ネコのミモロのJAPAN TRAVEL (Mimoro the cat:JAPAN TRAVEL)

「京都観光おもてなし大使」のライターとネコのミモロが、京都の情報や暮らし、グルメなどをご紹介。心和む雑誌のようなブログ

[山の家はせがわ」鷹峯の山の中にある手づくりログハウスで味わう洋食

2018-06-20 | グルメ

京都の町を一望する「京見峠」から車で5分ほどの場所に「山の家はせがわ」があります。
 
道沿いの木の看板が目印です。ここは、ミモロがよく通っている北大路通沿いにある「グリルはせがわ」の姉妹店。
そこのオーナーの長谷川さんが建てたログハウスが、このお店です。
 
「わ~いい感じ~山のレストランにピッタリの雰囲気~」

週末は、次々に車がやってきて、駐車場はいっぱい。ミモロとお友達も、しばらく待つことになりました。
「今、満席なんだって~」
そこでふたりは、テラスにあるブランコチェアで席が空くまでおしゃべりを…。

この店には、車だけでなく、バイクや自転車の人たち・・・さらに山歩きを楽しむハイカーが大勢訪れています。

「グリルはせがわ」のご店主の長谷川さんが、趣味の木工などを楽しむために建てたという手づくりのログハウス。
  
そこに置かれたテーブルや椅子もみんな手づくり。まさに木のぬくもりあふれたお店です。

「週末って混んでるんだって~」ミモロたちが席に着いたのは、もう15時を過ぎたころでした。

「お待たせしました。週末はいつもこんな状態ですが、平日はゆっくりできますよ~」と、長谷川さんご夫妻。北大路通の「グリルはせがわ」の店主の弟さんご夫妻です。


「ミモロちゃん、どこに座る?」とお友達。「テラス席がいいなぁ~」と、大きなテラスの大きなテーブルへ。
そこでメニューをチェックします。
 

「どれにしようかな~」とミモロ。「すごくお腹空いちゃった~」ということで、がっつりボリュームのあるヘレカツカレー1500円を注文しました。お友達は、ハンバーグセット1200円です。

まずは、サラダが…お友達のハンバーグセットにはスープが…
「スープも飲んでいい?」と、お友達のスープも少しいただきました。
「美味しいね~」
すごくお腹が空いていたミモロは、サラダをペロリ。

そしていよいよヘレカツカレーが運ばれました。
大きなカツを前に、うれしそうなミモロです。

「ハンバーグも頂戴ね~」とお友達のを、パクリ。「ハンバーグが有名なお店だから…やっぱり美味しい」


「ふ~お腹いっぱい~空気も美味しいね~」。山でいただく美味しい洋食。「暑い夏は、ここで過ごしたい~」と思うミモロでした。



*「山の家はせがわ」の詳しい情報はホームページで

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京を一望する「京見峠」、杉の山にひっそり佇む 小野道風を祀る「道風神社」

2018-06-19 | 寺社仏閣

ミモロとお友達は、週末に京都の北、鷹峯から山道を経て、府道31号線を進む森のドライブに出かけました。
「なんかすごく山道上って来た感じ~」とひと休みしたのは、「京見峠」です。
 
標高446メートルに位置する「京見峠」は、その名のとおり京都の町を一望できる場所。昔から、京都に入る交通の要所として、若狭からの街道でもあることから関所も置かれたそう。

南北朝の動乱を描く「太平記」にも、この峠の記述が登場するそうです。
延元元年(1336)に都を追われた後醍醐天皇が、足利尊氏らとの合戦に際し、ここに陣をはったのだとか。

「ホント、京都の町が見えるよ~」と、そこから少し離れた場所で、ミモロは声を上げました。
  
「あれ、五山の送り火のところ、比叡山も見える~」とその景色に見惚れます。夜景も素晴らしいそうですが、夜、ここまで来るのは、結構度胸が入りそうです。「だって山道真っ暗じゃないの~」と思うミモロです。
 
大きな石碑は、京都の詩人 島岡剣石がここで詠んだ歌が刻まれています。
「うつせみの寂しさ故におく山の 辛夷(こぶし)は白く鎮(うず)もいて咲く」

この辺りは、周囲の大きな木を山の神として祀る信仰の場所でもあったとか。


そこから、ミモロたちは、さらに峠の道を進みます。
「わ~きれいな水~」
井上陽水さんの「夏休み」の歌が浮かぶ景色です。(ちょっと古い?)


