ネコのミモロのJAPAN TRAVEL (Mimoro the cat:JAPAN TRAVEL)

「京都観光おもてなし大使」のライターとネコのミモロが、京都の情報や暮らし、グルメなどをご紹介。心和む雑誌のようなブログ

ミモロのおすすめランチ。歴史的建物でいただくランチ。「がんこ 高瀬川 二条苑」へ

2018-06-25 | グルメ

ある日、ミモロは、お友達とランチをすることに。「あのね~ミモロ、一度行ってみたいところあるの~」と。
そこは、高瀬川の向かい二条通にある「がんこ 高瀬川 二条苑」です。
  
ここは、ご存じお寿司チェーンの「がんこ」のお店。町中の一般的な店舗と異なり、歴史的建造物を店舗にした、通称「お屋敷 がんこ」と呼ばれ、大阪、東京などにもある、いろいろな歴史的建造物を利用した店舗を展開しています。
「これって、貴重な建物を維持・保存するための有効利用なんだね~」と思うミモロです。


ここは、高瀬川のすぐそば。もともと高瀬川を開発した豪商 角倉了以の別邸として江戸初期に建てられました。

鴨川の水を引き込み作られた水路である高瀬川。京都と大阪を結ぶ物資輸送の重要な水路となりました。

1614年に角倉了以が没した後、ここは数人の人たちの手に委ねられましたが、その中で有名なのは、明治時代首相を務めた山形有朋で、「第2無鄰菴」となりました。

ちなみに、第1無鄰菴は、彼の生まれ故郷の山口にあり、第3無鄰菴は、東山岡崎のものです。

それから第3代日銀総裁の川田小一郎の別邸に・・・さらにさまざまな実業家の所有となり、現在は、「がんこ」が、料理店として営業しています。

「こんにちは~」とミモロは、さっそく建物の中へ。「広い~」とその大きさに驚きます。
 

お店の方に案内されて、ミモロとお友達は奥へと進みます。
 
代々の所有者により改装、改築などを重ねられた建物には、レトロな雰囲気が今も漂っています。

窓辺のテーブルに座ったミモロは、さっそくメニューを熟読。「いろんあお品があるから迷っちゃう~」
「がんこって、お寿司だけじゃなくて、懐石料理なんかもいろいろあるんだ~。こんなにりっぱな場所だから、高いのかなぁ~」と、ちょっと心配するミモロ。「でも、ランチなら2000円以内で食べられる~」とひと安心。
手ごろの価格から、外国人観光客に大人気。「日本情緒と日本食の両方が楽しめるんだもんね~」とミモロも納得。

お友達は、ゆばしゃぶしゃ御膳を、ミモロはひつまぶしを注文しました。
「うなぎ結構のってる~」

「わ~おいしそう…うなぎいっぱい~。まずは、このまま・・・」そして次はだしを掛けていただきます。
 
「ミモロちゃん、美味しい?」「うん、結構食べ応えあるよ~」と目を細めるミモロです。

時代を感じさせる室内・・・和と洋が組み合わさった建物なのです。
 インテリアも年代ものが目立ちます。

お腹がいっぱいになったミモロは、「お店の中とお庭見学しよう~」と、トコトコ歩きだしました。

*「がんこ 高瀬川 二条苑」の詳しい情報はホームページで

ブログを見たら、金魚をクリックしてね ミモロより

人気ブログランキング

ミモロへのお問い合わせ・ご要望は、mimoro@piano.ocn.ne.jpまで

ミモロの通販ショップ「ミモロショップ」はこちら
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

北山杉の里の奥にある「沢の池」。静原川の水が流れる橋。不思議な景色に感激

2018-06-24 | 京都

ある日、ミモロはお友達といっしょに、また北山杉の里へとドライブを楽しみました。
昨年訪れた北山杉が植わる里「中川地区」は、川端康成の小説「古都」の舞台としても知られます。

今回は、そこからさらに山にはいり、「菩提の滝」を過ぎて、もっと奥へと進みます。
 

「ミモロちゃん、滝の源流になる池があるんだよ~」とお友達。「池?」ミモロは、それほど関心がない様子。
舗装が一部崩れた山道を、注意しながら、ゆっくり車が進みます。「え~もっと奥なの?」とくねくね続く山道・・・「対向車来たら大変そう~」と思いながら乗っているミモロです。

