京都の町を紅枝垂れが彩る時期になりました。8日の午後ミモロはお友達が「ミモロちゃん、平安神宮での紅しだれコンサートのチケットがあるけど、興味ある~今日だけなんだけど…」と電話をくれしました。「え~紅しだれコンサート…行きたい~」と思わぬ贈り物に恵まれたミモロ。夜の19時40分に「平安神宮」へと向かいしました。
7日から10日にかけて国内外で活躍するアーティストが出演する春の宵の恒例のコンサートです。「今夜は、なんの演奏だろ?」頂いたチケットを握りしめ会場へ。「あ、今夜はチェロなんだ~。わ~うれしい」この日は、チェリストの溝口肇さんが出演されます。
コンサートは、東神苑で行われ、その前に、紅枝垂れが満開の南神苑へとコースが続きます。
神苑に入る門をくぐると、そこはまさに桜の世界…
「うわ~」と声を上げるミモロ。それからは、何も言えないほど、桜に圧倒されてしまいました。
「すごすぎる~」
目の前に枝を垂らす桜…「ホントにきれい~」
ライトアップされた桜は、闇に浮かび上がり、その姿はまさに妖艶…。
「この桜見らてよかったね~」と、チケットをプレゼントしてくれたお友達に感謝です。
ミモロが桜を眺めている間に、コンサートが始まりました。苑内に穏やかなチェロの音が響きます。
チェロの演奏を聴きながら、眺める桜…。
「なんか夢みたい…」幻想的な世界の中に浸るミモロは、ただうっとりと夢見心地。
日本の童謡などをはじめ、いろいろな曲が演奏されました。ミモロが一番感激したのは、パブロ・カザルスが国連の平和会議で演奏したスペイン・カタルニア地方の「鳥の歌」です。これはピアノとチェロで演奏されることが多い曲ですが、今回は、チェロの独奏。平和を願う心がこもった曲なのです。
その後、ニューシネマパラダイスのメインミュージックとふるさとが演奏されました。
「もっと聞きたっかたな~」と、演奏する方向を眺めて…。
ミモロ、なに聞きたかったの?
「あのね~バッハの無伴奏のチェロ曲とか…いいなぁ~」と。さらに「イル・ディーヴォとか出演するといいのに~」と、イケメンアーティスト好きのミモロ。う~イル・ディーヴォは、ここじゃなくて「ロームシアター京都」じゃないの…ここでは入りきれないと思うよ~。「でも、この桜を見ながら聞きたい~」でも、顔は見えないよ…「あ、そうか~それでもいい~」と空想するミモロです。
ほかの日には、ウクレレや中国琴の演奏なども行われました。
夜桜を愛でながらの素敵な演奏…心に残る春の夜になりました。
ミモロが見上げる空を埋め尽くす桜…「今年の桜も本当に素晴らしかったね~」と、いよいよ京都の桜も散り始めるころに…。
琵琶湖疏水の桜並木も花吹雪に…
「なんか春が終わっちゃう感じ…ちょっと寂しいね~」と。
ミモロの今年の桜めぐりも、そろそろ終わりに近づきました。
*「平安神宮」の詳しい情報はホームページで
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