スズメ スズナリ
裏の家の知人、Yさん宅にスズメの餌台が置かれていて、毎朝(未熟米の)餌をやっています。「今日は沢山来ていた」「自分の姿を見ると(餌がもらえると)スズメが集まってくる」とか、「今日は数が少ない、どうしたのかな」などとスズメの動行を逐次報告してくれます。
本当にこの知人はスズメが好きなんですね。電線に餌をもらおうと電線に一線にとまり、下を見ています。こんな様子を見ると微笑ましく思います。
「このごろは、餌台にネズミが来て、スズメが寄らなくなっている」ともいいます。雪のある季節はネズミも食物に苦労する時季に入っているのです。
そういえば、我が家の周りのスズメもこの頃は目立たなくなりました。どこに行ったのでしょうね。小鳥(スズメ)が見られなくなるとさみしいものです。
スズメの姿はあまり見られなくなりましたが、我が家の庭にはシジュウガラが姿を見せてくれています。ジュ・ジュ・ジュと声かけながら枝渡りするさまは一時ながら自然を味わう事ができます。
先日大雪が降りましたので、ナナカマドの写真を撮りたくて近所を回りました。その日、先に紹介しましたスズメの家の枝にスズメがスズナリとなっていました。
狙い定めて良い写真でも撮ろうとすれば、こちらに気づいて(飛び立ってしまい)撮らせてもらえません。今回は不意打ちの形で二枚ほど撮る事ができました。そのあとスズメはこちらのカメラに気付きその枝には何匹だけが残りました。自然の動物はいつも用心しながら生活しているのでしょうね。
今日は「スズメスズナリの姿を写真でお見せします。「寒雀」は寒さを防ぐために羽毛が多くなり、ふっくらした姿で姿形が可愛げです。夏のスズメの姿はあまりにもすっきりしていますが、冬のスズメは可愛げで見栄えもよいのです。