Polepole Life new

びわ湖の湖南に在住。
亡きA.コッカーNOIRと山歩きを愛すシニアライフを綴ります。

美術館巡り#26 中之島美術館

2024-05-27 18:46:55 | 美術・絵画





はじめて 中之島美術館 へ行きました。

時代は変わっていた。
チケットはPCで、購入可能。QRコード。
最寄り駅からビルを通り抜け空中庭園から降りて並び・・・
出品作品のいくつかは、写真撮影OK
(もちろんフラッシュはNGというものの)
驚きました。






モネ 連作の情景』展と、『没後50年 福田平八郎展』 をはしご。



モネ『ラ・マンヌポルト




見たかった『


  
初期の『安柘榴』現代美術的な『』・・・表現の軌跡がどれも魅力的だった。





満ち足りた気持ちで、川沿いの中之島遊歩道を歩き通して
ビルの狭間の中之島バラ園まで。入園料無料。

遊歩道もバラ園も・・・近くのオフィスで働いている人が
羨ましくなるスペースでした。



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大塚国際美術館🎉25周年

2024-04-16 05:31:01 | 美術・絵画


約7200輪のオールドローズのアートフラワーに囲まれた。




2024.03.20
風で明石大橋の通行が心配される中、
山友さんと『大塚国際美術館』へ出かけました。
無事到着しただけでなく、25周年と言うことで、
記念品の紅白上用饅頭をいただいたり
フォトスポットも設置されていてラッキーでした。




レオナルドダビンチ『モナ・リザ』(1974年来日)
16歳の時、名古屋から上野の東京国立博物館迄一人旅しても
見たかった思い出の絵です。
数年後ルーブルでは、すでにガラスケースの中だったので
あの時、見ておいてよかった。



想像を超える規模と作品数!





テオドール・ジェリコー『メデューズ号の筏』



人生のいろいろなシーンで出会ってきた名作が次々に現れ、
・・・死ぬ前の走馬灯ってこんな感じかなぁ、、、
奇妙なイメージが浮かぶくらいクラクラしてきました。




ミケランジェロ 『システィーナ礼拝堂天井画・壁画』@バチカン市国 圧倒されます。
Fさんから、描き込まれているミケランジェロはどこ?とクイズ。
回答は、’抜け殻’。・・・最後にギャラリートークも通して聴くことが出来ました。



教会の復元展示も印象的でした。
いつか・・・とは思えない。
もう見に行くことはないだろうと思うとさみしい。




  
 

中世ロマネスク絵画を近代化させたジョットと弟子達による『スクロヴェーニ礼拝堂』@イタリア。
『聖ニコラオス・オルファノスス聖堂』ビザンチン時代のフレスコ画。コンクに描かれているのは『キリストの生誕』





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田中一村展

2018-09-29 22:44:00 | 美術・絵画











2018/09/16 佐川美術館
開館20周年特別企画展『田中一村展』 

・・・を観てきました。

7月14日から開催されているのに、当日は
最終日の一日前の日曜日。
どれだけ、’美味しいものは後回し’的性格なのか。。。
(『アダンの海辺』1969年を見逃してしまった。)










南の島で、絵を描き続けた孤高の画家ということで、
「日本のゴーギャン」といわれるけれど・・・



奄美時代に入ってからの作品は
ある時期の・・・
私が一番好きな時期のダリに似ている気がする。
色も、絵の巧みさ、陰影の深さ、
そして時間の感覚が消えたような風景。











チケット売り場あたりの人の列を見ながら、
第3駐車場に誘導された時には、ぞっとしたけれど
それでも京都国立博物館のように絵が見えないようなことは
ホンの入り口だけで、いつの間にか混雑も気にならない程
絵に魅かれていった。


南画を描き神童と言われた幼少期から晩年まで。
田中一村の生涯の作品を追った展示は見ごたえがあった。


気になったのは、≪秋色≫という線や色が踊る作品と
タイトルを忘れた小品のたしか軸で、四角くあっさりと岩だけを
描いた作品。
両方、それぞれにモダンアートのような感じを受けた。





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蘆花浅水荘へ

2018-03-14 15:44:00 | 美術・絵画











裏千家兜門を模した門











格子窓の裏は、茶事の待合になっています。











2018.03.10

『美の滋賀』講座
滋賀の日本美術を応援する
―山元春挙と蘆花浅水荘―
講師:山下裕二氏

・・・というのに応募して受講してきました。



何しろ、会場がそのもの・・・
蘆花浅水荘(記恩時) だったので。



蘆花浅水荘を訪れるのは、4回目。

ここは当時全国的に人気を博していた画家が
自らデザイン。

6年をかけて創り上げただけあって、
庭や建物内の細部の調度に至るまで
とても魅力があります。









竹の間の窓:



今の季節、
梅と松が窓越しに見え「松竹梅」が揃います。



また、秋には・・・ 

障子を閉めると、丸く白い名月に竹のシルエットが
ススキのように浮かび、仲秋の名月の風情が。。。











二階の洋間:
暖炉やシャンデリア。


下には瀟洒な椅子とテーブル。
他と違うのは椅子は触らせてくれるし
座ってもいいという。


程よい硬さ・柔らかさに質の良さを感じます。









二階の広いアトリエの奥:


雪松図と左下葉回転する絵具入れの棚。
春挙のモダンで合理的な感性がうかがえる。




春挙は、当時は大変人気のあった
横山大観とも並び称される画家でしたが、
今現在知名度は高くありません。


春挙の代表作のいくつかに見られる
美しい色彩の堂々たる風景画は
私は実は苦手です。


・・・が、さらっとした絵や
晩年の雪松図、逆に蘆花浅水荘に大下絵のある
初期の出世作「法塵一掃」などはいいなぁと思う。


そしてこの蘆花浅水荘は水墨画に勝るとも劣らない
春挙の残した大傑作のように思います。



すきだなぁ。



こっそりと、一日竹の間で過ごす自分を妄想。。。


過去記事
http://ivory.ap.teacup.com/applet/nukunuku/20130414/archive



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巡りゆく日本の夢 ゴッホ展

2018-03-02 14:29:00 | 美術・絵画





表のパネル前のワタシ。





2018.02.21

京都造形 でキャンバスを並べた友人と

『ゴッホ展 巡りゆく日本の夢』
京都国立近代美術館

を観に行きました。




楽しみにしていた有名作品あり・・・
(以下、作品画像転載)




『 寝室』1888年 ファン・ゴッホ美術館


『種まく人』1888年 ファン・ゴッホ美術館  


『花魁(渓斎英泉による)』1887年 ファン・ゴッホ美術館  




心ひかれる作品あり・・・



『下草とキヅタのある木の幹』1889年 ファン・ゴッホ美術館


『ヤママユガ』1889年ファン・ゴッホ美術館


今回、日本初公開という作品も・・・。



『夾竹桃(きょうちくとう)と本のある静物』1888年 メトロポリタン美術館



ゴッホの出品点数は少なかったけれど
代表作のいくつかと、日本初公開作品もあり、
展示会のテーマである日本の浮世絵との
関連性もわかりやすく構成されていて
展覧会として面白いものでした。
(ああ、学芸員さんが羨ましい。)



参考展示の森村泰昌の作品の前の友人Iさん。
(フラッシュNG・撮影OKコーナー)




ゴッホの絵は、生涯の暗さを感じさせる部分もあるので
美しい色と奔放なタッチ、力強さを感じ取る
彼女と出かけたのはまさにラッキー、
終始爽やかな気持ちで鑑賞できました。



久しぶりに会って、たっぷり話せたのもうれしかった。




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