ある日、ミモロは、お友達とランチをすることに。「あのね~ミモロ、一度行ってみたいところあるの~」と。
そこは、高瀬川の向かい二条通にある「がんこ 高瀬川 二条苑」です。
ここは、ご存じお寿司チェーンの「がんこ」のお店。町中の一般的な店舗と異なり、歴史的建造物を店舗にした、通称「お屋敷 がんこ」と呼ばれ、大阪、東京などにもある、いろいろな歴史的建造物を利用した店舗を展開しています。
「これって、貴重な建物を維持・保存するための有効利用なんだね~」と思うミモロです。
ここは、高瀬川のすぐそば。もともと高瀬川を開発した豪商 角倉了以の別邸として江戸初期に建てられました。
鴨川の水を引き込み作られた水路である高瀬川。京都と大阪を結ぶ物資輸送の重要な水路となりました。
1614年に角倉了以が没した後、ここは数人の人たちの手に委ねられましたが、その中で有名なのは、明治時代首相を務めた山形有朋で、「第2無鄰菴」となりました。
ちなみに、第1無鄰菴は、彼の生まれ故郷の山口にあり、第3無鄰菴は、東山岡崎のものです。
それから第3代日銀総裁の川田小一郎の別邸に・・・さらにさまざまな実業家の所有となり、現在は、「がんこ」が、料理店として営業しています。
「こんにちは~」とミモロは、さっそく建物の中へ。「広い~」とその大きさに驚きます。
お店の方に案内されて、ミモロとお友達は奥へと進みます。
代々の所有者により改装、改築などを重ねられた建物には、レトロな雰囲気が今も漂っています。
窓辺のテーブルに座ったミモロは、さっそくメニューを熟読。「いろんあお品があるから迷っちゃう~」
「がんこって、お寿司だけじゃなくて、懐石料理なんかもいろいろあるんだ~。こんなにりっぱな場所だから、高いのかなぁ~」と、ちょっと心配するミモロ。「でも、ランチなら2000円以内で食べられる~」とひと安心。
手ごろの価格から、外国人観光客に大人気。「日本情緒と日本食の両方が楽しめるんだもんね~」とミモロも納得。
お友達は、ゆばしゃぶしゃ御膳を、ミモロはひつまぶしを注文しました。
「うなぎ結構のってる~」
「わ~おいしそう…うなぎいっぱい~。まずは、このまま・・・」そして次はだしを掛けていただきます。
「ミモロちゃん、美味しい?」「うん、結構食べ応えあるよ~」と目を細めるミモロです。
時代を感じさせる室内・・・和と洋が組み合わさった建物なのです。
インテリアも年代ものが目立ちます。
お腹がいっぱいになったミモロは、「お店の中とお庭見学しよう~」と、トコトコ歩きだしました。
*「がんこ 高瀬川 二条苑」の詳しい情報はホームページで
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