やがて車は、山道が終わる場所へ到着します。そこは、パ~と開けた場所です。
車から降りたミモロは、ビックリ・・・言葉を失ってしまいました。

目の前に大きな池が広がっています。ここは「沢の池」。ミモロがイメージしていた池より、かなり大きなもの。「まるで湖みたい~」周囲を木々の緑が縁どる池、澄んで水には、時折魚の姿も見えます。

「こんな山の上に、こんな池があったんだ~」とただその景色に見惚れます。

水が湧きだしているという池は、標高370メートル。周囲約1.2キロもあります。周囲からは平安時代の土器や瓦なども見つかるそう。実は個人所有のものだそうで、詳しい調査は行われていません。

ため池といわれる池ですが、周囲には、田んぼや畑もなく、なんでここに平安時代の建物の跡があるのか、謎となっているとか。空中撮影をすると、池と市街地の灯りは、割と近くに感じる位置にあるそうです。

この日は、周囲でバーベキューなどをする人たちの姿も。「ボート遊びしてる人もいるみたい~」と遠くの岸を見渡します。

「さすがに観光客いないね~」と。京都に住んでいる人でも、ここに来たことがある人は、きっとそれほど多くないかも。
グーグルマップには池があることはわかりますが、特別キャンプ場などの施設もありません。

 「クマが住んでるんだ~」と警告の看板がありました。

ハイキングを楽しむ人たちが通るコースではあるようです。

「ミモロちゃん、どう?」とお友達。「うん、こんな素敵な景色見られるなんて思わなかった~すごいね~」と感激しているミモロです。

「なんか不思議な雰囲気のある池だね~」と、じっと見つめるミモロです。


さて、ドライブの帰り道に、ちょっと寄り道をしたのは、静原のエリアです。
「ここに不思議な橋があるんだ~」とお友達。なんでも以前、自転車で偶然見つけたのだそう。

こちらも、静原の住宅地を抜けて山の中へ進みます。そこには静原川が流れていました。
「ここ?」と、川のそばに立って景色を眺めるミモロ。「すてきな山の景色だね~」でも、お友達がいうのはその景色ではありません。
「ミモロちゃん、こっち!」と、川の下流へ少し進みます。


「あれ?滝がある~」よく見ると、その滝は、車が通る橋の上から流れています。
そう、橋のような道の上を川が流れているのでした。


「ここ自転車が渡ると面白いんだよ~」とお友達。「わ~水しぶき上げて走るの楽しそう~」と思うミモロ。

この日は、車で通ってみることに。

「なんかつまんない~」と車に乗ったミモロ。そう、車ではただ水たまりを通っている感じ。やっぱり自転車に限ります。

「でも、どうして川が道の上流れてるの?この道、どうやって作ったんだろ?」ミモロの頭に疑問が浮かびます。
「わかんないね~」とお友達。この道は、向かい側の山に繋がっています。

ともかく、この日のドライブは、不思議な景色に出会いました。「まだまだ知らないこといっぱいだね~」と思うミモロでした。

ブログを見たら、金魚をクリックしてね ミモロより

人気ブログランキング

ミモロへのお問い合わせ・ご要望は、mimoro@piano.ocn.ne.jpまで

ミモロの通販ショップ「ミモロショップ」はこちら
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

[六角堂」の池に生まれた白鳥のヒナ。その愛らしさは注目の的

2018-06-23 | かわいい

「白鳥の赤ちゃんが見られるんだって~」と、ミモロは、昨日の午後、京都の町中にある「六角堂」に出かけました。

ここは、何度も来たことがある場所。周囲をビルに囲まれたお寺の池には、5羽の白鳥が飼育されています。
 
「あ、白鳥さんがいる~。赤ちゃんどこかなぁ~」と、池の畔に到着したミモロは、白鳥を見つめます。


6月6日に卵からかえったヒナ。その3日後から池で泳ぎ出したそう。「きゃ~かわいい~」

白い産毛に覆われた小さなヒナの姿を見つけたミモロは、もう夢中。
池の柵にしがみついて、白鳥の親子を観察します。

「すごいね~生まれてすぐに泳ぐなんて~」小さな足をパタパタさせて、親鳥の後を泳ぎます。

母鳥でしょうか、ヒナはそばにピッタリくっついて、離れません。親鳥は、周囲を絶えず見回して、カラスや鳩などに襲われないように注意を払っています。
ヒナはあまり警戒心がなく、好奇心旺盛だそうで、単独行動もとりたがるのだとか。そのため、親鳥は、目が放せないのだとか。「やんちゃな子なんだね~白鳥のヒナって…」

