Polepole Life new

びわ湖の湖南に在住。
亡きA.コッカーNOIRと山歩きを愛すシニアライフを綴ります。

茅葺コンサート Ⅱ

2009-10-26 07:27:00 | イヴェント






 
「寺社仏閣以外では府内でも最大級のかやぶき建築」という
かやぶき音楽堂『迦陵頻窟 KALAVINKA』
屋根の高さ、約9メートル。




 かやぶき音楽堂は、もともとは1784年建立のお寺の本堂で
福井県にあったものを、夫妻が'89年に現在の場所へ移築したそうです。
(京都府南丹市日吉町上胡麻)


ピアニストのエルンスト&カズコ・ザイラー夫妻は、
毎年ここで初夏と秋にコンサートを開いていますが、


今回は、この地に来て、はじめての屋根の葺き替え
完成後最初のコンサートになりました。


この、屋根の葺き替えは、ファンの寄付や
大勢のボランティアの参加をえて、
3年がかりで行なわれたそうですが、他にも・・・


座席に変わる色とりどりの座布団は
初回、チケットの変わりにみんなが持ち寄ったとか・・・







高い位置に音響の為に吊られたボード・・・
休憩時間にもてなされるケーキ・ハーブティー・・・
スパークリング日本酒・・・
帰りがけに出口でいただくおにぎり・・・などなども、




ピアニスト夫妻の手作りだったり、
観客として来訪した専門家のアイディアだったり、
手作り感満載、あたたかい雰囲気に満ちたコンサートなのです。





曲の間に、ザイラー氏のたどたどしく温かいことばで
曲の説明や『かやぶき音楽堂』の歴史や生活の
お話しがはいります。




今回、前半の曲は生誕200年に当るメンデルスゾーン・・・
後半は モーツアルト、ブラームス、ラフマニノフ、
最後はヨハン・シュトラウスのワルツ曲の特集でした。




クラッシック・・・
苦手とすら言えないほど縁のない世界だったのですが
ザイラー氏から、
「テレビのない時代はみな、家族が音楽を
           家庭でふつうに楽しんでいた
。。。」


・・・と聞くと、急に堅苦しい威厳に満ちたモノから
暖かい優しいイメージに私の中で変わったように思います。




張り替えたばかりの障子に映る竹の影がゆれる



これからの人生のなかで、
コレでまた1つ、素敵な時間が増えるかな。。。






ブログランキング・にほんブログ村へ
にほんブログ村



コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

茅葺コンサート Ⅰ

2009-10-25 22:02:00 | イヴェント





「かやぶき音楽堂」三階席?より





10月11日(月)


山陰本線『胡麻駅』。

田んぼや畑や里山に囲まれた小さな駅ですが、
ある日、京都駅から直通の特急(臨時列車)がはいります。




そして、

その駅に降り立った人々は、ぞろぞろと
初秋の郷を1点を目指して歩くのです。




誘ってくれた和蔵メンバー前2人と後は若いお義姉さん。





台風一過の爽やかな日



みんな、その道中をこの日のイベントの一部として
楽しんでいるのがわかります。



向かう先は、かやぶき音楽堂(迦陵頻窟)。



福井の禅寺の本堂を移築した建物の中で
海外でも活躍するザイラー夫妻のピアノディオの
コンサートが開催されました。










ブログランキング・にほんブログ村へ
にほんブログ村






コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「ただいま。」です。

2009-10-24 17:32:00 | ノンジャンル





ここ2週間、私にとっては有意義、
かつポレポレ時間の休暇のはずでした。


・・・が、


それは、それとして
想定外の事態が加わり
夏の疲れをとるはずが
いつになくハードな日々に。。。


それは今も進行中。


それにつけては、いま書けないので
私の中で消化出来た頃、いつか、
書けたら書くつもりです。 





と、言うことで書ける範囲であれこれ、
ブログ再開です♪




コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

23日まで。。。

2009-10-02 14:41:00 | ノンジャンル







23日まで、お休みします。


ささやかな計画がイロイロあるので、(^m^) 

再開の折は、又、覗いてやってください・・・ませ。

コメント (10)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

シャネルの想い出

2009-10-02 12:03:00 | 映画・観劇





写真: 映画館で配布していたフリーペーパーから




ファーストデーを利用して
ココ アヴァン シャネル
を、観て来ました。
http://wwws.warnerbros.co.jp/cocoavantchanel/


少し前から上映されている『ココ シャネル』の方は
すごく興味は引かれたのですが、
シャリー・マクレーンという女優さんが
好きではあるけれど、どうもシャネルとしては
違和感があって、観にいくに至らなかったのですが。




9/18公開の『ココ アヴァン シャネル』、
『アメリ』のオドレイ・トトゥが主演とあっては。。。

彼女は少なくともフランス人だし、
昔、ファッション雑誌に数多く載せられていた
シャネルの容姿に、よく似ています。 




期待していたわりに、映画の感想はというと、
なんだか全部想定内
特別、感動はありませんでした。



でも、トアレを組むシャネル、ハサミを布に入れるシャネル、・・・
映画の主題とは関係のないところで心がチクチク。。。




前記事に続いて、
懐古趣味nose5に走って、
呆れられるかもしれませんが・・・




アパレルにいた頃のことを思い出して、思い出して、、、
映画に入り込めませんでした。



長い連パールやシャネルスーツ、リボンタイ、
マリンルック、黒いテープをあしらったシルクのパジャマのトップ・・・
チラッと出た白いカメリアのブローチ・・・



1971年に87歳で亡くなったなんて嘘のように、
私がアパレルで仕事を始めた頃'80年代にも
シャネルファッションが流行していたんですよ。






私も、シャネルスーツは似合わないし、高いものは買えなかったけれど、
映画の中でシャネルが着ていた、まさにこの写真のままの
本物のフランスの漁師さんのボーダーTシャツを買って、
長年、よく着ていました。  



余談ですが、
ボーダーは太い人には、不向き・・・と言うのは迷信
柄自体の幅や服のシルエットによっては逆に本体の
縦を協調してくれて、すっきり見えるんですよ。
特に寸胴の胴はともかく腕が少し実物より
細く長く見えるような気がして、お気に入りでした。



そうそう。

ボブやソバージュにサテンやグログランの
黒いリボンを30歳近くまで、斜めに頭の上に
結んでいたのもシャネルスタイルの流行から。。。




なつかしいなぁーーー。 (遠い目。)





ブログランキング・にほんブログ村へ
にほんブログ村





コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする