今年も訪れた鞍馬二ノ瀬の「白龍園」。京都の子供服メーカー「青野株式会社」が所有・管理する山のお庭です。
毎年、春の桜、秋の紅葉シーズンなどに特別公開され、1日限定100名のみが拝観できる、今や人気のスポットなのです。


叡山電車二ノ瀬駅から徒歩10分ほど。「もう3回目かなぁ~」と毎年訪れるミモロは、「ここの桜見ないと落ち着かない~」のだそう。
予定していた日はあいにく荒れ模様の天候となり、「白龍園」は休園になりました。「わ~こんなに雨が降ったら、桜みんな散っちゃうかも…」と心配そうなミモロ。で、翌日、お友達と一緒に訪れることに…。「今日はいいお天気~」
園内に入ると、昨日の雨で散った桜の花びらが、石畳の道や緑の苔の上に、それは美しいピンクの水玉模様を描いていました。


桜の花びら模様の絨毯の上を歩いているような心地です。
「すごく素敵なところね~」と東京から来たお友達はただただ感激。「いいでしょ~」とまるで自分の庭のように自慢げに話すミモロです。
「ここ青野さんのおじいさまがお庭を作り始めたんだって~。青野さんのご一家をはじめ、社員のみなさんが石を運んだり、木の整備したり、みんなで力を合わせて作ったんだって~」と前に伺ったお話をお友達に話します。
「ここから先は、聖地なの…」と赤い鳥居の前で・・・

ふと振り返ると、鳥居の向こう側には、桜の花が満開…「いい景色ね~」と感激しきりのお友達。

「これ珍しい山野草のショウジョウバカマっていうんだって…」

神社への参拝を済ませてから、本格的にお庭を観賞します。

ピンク色のヤマザクラと三つ葉ツツジの明るい色が山を彩り、まさに春…

「この景色なんど見てもいいなぁ~」


本当に心和むひと時です。
「あ、緋毛氈にも花びら模様がある~」

「ここの景色が最高なの~」とミモロが大好きなビューポイントです。実は、この景色は、ミモロの視線からが最もバランスよく見えます。

「ミモロカレンダー」の4月の写真もここで撮影したものです。
園内のあちこちを見て回るミモロ。ときどき苔に寝ころんで桜を眺めます。


「わ~花吹雪~」時折吹く風で舞い散る花びらが、ミモロの上にも…。「なんか夢の世界みたい…」と…。ミモロだけが体験できる世界です。
園内の苔は立ち入り禁止。でも体重の軽いミモロは特別に…そっと体重をかけないように気を付けながら歩きます。
「雨の後だから、苔も生き生きしてる~」


人間は、決して苔を踏まないように注意してください…。また犬や猫の入園もできません。あしからず…
「今年の桜も素晴らしい~」


本当に毎回感激するお庭なのです。
「このお庭が気持ちいいのは、ここのスタッフのみなさんがすごく優しいからなんだと思う…。桜や木々の手入れを専門にするスタッフの人は、愛情いっぱいにお世話してるのがよくわかるし、特別公開のためにお手伝いしている方々もみんな優しい…もちろん、青野社長やそのご家族も温かいよね~。そういう温かい気持ちがいっぱいあるから、いつここに来てもすごく気持ちいいんだ~」と、ネコの鋭い感でしょうか…。
ミモロは、もう何回もお邪魔しているので、訪れるたびにスタッフのみなさんに「あ、ミモロちゃんいらっしゃい~ゆっくり見て行ってくださいね~」とか「元気でしたか~」とかいろいろ声をかけてくださいます。
「青野さんミモロのお友達なんだ~」と、お友達に…。実は、最近のミモロのお洋服の生地は、青野さんの子供服のハギレをいただき製作しています。この日も、ミモロは、青野オリジナルプリントを使ったワンピースで…。このプリントは、ポーチなどの小物に使われる「小石」という柄です。

「わ~かわいい~よく似合ってる…私もこういうお洋服欲しいなぁ~」と茶店のスタッフの方。
桜観賞の後のお楽しみは、茶店でのおぜんざい。


「御餅2つ入りだもんね~。ここのおぜんざい大好き~」
*「白龍園」の春の特別公開は、5月31日まで。桜の後は、山の新緑が楽しめます。入園のチケットは、朝9時から、叡山電車「出町柳駅」のみで販売。「白龍園」に直接来てもチケットの販売はしていません。チケットは当日券のみで1日100名限定。詳しくは、「叡山電車」のホームページで

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