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田川の河川敷は外来帰化植物の展示場のような様子になって久しいですが、この季節になると土手にこの黄色い花が目立つようになります。
特定外来生物に指定されているオオキンケイギク(大金鶏菊)です。
松本市内で最初に私が見たのは大分前になりますが、中央高速の法面ででした。
緑化用の植物として種が蒔かれたのだと思うのですが、その後急速に市内各地に広がり、特に市内を流れている田川、奈良井川、薄川の土手では法面を黄色一色に染めている場所が多く見られます。
集合して咲く花がきれいという事で、人為的に種が蒔かれた可能性もあります。
帰化植物が繁茂するという事は、本来その場所に育っていた在来植物の生育場所を奪ってしまっていることになります。
これだけ市内にオオキンケイギクが繁茂しているのに、どうして松本市は情報をもっと出さないのか不思議です。
丁度春の一斉清掃の時期で、刈り取りするには好機だと思うのですが。
既に草刈の終わった河川の土手で、このオオキンケイギクだけが刈り取られずに黄色い花を咲かせている場所がかなりあります。
2009年に松本駅前付近に植栽されたオオキンケイギク
環境省のHP