そんな親鳥に守られて、ヒナはのんびり・・・


なんでもこの池でヒナがかえったのは、5年ぶりだそう。
ミモロのように白鳥の赤ちゃんを見物に訪れた人が、池のまわりでカメラを構えていました。

「後ろ姿もかわいいよ~尻尾ピクピク動かしてる~」と、かわいい姿に見る人すべてが思わず微笑んでいます。


「でも、やっぱり白鳥の赤ちゃんって大きいね~」とミモロ。毎年観察している鴨のヒナの倍くらいの大きさです。

「あの赤ちゃん、女の子?それとも男の子?」とミモロ。う~それは誰もわからないんじゃないかなぁ~。

親鳥の愛情を一身に受けているヒナ。

わが子を守る親鳥の姿も微笑ましく感じます。白鳥は、つがいになると死ぬまで一緒なのだとか。「離婚とかないんだ~」とミモロ。

白鳥がこの池で暮らしてすでに20年以上。「どこにも飛んでいかないの?」とミモロ。そうね~確かに不思議・・・池にはネットもかかっていないし・・・。ただ体の大きな白鳥が飛び立つには、10メートル以上の助走距離が必要。この池では、飛びあがることができないのではないかと思われます。

「ビルにぶつかっちゃうかもね~」と心配するミモロです。日本にはシベリアから海を渡ってやってくる白鳥がいます。でも白鳥の中には、一か所に留まるものも多くいます。またここのように飼育されているものも多いのです。例えば、皇居のお堀なども・・・。

「ここの白鳥さんたちは、ここに住んでるんでしょ」そう、きっと代々京都生まれの白鳥なのかも…。

「ミモロより先輩だね~。鴨みたいに、どこかに移動しないから、また見に来よう~」。白鳥のヒナの成長が楽しみなミモロでした。


「六角堂」の拝観時間は、6:00~17:00です。

ブログを見たら、金魚をクリックしてね よろしく~ミモロより

人気ブログランキング

ミモロへのお問い合わせ・ご要望は、mimoro@piano.ocn.ne.jpまで

ミモロの通販ショップ「ミモロショップ」はこちら
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

宝が池のそばにあるクレープ専門店「クレープメゾン モック」。種類豊富さにビックリ

2018-06-22 | グルメ

鷹峯へのドライブを終えて、町中に戻ってきたミモロとお友達。「お家に帰る前に、ちょっとお茶していかない?」とお友達。「いいよ~喉渇いたし~」とミモロも乗り気に。

「前から気になってるお店があるの~」というお友達に連れられて向かったのは、宝が池の近くにあるお店です。
 
ここはクレープの専門店「クレープメゾン モック」です。

まるで誰かのお家に来たような雰囲気。「こんにちは~」


「わ~広い~素敵な家具のお店・・・」
  

このお店は、京都では珍しいクレープの専門店。以前は、北山通にあって、ここに移転して4年ほど。でも、オープンしてから、なんと40年ほどになるのだそう。

素敵なご夫妻が営む店です。


ミモロたちは、窓辺のテーブルへ。そこでメニューをチェックします。「どれにする?」「う~ん」
 
種類豊富なクレープ。ミモロたちは「どれも美味しそうだね~」と、悩みます。


おすすめの品もチェック・・・

クレープというと、甘いクリームやチョコレートなどが添えられたデザートを思い浮かべますが、本場フランスでは、食事として楽しまれるのだそう。チーズやハム、野菜などを挟んだものなど、ボリュームのあるものも揃っています。

「夕ご飯にもなるんだ~」そう、ワインやリキュールを飲みながら味わう本場のクレープなのです。


ヘルシーなそば粉クレープなども人気だそう…。

「でも、まだ夕ご飯には早いから~」と、ミモロたちはお茶に合う品を選ぶことに。
「自家製のリンゴジャムが添えられたクレープ、美味しそうだよ~」「いいわね、それ半分こしましょ」

