11月7日~8日、伊豆に行ってきました。
行きは前回と同じく、10:34品川発のこだま717号で11:12熱海着。11:32熱海発の伊豆急普通列車で11:55伊東着というルート。
伊東について、これも前回と同じく、駅前のお食事処に入って、夫はワンタンメンを、私は趣向を変えて、五目そばを頼みました。五目そば、美味しかったけれど、すご~いボリューム。食べても食べても無くならない(^^;。夫に三分の一ほど手伝ってもらって、二人ともフーフー言いながら、何とか食べきりました。
前回来たのは4月10日~11日だったので、ほぼ7か月ぶりの我が家。庭の木々はほとんど紅葉していないものの、秋の景色になっていました。
家で一休みした後は温泉へ。簡保の宿が日帰り温泉を止めて以来、温泉問題を抱えていましたが、色々調べて、今回は我が家に比較的近いところ(タクシーで15分ほど)にある「リブマックスリゾート伊東川奈」というところに行ってみました。
基本ファミリー向けの手軽な宿泊施設のようで、いくつかの客室とカラオケやプールなどの娯楽施設、レストランがあって、広くはないけれど大浴場と露天風呂もあります。受付で宿泊と同様のチェックイン手続きをすると、バスタオルとフェースタオルが渡されます。
清潔で湯質もよく、リラックス効果は上々。何より、自前のバスタオルが要らないというのが嬉しい!これからも基本、ここにしようということで夫と意見が一致しました。(城ヶ崎海岸にも同じリブマックスグループの施設があるようなので、そこも試すかも?)
温泉の後は、タクシーで富戸海岸沿いの道を走って「あきしろ」へ。
お店はコロナ感染予防ということでテーブルごとにしっかりした透明の衝立が置いてありましたが、「家族間なら置かなくてよい、と当局のお達しがあったので」と言って、すぐに片付けてくれました。大体お酒のグラスを交換しあって飲んでいるのだから、元々意味ないのだけれど、お店も大変ですよね。
ビールで乾杯後のお酒は、まずは「夏田冬蔵(亀の尾)」「喜久水(能代・紬)」、その後「雪の茅舎(茶ラベル)」「春霞(ひやおろし)」。東京ではなかなか出会えない味を、女将の説明を聞きながら楽しみました。今回は特に、初体験の「能代・紬」の味わい深さに心惹かれました。
お料理は、いつものなたづけ、ガッコチーズの他に、桜エビのかき揚げ、米茄子田楽(美味しい!)、刺身盛り合わせ(鮪・はまち・鰰寿司)と、〆のきりたんぽ鍋。私は更に、自家製の無花果とラムのアイスクリームも頂いて、大満足!
女将は、緊急事態宣言が解除された当初は常連客がどっと来て「やっと来れた~」と喜び合っていたけれど、その後は余りお客の数は増えない、とぼやいていました。(私たちが帰る頃に、二人連れお客が来たので、何となくホッ!)
翌8日。長期予報では雨のはずだったのに、予報が外れて青空が見えています。ラッキー!
朝食、後片付け、掃除を済ませ、9時半過ぎにガス会社が来訪して定期点検が無事済んだところで、10時に我が家を出発。急坂を下って富戸駅に向かいました。
富戸駅は人気が無くて閑散とした雰囲気。駅員も廃止して無人駅にしてしまったようです。可愛いポスぐま(郵便局のキャラクターらしい)の絵が描かれた下り電車からは2人が降車、1人が乗車という状況で、旅をする者としては、のんびりして良い感じですが、ちょっと心配な過疎状態でした。
11時前に伊東に着いて、例によってオレンジビーチまで散歩。晴れ渡った秋空、青い海、白い波、遠くに見える初島。時々カモメの姿もあって、眺めていて飽きません。いつの間にか大好きな海岸になっていることに気付きました。
11時半を過ぎたので、伊東駅に戻り「美よし鮨」へ。思っていた以上に楽しかった旅を祝して、乾杯!ビールの後は、迷わず冷酒もオーダー。「運転しなくなった最大のメリットは、帰途こうして飲めること」と満足そうな夫。
突き出しは、きゅうり・キャベツの塩もみ、ごぼう天、小アジの干物、、、
湯豆腐。そして、メインの地魚握りとお椀。今回の地魚握りは、手前左からウスバハギ、キンメ、アジ、カツオ、後ろ左からメダイ、シイラ、サワラ、カンパチ。あ~美味しい!幸せ♪
帰りの電車は、予定より一本早めて、13:05伊東発の踊り子8号にしましたが、横浜駅の信号トラブルで30分遅れで伊東着。乗車後も遅れ続けて、品川に着いたのは15:30頃でした。電車の中では満腹とほろ酔いでほとんど爆睡していたので、遅れはほとんど気になりませんでしたが。
ということで、特別なことは何もしなかったけれど、伊豆でのんびり過ごすのは本当に良いな~、と再確認した二日間でした。(三女)