「沖縄の野菜 久米島の久米仙」
「八重山諸島7島めぐり」に旅に出た時、宮古島では、飛行機が飛び立つ迄に時間が十分あって、朝市に2日も行けました。ホテルから歩いて行ける距離であったのが幸いでした。
村の人たちが産物を持ちよる市場が好きです。カムイラビット夫婦は、何か見慣れない物はないか、買い求める物はないかなどと興味深々でした。沖縄独特の野菜もありましたが、遠い北海道まで多くの量を持ち運ぶのも億劫なので、島ラッキョウと乾燥鰹を買い求めて来たのでした。
カツオと島ラッキョウを刻み合えてつくると、高級な酒のつまみになります。
札幌の地下街にも沖縄物産を扱っている店があり、出向いた時にはその店に立ち寄ったりしています。
宮古島の朝市の話に戻りますが、店開いているおばさんから「沖縄独特の中身まで赤いサツマイモを買なさい」と奨められました。赤いサツマイモは島外への持ち出し禁止だとか、それでも「荷物に造って出せば何でもないですよ、買いなさいよ」と強く勧められたのですが、それはしませんでした。
「赤いサツマイモで作ったふかしダンゴを食べて見なさい」と差し出されたり、つまんで食べれる物は食べさせてくれたり」と遠慮しいしい頂いたりしました。
朝市では宮古島の人の心の良さが伝わり、いろいろ話す中で親しみが湧いてきます。何年も経つのに宮古島の朝市の話は良くするのです。
特に印象深かったのは、肉の塊の新鮮さでした。安いし新鮮だし、肉を買い入れて持ち帰ろうかと随分考えたのでしたが、3月とは言え、北海道まで持ち帰るとなると肉はいたむ事も考えられるので、悩んだ末に買う事をやめてしまいました。その事が今になっても我が家の話に上がります。
宮古島の他に沖縄本島に近い「久米島」に別な年に行きましたが、久米島のゆったり感も体にゆとりを与えてくれました。久米島では「久米仙の工場」の見学もしましたが、「久米仙」を店で見るたびに久米島の事が思い出されるのです。
沖縄物産展があると聞くと、「行って見るか」などと言って、いつの間にか出向いているのです。
この間は、近くのイオン(札幌市東苗穂)で沖縄物産展があると云うので足を運びました。沢山の品物が並べられていると思いきや、少しのスペースに品物が並べられているだけでした。がっかり・・・・でした。
イオンの店内の野菜売り場を見ると、「沖縄の野菜」が並べられているではないですか。どのような野菜が置かれていたのか、お見せします。
旅行は北海道人であれば、気候の違う南の地への旅行するのが良いでしょう。見慣れない土地で、珍しい物を見て、食べて、これ最高です。