信楽の山道にさりげなく小さなたて看板があります。
『三筋の滝』
ずっと気にはなっていたのですが、道幅の狭い山道で車を
駐車しておくのも、同行者を待たせるのも気がひけて
今まで、見えるところまで降りたことはありませんでした。
画像は4月初頭、ミホミュージアムに行った時に帰りに
車を寄せて降りて行き撮ったもの。
琵琶湖沿いの開放的な景色も、晴ればれとしていいのですが
鎮守の森で幼少期駆け回っていた人間は
こういう、シンとした山の中、湿った空気がなんとも・・・
― 道草って、いいかも。 ―
今回は緑が多くなっていて、せせらぎの音にさそわれます。
― 川遊び・・・したいなぁ。 ―
さすがに、それは次回NOIRでも連れてくることにして、
今回の道草は 『 古民芸 まる太 』。
玄関フォンを鳴らすと、なんと少し離れた母屋から女性が
出てきて鍵をあけ、電気を点け店内を見せてくれました。
お休みの日だったというわけではなくて、どうやら
それが、通常の営業パターン。 省エネです。
店内は、素敵なものを、ひとつひとつ大切に置いてあって
買い物をしたくなる雰囲気でしたが・・・
すみません。
折角、開けてくださったのに冷やかしで。。。
ご迷惑かけちゃいましたが、一人歩きの気ままさを満喫。
まだ、あちこちで微笑んでいるかのような桜の木に
見送られて信楽を後にしました。