![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/49/66/325184afa596284ba3feeec246e753fa.jpg)
日付が前後しますが・・・
12月23日
湖南アルプス:金勝山(こんぜやま)ハイキングコースへ行きました。
鶏冠山(490.9m)、龍王山(604.7m)を含むコースですが
今回は見晴らしのいい天狗岩(509m)を目指しました。
○帝産バス『上桐生』(JR草津駅から30分)
は停車場近くの
(500円または冬季無料)
10:30
↓
○落ヶ滝11:20
↓
○天狗岩12:30
↓
○狛坂磨崖仏(こまさかまがいぶつ)14:00
↓
○逆さ観音
↓
○オランダえん堤
↓
15:30
いつもの山歩き友達のMさんが、風邪でダウン。
今回は、下見を兼ねオットさんと歩くことに。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/56/c3/fa6b42cd79b774d49e7f3eb2d38e29b6.jpg)
生憎の雨空。 歩き始めてすぐ右手の貯水池。
奥に養蜂箱。 お天気であれば、広々としていい景色です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1e/3d/3c3735fdd38d890db87480822fe1a505.jpg)
少し歩くと、とうとうぽつぽつ降り出しました。
前々日の雨のせいか、速い流れの水音がずっと聞こえ
ちいさなせせらぎを何度か越えながら歩きます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/73/5e/175c5d5bf0473080996e3817a529f4cd.jpg)
【落ヶ滝】
さほど登らないうちに
右手に落ヶ滝の標し。
水量はないけれど、
高さがあって
岩肌が独特な
滝でした。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2c/fa/45a746a49b2f232d6d008e7dc00e3a63.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/37/49/9704bf5ffa545a2e0e3e7bf4e8b81254.jpg)
滝を過ぎてから、
段々岩が
目立ってきます。
ロープに
援けられたり、
岩の上の
赤い矢印で
迷わずに
すんだり。
整備が嬉しい。
雨も止んで、
快調!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/63/f3/ac88b9f30f2cce5029c4f5bb2dc128b4.jpg)
尾根に出ると、鶏冠山の山腹が見え
行く手には、天狗岩の姿。
あたりの独特の景観に目を奪われ、疲れを忘れます。
里山の多い近畿で、この岩肌のごつごつ感は新鮮です。
群馬の妙義山をおもいだすなぁー♪
【天狗岩】
天狗岩に登るのは、細い岩の間を
回り込むようにのぼったり、
なかなかスリル。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2f/08/0f0b0f58fd58929c0c9f3053d9d61057.jpg)
まさに奇岩。 先を行くオットもおぼつかない足取り。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4e/dd/ed9ecce0321875e2fb1621a91ddaf4e8.jpg)
なんだか、おそろしげな所でコンロを出して昼食中のグループ。
さらに、もう少し上のトップでも、数名お食事中。
いいなー。おいしーだろーなー。
私たちは、手前で済ませていたので
記念撮影後、ジャマをしないように早々その場を離れました。
帰路は、距離が増えますが磨崖仏を見たさに
狛坂線を選びました。
結果的に、来る道の岩場を降りるより
歩きやすく正解。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/74/6f/76949bdc0b6da899f2a1574c705fad42.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/21/62/296a3d4ed66306a31c1c4170cbb87806.jpg)
【重岩】
岩に近寄り接写をする人が
いたので、よくみると
仏様が彫られていました。
素朴な描線にかえって
ありがた味をかんじます。
さらに、どんどん下って・・・
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/52/a5/fb85b7b5870fcfe1254f9ca78d1e26c5.jpg)
【狛坂磨崖仏】
昭和19年 史跡指定
たて6m×よこ4.5m
如来像と両脇に菩薩像の三尊像。
建立は平安時代初期説もあるが、
奈良時代後期渡来系工人による
造像といわれている。立て札・要約
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3f/d9/ad07477f15f21e764ce192d53451fa9b.jpg)
この辺り、落ち葉のジュータン。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5e/0d/a52064d30f4a5c7ccfa3ad4f76d374d0.jpg)
最後の少し急な下りで、天狗岩の手前から前後して
歩いてた大人数のグループの女性のひとりが
足をいためてしいました。
大所帯では危険な天狗岩は避けたり、
岩場では熟練の男性が
声を掛けながらサポートしたり、
細心の注意を見ていただけに、残念。
慣れた方が同行していたので、心配は
ないと思いますが、たいしたことがないと
いいのですが・・・。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/71/a6/1abc8c23bc64326338d659feb9f8426c.jpg)
そこを過ぎると平地で、路沿いに
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0d/eb/708917016aff61b8d83066cff3deda18.jpg)
【逆さ観音】
もともと金勝山寺の横参道の大岩に
彫られたものが、大岩の一端を「オランダえん堤」の
石材の不足により使われた為山上から落ちて逆さに。
彫られているのは、中央が阿弥陀如来、左右が
観音・勢至菩薩で、正しくは『阿弥陀三尊菩薩』。
地元では身を削られ、逆さになっても
大洪水から守って下さると敬われている。立て札・要約
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2c/a5/e0817414af1a7fda342556b4c37c9600.jpg)
【オランダえん堤】
奈良・平安時代、寺院・仏閣造営のため一帯の木が
伐りだされ、明治にいたるまで大洪水がおこっていたため、
政府がオランダから砂防工事の技術者ヨハネス・デレーケ氏を
招いて作られた日本最古の割石積えん堤といわれている。
100年以上たった現在もその機能を発揮し続けている
生きた遺跡であり、日本の産業遺産三百選に選定された。立て札・要約
そして、無事 GOAL に着きました。
余談ですが、Pは12月~無料。
帰りに寄った『極楽湯』も、チケットの販売機に
『サービスデー・本日無料』の貼紙。
タダで、ずいぶん遊べた一日。
![nose5](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/ap/nose5.png)