mt77のblog

信州松本からの投稿(2004年11月11日~)

やしょうま

2016-02-01 | 松本市の伝統を感じる食べ物


松本の伝統を感じる食べ物 やしょうま
2月15日は釈迦が入寂した日、涅槃会です。
この日にお供えするのが「やしょうま」です。
「やしょうま」は米の粉を湯で練ってから蒸し、それをちぎってゆで、大豆・青海苔・ごま・切刻んだ野菜等と食紅を混ぜて形を整えたものです。
長野県下での呼称は「やしょうま」が一般的で、そのほかに「やしょんま」、「やしょ」と呼んでいる地域もあるります。

※涅槃会 釈迦(しゃか)入滅の日に行う法会。
※入滅  釈迦の死。
    







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パソコンで描く 「北アルプス鹿島槍ヶ岳」

2016-02-01 | いろいろなデータ
パソコンで絵を描かれているミスター靖様より、絵をお送りいただきました。
ご紹介させていただきます。

パソコンで描く 「北アルプス鹿島槍ヶ岳」

※ミスター靖様のコメントです。
「10月のバラ」様 2015.12.26.のブログからお借りしました。
鹿島槍ヶ岳は後立山連峰の中央部に位置し、名実ともに後立山の盟主という存在です。
端麗と表現される南北2つの峰(南峰2890m,北峰2842m)左の南峰の方が高く、それを結ぶ吊尾根がつくるこの山の姿は、どこから眺めても美しい。
吊尾根の真ん中ぐらいに「八方のキレット」という難所が有り、高校時代に登った当時は整備されておらず、キモを冷やした記憶があります。





「パソコンで描く」 作品一覧(3)へ

「パソコンで描く」 作品一覧(2)へ

「パソコンで描く」 作品一覧(1)へ

ミスター靖様の鉛筆画 作品一覧へ




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つらら(氷柱)

2016-02-01 | 松本の話題・情報
つらら(氷柱)
我が家の屋根から垂れ下がっていたつらら(氷柱)です。
幼少期にはかいやの屋根から、黄色になった氷柱がぶら下がっていました。
最近は50Cm程に成長した氷柱を平野部では見る事がなかなか出来ませんが、昔は至る所で見る事が出来たような気がします。
折り取って、チャンバラごっこを良くしたものです。




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都忘れの模様のやしょうま製作

2016-02-01 | 松本市の伝統を感じる食べ物
都忘れの模様のやしょうま製作

松本民芸館と下金井公民館共催で行われた「やしょうま作り講座」をご了解をいただいて撮影させていただいたものです。
講師はの横山律子先生です。



出来上がりの様子です。

以下に製作過程の様子を並べました。


花弁を作ります。


ある程度伸びたら切って、またのばします。


のばす、切るを繰り返し花弁になる部分を何本か作ります。




茎と葉の部分の作成です。


各色の材料を組み合わせます。
黄色い部分は花芯の部分です。


茎のとりつけです。




葉のとりつけです。


隙間のある部分に背景の白い生地を詰めます。




薄く延ばした生地で包みこみます。


手で押しながら、引き延ばしながら、全体を細長くしてゆきます。


糸を巻きつけ、切ります。


出来上がりです。
この時、薄く切ったやしょうまに乾いた米粉をつけてしまいますと、せっかく出来た模様がぼけてしまうそうです。







やしょうま

やしょうまの材料
やしょうまの生地作り
やしょうまの生地の色付け

やしょうま製作 桜の花
やしょうま製作 犬



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桜の木の模様のやしょうま製作

2016-02-01 | 松本市の伝統を感じる食べ物
桜の木の模様のやしょうま製作

松本民芸館と下金井公民館共催で行われた「やしょうま作り講座」をご了解をいただいて撮影させていただいたものです。
講師はの横山律子先生です。


出来上がりの様子です。

以下に製作過程の様子を並べました。


緑色の生地は葉の部分、白と桃色は花の部分の材料になります。


桃色の丸い生地を薄く延ばした白い生地で包みます。




ある程度に延ばしたら糸で切って、さらに細く伸ばします。




花の部分の出来上がりです。


幹の部分の作成です。




幹の部分に花の部分を取り付けてゆきます。




彩りの緑の葉の部分を入れます。


力を入れて、しぼります。




薄く延ばした白い生地で包みこみます。






延ばし終わった後に切った断面です。
これを更に糸を用いて厚さ8mmほどに切り分ければ出来上がりです。

薄く切ったやしょうまに乾いた米粉をつけてしまいますと、せっかく出来た模様がぼけてしまうそうです。







やしょうま

やしょうまの材料
やしょうまの生地作り
やしょうまの生地の色付け

やしょうま製作 犬
やしょうま製作 都忘れ



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雨氷

2016-02-01 | 松本の話題・情報
1月30日、松本市や山形村で県道や林道などが倒木で通行止めとなり、松本市扉温泉にある旅館「明神館」・「桧の湯」、美ヶ原高原の「王ヶ頭ホテル」、山形村の「スカイランドきよみず」などの宿泊施設などで、約260人余が一時孤立状態になりました。
テレビのニュースでは雪の重みで道路に木が倒れてしまって通行不能と報道されていましたが、報道されている画像を見ると29日に降っていた雨がやや標高の高いところでは雨氷となり木に凍り付き、その上に夜間に雨から雪に変わった雪が降り積もっての倒木だったのではないかと思います。
1月31日までには孤立状態は全て解消されました。
孤立解消に向け苦労された大勢の方々の努力のたま物だと思います。




