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信州松本からの投稿(2004年11月11日~)

東山魁夷館リニューアルオープン記念展

2019-11-09 | 県内市町村
今日11月9日は関係する団体が長野市で開く午後の会議に出席しなければならなかったので、少し早い電車で長野市に向かいリニューアルオープンした長野県信濃美術館東山魁夷館に行き作品を見てきました。
知らなかったのですが、11月の第2土曜日は学芸員によるギャラリートークが開催される日という事で、11時からのこのギャラリートークにも参加させていただくことが出来ました。
緑響く 」、「行く秋」、「春雪」、「夕静寂」、「花明り」、「郷愁」、「光昏」など、多くの作品を見る事ができました。
※「花明り」は大和証券グループ本社収蔵の作品、「春雪」は千葉県立美術館蔵所蔵の作品、「光昏」は日本芸術院所蔵の作品、「郷愁」は個人蔵作品で、いずれも今回の特別展に貸し出された作品です。
なかなか見る事の出来ない作品を多く見る事ができました。

※展示されていた「夕静寂」について東山魁夷画伯は、「障壁画(唐招提寺)の準備の旅で、奥穂高の谷へ行った時に得た構図である。この場所には実際には滝は無かったのだが、青一色の暮色の底に、白く光る一条の滝を描いた。静寂な谷の遠くに、かすかな滝の音を響かせたいと思ったからである。」 と、。
この「夕静寂」に画かれている滝、高山村にある八滝を反転させたものに似ていると私は感じました。


長野県信濃美術館東山魁夷館
作品鑑賞を終えるとこの池の前の通路に出てきます。
「緑響く」の構図を模して写真を撮ってみました。

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