Polepole Life new

びわ湖の湖南に在住。
亡きA.コッカーNOIRと山歩きを愛すシニアライフを綴ります。

奇岩の山

2010-12-28 14:37:00 | 山歩き






日付が前後しますが・・・


12月23日
湖南アルプス:金勝山(こんぜやま)ハイキングコースへ行きました。


鶏冠山(490.9m)、龍王山(604.7m)を含むコースですが
今回は見晴らしのいい天狗岩(509m)を目指しました。

○帝産バス『上桐生』(JR草津駅から30分)
は停車場近くの 
(500円または冬季無料)
10:30

○落ヶ滝11:20

○天狗岩12:30

○狛坂磨崖仏(こまさかまがいぶつ)14:00

○逆さ観音

○オランダえん堤


15:30


いつもの山歩き友達のMさんが、風邪でダウン。
今回は、下見を兼ねオットさんと歩くことに。









生憎の雨空。 歩き始めてすぐ右手の貯水池。
奥に養蜂箱。 お天気であれば、広々としていい景色です。



少し歩くと、とうとうぽつぽつ降り出しました。
前々日の雨のせいか、速い流れの水音がずっと聞こえ
ちいさなせせらぎを何度か越えながら歩きます。







【落ヶ滝】



さほど登らないうちに
右手に落ヶ滝の標し。

水量はないけれど、
高さがあって
岩肌が独特な
滝でした。












滝を過ぎてから、
段々岩が
目立ってきます。

ロープに
援けられたり、
岩の上の
赤い矢印で
迷わずに
すんだり。
整備が嬉しい。

雨も止んで、
快調!





尾根に出ると、鶏冠山の山腹が見え
行く手には、天狗岩の姿。
あたりの独特の景観に目を奪われ、疲れを忘れます。

里山の多い近畿で、この岩肌のごつごつ感は新鮮です。
群馬の妙義山をおもいだすなぁー♪




【天狗岩】



天狗岩に登るのは、細い岩の間を
回り込むようにのぼったり、
なかなかスリル。




まさに奇岩。 先を行くオットもおぼつかない足取り。




なんだか、おそろしげな所でコンロを出して昼食中のグループ。
さらに、もう少し上のトップでも、数名お食事中。

いいなー。おいしーだろーなー。

私たちは、手前で済ませていたので
記念撮影後、ジャマをしないように早々その場を離れました。

帰路は、距離が増えますが磨崖仏を見たさに
狛坂線を選びました。
結果的に、来る道の岩場を降りるより
歩きやすく正解。







【重岩】



岩に近寄り接写をする人が
いたので、よくみると
仏様が彫られていました。

素朴な描線にかえって
ありがた味をかんじます。



さらに、どんどん下って・・・




【狛坂磨崖仏】
昭和19年 史跡指定
たて6m×よこ4.5m

如来像と両脇に菩薩像の三尊像。
建立は平安時代初期説もあるが、
奈良時代後期渡来系工人による
造像といわれている。立て札・要約





この辺り、落ち葉のジュータン。




最後の少し急な下りで、天狗岩の手前から前後して
歩いてた大人数のグループの女性のひとりが
足をいためてしいました。

大所帯では危険な天狗岩は避けたり、
岩場では熟練の男性が
声を掛けながらサポートしたり、
細心の注意を見ていただけに、残念。

慣れた方が同行していたので、心配は
ないと思いますが、たいしたことがないと
いいのですが・・・。






そこを過ぎると平地で、路沿いに





【逆さ観音】

もともと金勝山寺の横参道の大岩に
彫られたものが、大岩の一端を「オランダえん堤」の
石材の不足により使われた為山上から落ちて逆さに。
彫られているのは、中央が阿弥陀如来、左右が
観音・勢至菩薩で、正しくは『阿弥陀三尊菩薩』。
地元では身を削られ、逆さになっても
大洪水から守って下さると敬われている。立て札・要約





【オランダえん堤】

奈良・平安時代、寺院・仏閣造営のため一帯の木が
伐りだされ、明治にいたるまで大洪水がおこっていたため、
政府がオランダから砂防工事の技術者ヨハネス・デレーケ氏を
招いて作られた日本最古の割石積えん堤といわれている。
100年以上たった現在もその機能を発揮し続けている
生きた遺跡であり、日本の産業遺産三百選に選定された。立て札・要約



そして、無事 GOAL  に着きました。


余談ですが、Pは12月~無料
帰りに寄った『極楽湯』も、チケットの販売機に
『サービスデー・本日無料』の貼紙。



タダで、ずいぶん遊べた一日。
nose5




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Merry Christmas!!

