますか?ちょうど袋詰めするのに摘みに行くところですけど…いりますか」と作業していた方。「菊菜…春菊ならお鍋に入れたり、和え物にして食べたことあります」とミモロ。
「採れたての菊菜は、そのままオリーブオイルや美味しいお塩をかけて食べると、本当に美味しんですよ。家の子供たちパクパク食べます」と。ご近所に住む方で、お手伝いしているそう。息子さんも野菜が大好き、樋口さんの作業のお手伝いもするとか。

「え~食べたことないかも…食べたいです」とミモロ。そこで一緒にビニールハウスに採りに行くことに。
「これが菊菜?なんか普通の草みたい…」摘んでるそばで、ミモロもお手伝い…「これこのままサラダみたいに食べるの?苦くないかなぁ~」とちょっと心配そう。

ミモロは、九条ネギや畑菜、イチゴ、そして菊菜を買って家へ。
「なんにも付けなくても美味しい~。菊菜のサラダも最高…」と、アドバイスの通り、オリーブオイルと塩をちょっとかけて菊菜を食べてみました。まったく苦みもなく、よく噛むと、甘味さえ感じます。
「ここの野菜食べると、ほかの野菜じゃ物足りなくなるかも…また、買いに行かなくちゃ~」と菊菜をパクパク食べながら…。

野菜のおいしさは、土で決まるのだそう。野菜につく虫の駆除も、時期を外さなければ農薬は最小限に抑えられるのだとか。

「野菜もちゃんと産地や作っているところを知ってから買おう…もっとお野菜食べなくちゃ~」と、初夏に向け少し太めになったウエスト気にするミモロ。でも、痩せたネコってどうもねぇ~「そう?このままでもいいかなぁ~」

春の畑には、菜の花も咲いていました。「また、絶対行こうね~」

*「樋口農園」京都市北区鷹峯土天井町5 朝は9時ごろから午後にかけて、随時、野菜が道沿いの棚に並びます。水菜など野菜は1袋150円くらいから お休みの時もあります。


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