「ミモロちゃん、ワインとお菓子好き?」とある日、お友達に言われたミモロ。「え~もちろん両方とも大好きだよ~。ワインのことは詳しくないけど…」と答えます。お友達が誘ってくれたのは、桜が咲く前に行われた「京都より、お菓子とワインの世界」というワインエキスパートの方が、ワインに合うお菓子と共に、そのお話をしてくださるもの。
「ワインとお菓子の両方が楽しめるだ~」と、ミモロは、お友達と参加することに。
開催されたのは、中京区の衣棚通にある趣ある町家「ちおん舎」です。

第1回の開催となったその日は、主催者の林典子さんと今回の講師「嘉祥菓子 養老軒」の本田順子さんのご挨拶から会はスタートしました。


一番前に座ったミモロ…熱心にお話に耳を傾けます。
西院駅のそばに店を構える「嘉祥菓子 養老軒」は、昭和6年に創業。全国の菓子博覧会などで、さまざま賞を授与されているのだそう。

「なんでも集中して修得するタイプで、ワインも数年前から勉強し、日本ソムリエ協会認定のワインエキスパートになりました」と。「すごい~ミモロ、ボーっとしてるだけだもんね~反省…」
ワインのお話もさることながら、その経歴に方に興味を抱くミモロです。
「まずは、お菓子をひとつお召し上がりください…」と、ミモロたち参加者の前には、丸く白い大福が…。

さて、それを割ってみると・・・


ちょっと遠目に見ると、ゆで卵に見えそう…でも、中にはいってるのは、みかんです。
小ぶりなみかんは、ひとつひとつ丁寧に手作業で、皮をむいたもの。甘い完熟みかんで、それを丸ごと白あんで包み、柔らかな皮で包んだ「みかん大福」です。
「いちご大福食べたことあるけど、みかんの大福は初めて~」とミモロ。いつもみかんは、外の皮を向くと、ガブリとかみつくミモロ。丁寧に内側の筋などを取り除いたことはありません。だから1回に3個くらいペロリ…。
「嘉祥菓子 養老軒」は、フルーツ大福をはじめ、さまざま種類のオリジナル大福が人気。
みかんをはじめ、イチゴ、柿、ぶどう、いちじく、ミニトマト、キウイなどのフルーツ大福。そしてゆず七味、カシスショコラ、抹茶生チョコ、モンブラン、栗抹茶、梅酒と梅、レモンクリームなどなど斬新な組み合わせの大福が揃っているのです。
さて、ジューシーな完熟みかん大福を頂いたミモロ。
いよいよワインの登場です。


フランス産の白ワインに合わせたのは、いちごあんでクリームチーズを包み作った大福です。

さっそく外側の袋を外し、いただきます。


「あ、中にチーズが入ってるんだ~。チーズとワインってよく合うものね~」
「ワインにも、和菓子はよく合うと思いませんか?」と本田さん。
「うん…どっちも美味しい…」とミモロ。
この「京都より、お菓子とワインの世界」の講座の2回目は、6月18日に、フランス菓子、フランス料理研究家、ワインエキスパートの谷麻耶子さんが講師で開催されるそうです。
「また次回も来てくださいね~」と主催者の林さん。

京都では、いろいろな文化講座が盛んです。
将来は、お菓子とワインのビジネスをしたいという林さん。この文化講座は、そんな林さんの夢へのステップです。
「みんなワインエキスパートの資格持ってるんだって~」と、単にワイン飲みのミモロ。
ワインエキスパートは、社団法人日本ソムリエ協会が認定する資格で、職業、経験不問、20歳以上ならだれでも受験できます。
ソムリエも、この協会が認定する資格で、中身は事実上同じで、問題の大部分も同一で、難易度も変わらないそう。違いは、ソムリエ資格は、飲食店に勤める経験者しか受験できないことなのだとか。1996年に「ワインエキスパート」という資格が生まれ、2015年までに1万2332人が資格修得し、その60%以上が女性なのだそう。ワイン好きで、自分の知識や興味を深めるために、受験する人も多いとか。
ミモロも挑戦する?
「う~ん、ただ美味しく飲むだけでいい~」と、学習意欲のないミモロです。
イベントが終了し、参加者の姿が消えた会場の「ちおん舎」。ミモロは、この町家に興味を…。
会場のお片付けをしている方に…「あの~お家の中見せていただけませんか?」とお願いを。
「どうぞ、あ、ご案内しましょう…」と快くミモロを案内してくださったのは、この家のご当主、西村吉右衛門さんでした。

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