2010-12-25 11:18:00 | イヴェント











イブの夜、叉ぽち袋がでて来た。

あまりにも、手抜き。。。
折角のクリスマスが、険悪ムードに。




穏やかに、家族仲良く、
感謝して過すのが一番クリスマス的。
・・・だと、おもう。




なので、プレゼントにこだわるわけじゃないけど・・・

nose3 

毎年、それなりの努力に
「応えてあげよう♪」
という気にはないのかい?!
労力、気使い、惜しみすぎ


pinさんからの贈り物に救われました。
(ありがとう。)



気を取り直して、
「クリスマスに怒らない。」と、唱える。





☆   ☆   ☆




いい、クリスマスをお過ごしですか?




☆   ☆   ☆






↑ただいまオーヴンの中で膨れ上がっています。
今年は、お披露目前・舞台裏のとりさんをUP。
こげ焦げになるくず野菜は、のこった物をグルービーソースに。
焼きながら、油を何度も塗るので家じゅうに
立ち込める込める匂いが、聖夜の香り。。。








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やっと・・

2010-12-23 22:53:00 | ノンジャンル


3年間、更新をしないで放り出していた
HP『Polepole Life』を昨日更新。

20年前に青年海外協力隊の一隊員として参加して暮らした
KENYAの想い出を ■長期休暇 を最後にやっと書き終えた。


 


重いアルバムを繰る代わりに、
始末してしまった日記と、年々消えていく記憶の変わりに、

誰よりも、まず今以上に老いた自分の為に
楽しかった記憶をいっぱいしまい込んだ。

3年前は、もっといろいろ昨日の事のように
覚えているつもりだったのに、
色々なことの記憶をこの3年に急激に失っていたけれど。。。

でも、とにかくひと段落。 ふ~symbol6








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美術館巡りNo.10 細見美術館

2010-12-21 08:02:00 | 美術・絵画









『細見美術館』



平安神宮の赤い大鳥居を抜け、すぐに左折、
京都会館を右手に、京メッセを左手に見通すと
四辻の向こう側に見えるレンガ色の壁面の建物が見えます。


開館時間 
美術館・ショップ:10時~18時
茶室:11時~17時(不定休)
カフェ:10時30分~18時30分(LO18時)
休館日
月曜日(祝日の場合は翌日) 展示替期間
入館料
展覧会によって異なる
連絡先
TEL 075-752-5555 / FAX 075-752-5955



街中のこじんまりとした個人美術館ですが
中庭を中心に立体回廊とでもいえるかのような
外階段を通って移る展示室・・・
展示室の最後にARTCUBU SHOP、中庭の奥にCAFE CUBU・・・

和文化とモダンな感覚が、しっくりとバランス良く納まって
久しく来なかったのが悔やまれる、心地いい隠れ家的空間です。


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今回は、
←コレを
見てきました。
細見美術館
HPより















そして、一番惹かれた作品。↓







狩野栄信(伊川院)
山水図屏風 六曲一双 各161.3×341.2
㊤右・㊦左
(板橋美術館収蔵品目録より)





nose1う~ん。
見事に雰囲気の伝わらない画像です。


実物は、雪舟のような厳しい力強い線をも使いながら、
雪景色の山水としては不思議なほど柔らかい温かみを感じました。


多分、厳しい山道ではあるものの、山も中国のそそり立つような
岸壁ではなく、遠くに湖あり近くに滝あり・・・
身近な景色に似た風景が描かれているせいかもしれませんが・・・


なんだろう、なんていったらいいのか、
ヒンヤリとして、誘い込まれるようなこの感覚は。


近景も、遠景も、景色も、人も、舟も・・・

いいなぁ。。。

うまいなぁ。。。



キャプションには「湿潤な筆致は『尚信』から・・・云々」と
ありました。
湿潤という熟語にあー、あー、それ。とうなりつつ
わが身のボキャブラリーの貧困を嘆きつつ
”尚信という人の絵も観たい”。。。とメモ。




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今回の展覧会では、
やや強引に感動を強制されている気になったり、
フォーチュン・キッズのフォーチュンの意と
絵とのつながりが不明のまま放り出された感があったり、
よくも悪しくも印象的なキャプションでしたが、
学芸員さんの熱意が伝わってくるようで、
親しみやすさは、感じました。

テーマに揚げられた琳派と狩野派の比較に関しては
確かになされてはいたけれど、思ったより
はっきり強調されていないように思いました。






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こんなの見つけました。

2010-12-15 00:50:00 | ノンジャンル




実はわたくし、なかなかのねこ好きニンゲン。
こんなのを発見したので、ご披露したいと思います。



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いやー鳴き声・音楽・よく合っているなぁ。
創り過ぎ・・・と思いつつ。やっぱり、顔がゆるみます。






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