ここは書家でも知られる小野道風を祀る「道風神社」。
  
社殿まで、深い杉林の中に続く石段を進みます。
 
この辺りは、小野一族が暮らした場所。氏神としても崇敬されているのです。

ひっそりとした境内、ミモロの耳には、杉木立を渡る風の音と時折静寂を破る鳥の声が届いています。


「あ、泉かな~」
 苔むした石・・・「ぎゃ~虫がいっぱい~」とミモロの姿に突然、いろいろな虫が飛びだしました。
この池は、「積翠池」で、水を汲んで硯の水にすると書道が上達するのだそう。

またそばには、「和香水」と書かれたものが。
峯から湧きだした霊泉で、決して枯れることがなく、人々を支えた泉と。
「あれ、どこ?キョロキョロ」そばに石組された場所がありますが、水の姿は見えませんでした。

境内の奥には社が・・・「不動明王」をお祀りしています。
  

「こっちにも社がある~」と古い社に近づきます。
「なんて書いてあるのかわからない...」歳月を経た額の文字は、過ぎた時間を伺わせるよう。
「あれ~おみくじだって~」そこにはおみくじの道具が・・・
「やってみよう~」とさっそく振って番号を…
「どこにおみくじの紙あるんだろ?キョロキョロ」一般的にある紙のおみくじはありません。その代わり、板にかかれたものが。
「え~と、ミモロは・・・あ、大吉だって~」と引いた番号のところを読むミモロ。
「これエコのおみくじだね~」。確かに紙に書かなくても、読めばわかります。おみくじを枝などにしばりつけるより、エコですね~。「でもこれだとおみくじ代、神社がもらいにくいんじゃないの~」と現実的なミモロ。

でももしかしたら、自分で読むだけでも100円納めて、おみくじを引くのもあり・・・かもしれませんね。

大吉のおみくじを引いたミモロは、うれしそう。「なんかお腹空いちゃった~グ~」と、すでに14時近くなっていたことを、お腹が教えてくれました。では、ランチに行きましょう。「こんな静かな場所にランチするとこあるの?」



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京都駅そばのコーヒー豆の「神戸珈琲職人 京都店」。「弘法スペシャル」もおすすめ。

2018-06-18 | グルメ

「もうすぐまた弘法市だね~」とミモロ。毎月21日に東寺で開催される「弘法市」は、京都の昔からの風物のひとつ。
骨董、着物、雑貨、食品、植木などさまざまな店が集まり、毎月、大勢の人たちが訪れています。

先月、弘法市に行ったミモロは、その帰り道、京都駅のそばの堀川通に近づいたところで、1軒のお店の前に足を止めました。
「コーヒー豆屋さんだ~」
「コーヒー豆、切れてたんだ~」と家で飲むのがなくなっていることに気づいたミモロは、さっそくお店の中へ。
「こんにちは~」「いらっしゃいませ~」。
ここは、「神戸珈琲職人」というコーヒー豆の専門店。店長の山本さんが笑顔で迎えてくれました。

創業は昭和7年。神戸の灘に本社をもつコーヒー豆の専門店です。港町、神戸は、昔から輸入した品々が集まる場所。コーヒーも明治時代から日本に入ったもの。なんでも日本のコーヒーの輸入量は、世界第3位で、その半分が神戸港から陸揚げされているそう。

「神戸珈琲職人」の現在の社名は、「日米珈琲株式会社」で、この名前は、戦後間もなく、アメリカのコーヒー会社との親交から名付けられたのだそう。

京都に支店を出したのは昭和44年。「京都には、ホテルや喫茶店が多く、珈琲の需要が多いんです」と。主に、ホテル、旅館、飲食店、喫茶店などを顧客にしているお店ですが、もちろん個人のお客様にも販売しています。

