今年はナナカマドの赤い実、早めに姿消す
昨年(平成26年)は2月に入ってもナナカマドの赤い実は確かに残っていて、雪が降る度にナナカマドの赤さが目立って輝いていました。
今年の1月24日 数すくなったナナカマドの実 一部にはしっかり実が残ってました。
今年はというと、寒さで熟(う)んだナナカマドの実は、もう食べごろばかりと小鳥が来て大半は食べられてしまわれ、ナナカマドの実がわずかに木に残るだけになりました。
我が家の庭のライラックの木にもその小鳥たちは来て休むらしく、庭には雪の積もった地面に赤色のナナカマドの実の混ざった鳥の糞が散らばっています。今年はどのような鳥が来ているのかまだ姿を見たことがありません。
ナナカマドの実を食べているムクドリ
庭に車を止めてあるのですが、車に小鳥の糞が付けられているのには閉口します。鳥の糞は車の表面を痛めるらしく、早めに取り除くようにしています。
さぞかし今年は山には餌になる木の実の残りが少なくなり、例年よりも早めに小鳥たちが里(市街)に降りて来たのでょう。
ナナカマドの実が赤く色づいて、街の人の心を温めてくれていたのですが、今年は早めに姿を消しているのです。
元来ナナカマドの実は固くて、小鳥の食べ物には向きませんが、寒さが厳しくなり、実が融けたり氷ったりを繰り返すうちに実は熟んで柔らかくなり、小鳥の食べごろになるのです。
2月中旬になると小鳥に食べられてしまい、すべての赤い実は姿を消して行きます。