紅茶と共にいただくことに。
お皿いっぱいのクレープのセンターに自家製のリンゴジャムがのっています。

お友達に切ってもらって、ジャムを包みながらいただきます。

「なんかモチモチした食感・・・ジャムの甘さもちょうどいいね~」
クレープと紅茶のセットは、1200円でした。

北山通に抜ける宝が池トンネルのそばです。

近くには、テニスクラブやゴルフの打ちっぱなしなどがあります。

「さぁ、お家に帰ろうね~」ミモロとお友達の鷹峯のドライブもおしまい。
「なんか1日、いろんなとこ行ったね~」車の中で、楽しかった1日の話に盛り上がるふたりです。

*「クレープメゾン モック」京都市左京区岩倉幡枝町1260 電話075‐712‐3908 営業時間11;00~20:00 火曜休み 駐車場6台分有

ブログを見たら、金魚をクリックしてね よろしく~ミモロより

人気ブログランキング

ミモロへのお問い合わせ・ご要望は、mimoro@piano.ocn.ne.jpまで

ミモロの通販ショップ「ミモロショップ」はこちら
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

森の中に佇む「氷室神社」。畑のそばにある昔の冷蔵庫「氷室」の跡

2018-06-21 | 寺社仏閣

「山の家はせがわ」でお腹いっぱいランチをとったミモロは、「せっかくここまで来てるから、氷室神社ってとこに参拝しようよ~」とお友達を誘いました。
  
山里の集落にある「氷室神社」。府道31号線の「氷室別れ」から、狭い山道へと進みます。
ここは、標高約380mの高地の盆地で、冬の気温が低く、氷がはりやすい場所。そこで作られたのが、氷を保管する「氷室」です。「昔の冷蔵庫なんだ~」とミモロ。

平安時代、夏になると、ここから禁裏へ氷が運ばれたのだそう。平城京時代にも奈良のそばに氷室が作られ、平安遷都してからもそこから氷を運んでいたのですが、あまりに遠いということで、新たに開発されたのが、この地です。
「そうだよね~遠かったら氷溶けちゃうもの・・・。でもここからだって、結構距離あるよね~」とミモロ。

氷室から禁裏への氷の運搬は、東京に天皇がお引越しされるまで続いたそう。
「え~昔から氷食べてたの?」とミモロ。そう、昔、宮中の人や大名などは、氷室に蓄えた氷を夏にかき氷などにして楽しんだとか。ものすごく贅沢な夏の涼を誘うスイーツだったのです。

この「氷室神社」は、創建の年代は不明ですが、平安時代に、この集落に氷室が作られ、それを守護するために創建されたといわれます。
 
「小さい神社だけど、凝った彫り物なんかもあるし、菊のご紋も見られるから、格式のある神社なんだ~でも、結構寂れてるね~」と、地元の人しか訪れないひっそりとした神社になっています。

周囲は、杉の林・・・神社の背後には、高い峯が屏風のように聳えています。
「あの峯の向こうには、どんな景色があるんだろ?行ってみようよ」とミモロ。急な山の道なき道をのぼります。
そこには、一面の杉林。「もっと遠くまで見渡せると思った~」と。峯をつなぐ道が続く場所でした。

急な斜面を転がるように降りると、そこから里を歩くことに・・・。
「氷室跡だって~行ってみよう~」

標識に従って畑のあぜ道を進みます。
「あ、田んぼがある~」しばし田園風景を眺めます。この辺りは、水が豊かで、氷を作る池もあるのだそう。

水田を周りを進み、また標識が…ここには、3か所の氷室跡があります。
 
「どれ?」と地面を見つめるミモロ。窪地がその氷室です。ミモロが想像してたのは、深い穴や洞窟のような形、昔は、もっと深かったかもしれません。その窪地に杉板をはり、氷をのせて、その上から幾重にも杉の葉や萱、葦で覆って、貯蔵したのだとか。
「ここ底なの?」窪地に立つミモロ。どうもイメージがわかない様子です。

ともかく、夏に氷を食べたい!という強い思いに応えた作業は、かなり大変だったと思われます。

氷室跡を見学したミモロは、再び、畑の畦道を進みます。
「アザミのお花~」と立ち止まっては、自然観察。

「アヒル?」そんなミモロの様子を珍しそうに眺める鴨の姿も…


自然豊かな北区の山里。町中から40分くらいで到着できます。「こういう景色、心休まるね~」

「氷室見学したら、なんか水無月のお菓子食べたくなっちゃった~」とミモロ。

6月30日は、京都では氷室の氷をイメージした「水無月」という和菓子をいただく風習があります。「夏越しの祓い」で食べれば暑気払いになり、無病息災でいられるといわれるお菓子です。「もう売ってるよね!」、はい、6月中は、京都各所の和菓子屋さんに「水無月」が見られますから…。「買ってね~」はい、1つね。

 
ブログを見たら、金魚をクリックしてね よろしく~ミモロより

人気ブログランキング

ミモロへのお問い合わせ・ご要望は、mimoro@piano.ocn.ne.jpまで

ミモロの通販ショップ「ミモロショップ」はこちら
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする