鉢伏山にはつい最近まで立ち入り禁止区域になっていた場所に若山牧水・喜志子夫妻の歌碑があります。
私は勿論今まで見た事が無かったのですが、この歌碑を見る事が出来るように散策路が新たに設けられていました。
さっそくこの散策路を歩いてみました。
人一人が歩いて通れる程の道です。
歌碑設置場所はやや広くなっていました。
結構大きな歌碑で驚きました。
歌碑に刻まれている歌です。
鉢伏の 山に朝日さし まろやかに 降りつみし雪は よべふりしとふ 若山牧水
常念の峯にゐる雲 しばしだに晴れよとまちて 時たちにけり 若山喜志子
歌碑の後ろに配されている銘鈑です。
この歌碑が設置されている場所から、鉢伏山頂に到達する散策路も作られていました。
樋口昌訓氏が著した「若山喜志子私論 第5部 (自我を貫いた歌人・喜志子) 」の中に、この歌碑の除幕式についての記載があります。