高ボッチ高原・鉢伏山で最近咲いている花
アカテンオトギリ(赤点弟切)
オトギリソウ科 オトギリソウ属
学名 : Hypericum hakonense Franch. et Sav. var. rubropunctatum (Makino) Y.Kimura
アカテンオトギリの基準標本は1928/7/13百瀬静男氏(1906-1968)によって鉢伏山で採取されたものです。
アカテンオトギリに関するデータ
長野県植物誌
葉の赤点が特徴。岩地など乾燥する場所に生育するためか葉が
極めて硬い。
葉の長さは幅の2.5倍ほど。
草地にはえると葉質は柔らかくなる。
花柱は子房より短く長さ2.1mm。
信州高山高原の花 今井建樹著 信濃毎日新聞社
低山~亜高山の草地に生える。
高さ30Cm。
葉の明点は赤色を帯びる。
美ヶ原・鉢伏山・霧が峰等に特産。
信州の野草 奥原弘人著 信濃毎日新聞社
高原の日の当たる草地に生える。
高さ20Cm。
茎は株立ちし下部は紅色を帯びる。
葉は黄緑色で卵形、長さ 2Cmくらい。
赤点が多い。
花期は7~8月。
花は黄色で径1.5Cmくらい。
果実は長さ6~8mm。
美ヶ原・鉢伏山に分布。
長野県植物誌CDROM版
武石村、波田町、大町市、白馬村、戸隠村、木祖村、楢川村、
望月町、安曇村、臼田町、山ノ内町、下諏訪町、松本市で
標本が採取されています。