良質な豆を丁寧に焙煎し、香ばしいコーヒーに仕上げる技術の高さを誇ります。

「いい香り~」焙煎したコーヒー豆。コロンビア産のサントスをベースに、常時30種類のコーヒーが揃っています。


店の奥では、コーヒー豆の袋が積まれています。ここでは、コーヒーの専門家のスタッフが、好みのコーヒーなどをアドバイスしてくれます。
 

「いろんな種類があるから悩んじゃう~」とミモロ。「京都オリジナルブレンドもおすすめですよ」


京都店のオリジナルブレンドが人気なのだとか。特に、「弘法スペシャル」は、マイルドなお味のコーヒー。
500g2000円です。

京都らしいパッケージ入りもあります。


実は、「弘法市」が行われる日は、ここの特売日。コーヒーが全品2割引きになります。
「今日、買うのがお得なんだ~」とミモロ。さっそく注文。「あの~エスプレッソ用に豆ひいてください~」と。
ミモロは、濃い目のコーヒーにたっぷりミルクを入れて飲むのが大好きなのです。

「あれ、コーヒー以外のものもあるんだ~」と店の一角に並ぶ食品にも目をやります。
「喫茶店などにコーヒーと一緒に納める品々です」とお店の方。

この時期のおすすめは、「生姜シロップ」。生姜がいっぱい入ったシロップで、炭酸水で割ったり、かき氷に掛けると美味しいそう。
「これも欲しい~」とミモロ。「これは、コーヒーじゃないから2割引きにならないんだって~」と残念そうなミモロ。でもすでにお得な値段になっていました。

コーヒーと生姜シロップを買ったミモロ。「弘法市に来たら、また寄りますね~」と。


特売日狙いのミモロでした。

*「神戸珈琲職人」京都店の詳しい情報はホームページで

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1万本の紫陽花が咲き誇る「三室戸寺」。紫陽花絵馬やグッズもいろいろ。

2018-06-17 | 寺社仏閣

紫陽花が見ごろを迎えている宇治の「三室戸寺」。
 
本堂への参拝後、ミモロは、庭園を巡ります。

「わ~きれいだね~」5000坪の広大な庭園に、今は、紫陽花が一面に。

紫陽花の間に続く道を進めば、次々に色鮮やかな紫陽花が・・・・
 
「いろんな色があるんだ~どれも個性的~」とミモロ。ここには、50種の紫陽花があるのだそう。

庭園を巡る人も多く、みな熱心に撮影をしています。

「ほんと、見渡す限り紫陽花って感じ~」


ミモロもあちこちに立ち止まっては、花を観察。


小川のそばにも紫陽花が…立ち止まって小川を眺めます。
 

ここでは、紫陽花の見ごろの期間の6月24日までの土曜・日曜のみ、19時~21時にライトアップも行われています。

なお、あじさい園の開園は、7月8日まで 開園時間は、8:30~16:30です。


また、紫陽花の時期には、お土産も紫陽花モチーフのものがいっぱい揃っています。
 

さらに絵馬も紫陽花の形。「恋愛成就だって~」う~ミモロには、あまり関係ないかも…「え?どうして?」
 

庭園には、紫陽花以外にも見どころが…それが石庭。作庭家 中根金作氏により平成元年に竣工されたお庭です。

「紅葉の時期にキレイなんだって~」


「なんか見どころいっぱいだったね~」とミモロ。


帰りも直通バスで、京阪宇治駅へ。週末は、駐車場は混雑するそう。直通バスがおすすめです。
 

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蓮の花咲く「三室戸寺」。福徳・金運・勝運などにご利益がある牛やウサギとの出会いも

2018-06-16 | 寺社仏閣

宇治に来ているミモロは、「ここまで来たら、今、紫陽花がきれいな『三室戸寺』まで足を伸ばそう~」と。JR宇治駅と京阪宇治駅からは、この時期、1時間に2本くらいで、「三室戸寺」への直通バスが運行されています。それに乗って約10分ほどで目的地に到着。「歩いても20分くらいらしいけど、やっぱりバスが楽ちん」。参拝者で平日にも関わらずバスは満員。
京阪宇治駅からの乗車では、座ることはできません。時間があれば、JR宇治駅からの乗車がおすすめです。
 
