長野県道25号の「今井東」の信号付近で撮影した鉢伏山です。
雪が降ったのだと思いますが、少し白くなっています。
ここからですと、もう使われなくなった山小屋が見えます。
≪ちょいと情報≫
今日何気なくテレビを見ていましたら、NHKの「くらし☆解説」という番組で、「忘年会は 30・10で」という番組が放送されていました。
ん・・・・・「30・10」?
若しかすると松本市発祥の「30・10運動」かなと思い見ていましたら、やはりそうでした。
忘年会シーズンを迎え、食品ロスを減らそうという趣旨での放送のようでした。
農林水産省によると2013年の日本の食品ロスは632万トンにもなっているとのデータが示された後、世界で行われている食料援助が年間320万トンという数字が出てきました。
如何に日本国内で膨大な量の食品のロスが発生している事が分かります。
農林水産省の調査では一般の食事での食べ残しは3.6%ですが、宴会での食べ残しは14.2%と4倍にもなっているそうです。
松本市で始まった食品ロスを無くす「30・10運動」の理念は各地で理解され、栃木では「とちぎ食べきり15(いちご)運動」、静岡では「ふじのくに食べきりやったね!キャンペーン」、福岡・北九州市では「残しま宣言応援店食べ切りキャンペーン」、福井では「宴会5箇条」などとして取組が行われているそうです。
また、10月には全国245自治体による「全国おいしい食べきり運動ネットワーク協議会」も出来たそうです。
番組の中では世界では栄養不足人口が8億人いる事が示され、世界の食料援助量の2倍にもなっている日本の食品ロスはもったいないし、日本は世界有数の食料輸入国でなので食品ロス削減の取り組みは国際的な責任でもあるとまとめていました。