≪ちょいと情報≫
雨氷とは?
過冷却状態の雨滴が樹木や電線、建物等の地表の物体に付着して凍結し、その物体が透明な氷で覆われる現象を、雨氷現象と言います。
過冷却とは水が0℃以下になっても凍らない状態を言います。
普通、大気の温度は地表から上に行くほど下がりますが、上空に0℃以上の暖かい空気の層(逆転層)が存在し、地表付近の気温が0℃以下、という特異な気象条件の時に、雨滴が地表付近の冷たい空気の層で冷やされて過冷却状態となります。
過冷却状態の雨滴が地表に到達し、枝葉や電線などに付着しますが、その付着した物体が0℃以下であれば、雨滴が凍って雨氷が生ずると言われています。
雨氷現象は、長野県内では中信・東信地区での発生が多く、全国的に見ても長野県での発生例が多いようです。
※出典 : 長野県林業センターミニ技術情報No.43


私の記憶にあるところでは、2010年2月14日に東山で雨氷現象があったように思います。
この年の春に高ボッチ高原・鉢伏山へ行った際にはあちこちで倒木を目にしましたし、ミヤマザクラ(深山桜)等の落葉樹の太い枝が折れたり、裂けたりしているのを多くみました。

今回発生した雨氷について、県森林づくり推進課によると倒木被害は標高800~1100メートルの場所で目立っているとの事です。
塩尻市にある県林業総合センター周辺(標高870m)では、29日午前6時から30日午前5時までの23時間に計45mmの降雨を観測。
同センターはこの雨が全て氷になった場合に樹木に付着する重さを試算し発表しました。
それによりますと、枝の広がりが半径3メートルの樹木の場合、最大で1.27トンの氷が付いた計算になるそうです。



2016/1/30の雨氷の写真がへそまがり姫さんのブログ「へそまがり姫 あっちこっち」にありますので紹介します。
「木の枝に付く雨氷」 ☜ クリック(2016/2/2link)






コメント (2)
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犬の模様のやしょうま製作

2016-02-01 | 松本市の伝統を感じる食べ物
犬の模様のやしょうま製作

松本民芸館と下金井公民館共催で行われた「やしょうま作り講座」をご了解をいただいて撮影させていただいたものです。
講師はの横山律子先生です。



出来上がりの様子です。

以下に製作過程の様子を並べました。


目の部分です。




茶色い部分が目になります。


形が崩れないように間に顔の色をつめます。




鼻になる部分がのせられました。




耳になる部分です。


リボンになる部分です。


リボンのとりつけです。




隙間の部分に背景となる色の生地をつめてゆきます。




薄く延ばした生地でまきます。




両端も生地をのばして包み込みます。


しっかり押さえて空気を抜きます。


のし板に米粉を振り、空気を抜きながら押しのばし始めます。




手で押して回転させながら徐々にのばします。






大分のびました。


糸を巻いて切ります。




出来上がりです。
この時、薄く切ったやしょうまに乾いた米粉をつけてしまいますと、せっかく出来た模様がぼけてしまうそうです。







やしょうま

やしょうまの材料
やしょうまの生地作り
やしょうまの生地の色付け

やしょうま製作 桜の花
やしょうま製作 都忘れ



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やしょうまの生地の色付け

2016-02-01 | 松本市の伝統を感じる食べ物
やしょうまの生地の色付け


食紅を小皿に少し入れ、水で溶きます。


溶きあがった食紅です。


生地の一部をちぎって食紅をつけます。


食紅を付けた生地を、色を付ける生地に戻し、


伸ばしたり、畳んだりして全体に色を広げてゆきます。


最後は写真のように練ると、生地全体に均一に色を付ける事が出来ます。







やしょうま

やしょうまの材料
やしょうまの生地作り

やしょうま製作 桜の花
やしょうま製作 犬
やしょうま製作 都忘れ



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やしょうまの生地作り

2016-02-01 | 松本市の伝統を感じる食べ物
やしょうまの生地作り


鉢に米の粉を入れます。


甘みを付けるために「砂糖」を入れます。


「米の粉」と「砂糖」を混ぜます。


水を少しずつ入れながら混ぜてゆきます。




水を入れ切ったらよく練ります。




ある程度かたまってきたら、両手でさらに練り上げます。


生地の出来上がりです。


出来上がった生地を、子供の握り拳ぐらいに取り分け、平べったくして蒸し鍋に入れてゆきます。


蒸し鍋に並べた状態です。


蒸します。


蒸しあがったものを水で冷やします。
冷やし過ぎると固くなってしまい、次のつぶしの手順がやり難くなるそうです。


水で表面を冷やした生地を鉢に入れ、つぶします。


練ります。


生地の出来上がりです。






やしょうま

やしょうまの材料
やしょうまの生地の色付け

やしょうま製作 桜の花
やしょうま製作 犬
やしょうま製作 都忘れ



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やしょうまの材料

2016-02-01 | 松本市の伝統を感じる食べ物

「米の粉」


「砂糖」


「食紅」

やしょうま作りの材料は写真のように「米の粉」と、甘みを付けるための「砂糖」、それに練った米粉に色を付ける「食紅」です。
これ以外に、茹でた「大豆」や「胡麻」を入れる事もあります。





やしょうま


やしょうまの生地作り
やしょうまの生地の色付け

やしょうま製作 桜の花
やしょうま製作 犬
やしょうま製作 都忘れ



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