入口の山門のそばには、大きな紫陽花がお出迎え。境内には1万本の紫陽花が今、身ごろを迎えているのです。

「紫陽花見物する前に、まずは本堂に参拝しないと~」と、さすがミモロ。まずは、本堂へと向かいます。
「え~この石段上がるんだ~」目の前に現れたかなり急な石段。それをがんばって上って、本堂へと至ります。

「わ~キレイ~」そこには、蓮の花が…。ここは、春はツツジ、シャクナゲ、紫陽花、蓮、そして秋は紅葉と四季を通じ、花が楽しめる場所。蓮と紫陽花が両方楽しめる初夏は、特に大勢の人が訪れます。

 
「お寺には、やっぱり蓮がよく似合うね~」清らかな蓮の花は、まさに極楽浄土を思わせる景色です。

さて、「三室戸寺」は、本山修験宗の別格本山で、ご本尊の千手観音菩薩をお祀りする西国三十三所観音霊場第10番目の札所です。

宝亀年間(770~780)に山奥の清流の岩淵より出現されたという観音さまをお祀りして創建されたと伝えられます。


本堂に参拝したミモロは、そこから振り返ると、大勢の人が列を作っている場所を見つけます。「なんだろ?」
そこには、大きなウサギの石像が…「狛犬」ならぬ「狛兎」です。
 

「なんでウサギがいるの?」とミモロ。このお寺のあるエリアは、古来より「兎道(うじ)」と称されていました。「だから宇治になったの?」そうかも…。応神天皇と宇治の豪族和邇氏の娘の間に生まれ、仁徳天皇の弟となる兎道稚郎子が、ここに来たとき、ウサギが道案内したという伝承があって、本堂の裏山は、彼の古墳だとも言われているそう。

それにちなみ作られた狛兎は、高さ150センチの大きなウサギです。
参拝者が列を作っているのは、このウサギは「福徳兎」といわれ、ウサギがもつ玉の中の卵を立てれば、運気がアップするといわれているから…。「ミモロもやりたい~」とさっそくトライ。
中を覗くと、石の卵がありました。
「ヨイショ!むずかしい~」
バランスをとるのにコツがいる卵でしたが、無事に立てることに成功。ミモロの運気もますますアップ!!!???

「あ、こっちには、牛さんがいる~」ウサギのそばには大きな牛が鎮座しています。「天満宮みたい~」とミモロ。
この牛は、「宝勝牛」とも呼ばれる勝運にご利益があるのだそう。

牛の口の中にある玉に触るといいと聞いて、さっそく口の中へ。なんか食べられそうなミモロです。
「グリグリ」と口の中の玉をまわします。「虫歯ありませんね~」とミモロ。

またお腹に穴があります。その中を覗くと、中に木製の牛がいました。
「仔牛?」
なんでも、昔、虚弱な牛を飼っていたお百姓さんが、お寺に牛を連れて来たところ、牛は玉を吐きだし、その後、元気になって立派な牛に成長したそう。強い牛と戦う闘牛に出場し、勝利し賞金を…。それを元手に長者になったお百姓さん。牛が運気をもたらしたと評判になったというお話です。

体内の牛は、その玉にちなんだものだそう。ここでもミモロは、勝運をゲットしました。

さらに石段のそばには、不思議な石像が。おじいさんの顔とヘビの体をもった「宇賀神」です。
財運・金運がつくといわれるヘビ。ここでも尻尾を撫でると金運・財運アップになるそう。
「ゴシゴシ~」しっかり撫でるミモロでした。

「なんかたくさんパワーいただいたみたい~」とミモロ。さぁ、そろそろ紫陽花を見に行きましょう。
「この石段降りるのちょっと怖い~」とミモロ。下りの方が苦手なミモロなのでした。


今が盛りの紫陽花・・・さぁ、ゆっくり鑑賞しましょうね。

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