帯をつける前の緋色のしごきをしめた姿。
帯と花簪のないきものの着付けが終わったばかりの状態。
きもの選びは舞妓さんの正装の色と聞いていた黒を選びました。
わたしは、前日までに決めてしまっていましたが、
何枚も実際に当ててみて、じっくり選んで、
お店の方に相談にのってもらっても良いそうです。
ミントさんは最後まで紫か黒か、悩んだそうですが
偶然にも同じ黒。 オソロです。
で、最後の詰めは帯と花飾り。
帯は、ミントさんが赤を。
横目で見ながら、私はあえて白を選びました。
この帯もちょっとこだわり、花音さんは本結びです。
「シロを。」とお願いすると、サッと似合いそうな
3本をスタッフが用意して、鏡の中に掲げて
下さるので、きものと照らしながらすぐ決定。
着付けもすばらしい手際のよさで、
正直、帯結びなどはもっと見学したかったのに
目にも留まらぬ早業で、がっかりしたほどです。
「ちょっと、締めますねー。」
と声がかかることもありましたが、
客である私たちは、ゆったりした気持ちで
楽にスピーディーに変身が進んでいきます。
最後に花簪しえらび。
つまみ簪に房のついたものは、舞妓さんでも特に
年若い舞妓さんのものらしいのですが・・・
ここまできたら、房付でしょう!♪
ミントさんとおなじ藤。
身長差にあわせて、房も長短を選べました。
(ちょっと季節に遅れめですが・・・。)
そして・・・とうとう撮影です。
お店を選び始めたときは、屋外での撮影なんて
恥ずかしくてとんでもないと思っていたのですが、
室内写真より、外光のほうが明るくて自然、
写真としての仕上がりはいいはずです。
花音さんは基本的に、一番のお値打ちプランでも、
八坂の塔近くのお寺さんのお庭まで
カメラマンさんと女性スタッグが同行してくれての撮影。
お決まりの4枚4ポーズは4種類の組み合わせの中から選べます。
カメラマンさんは、私たちのカメラでも
数ショット撮ってくれました。
お値打ちプランでは、スタッフはここで先に帰り、
私たちはさらに15分、ゆったりのんびり帰ります。
八坂の塔の下で車夫の方に、人力車と一緒に
撮っていただいたりしながら帰りました。。。
人が集まってきても、開き直り。
へーき、へーき。
どーせ、人相、わからないし。
おまけのポストカードサイズの写真。
リラックスした表情と、心遣いの?ソフトフォーカスで
このサービスの一枚が一番のお気に入りになりました。
ミントさんとご一緒でなければ、とても実行できなかった体験です。
ミントさん、花音のスタッフの皆さん、ありがとうございました♪
全巻の終わりで、ぽちっとな♪
きゃ~
いきなりUPしてしまいました。
コレでもう平気! 峠は越えた!!
落ちついて、舞妓体験をレポートさせていただきます。
近くで御茶をいただいた後、
予約した時間に花音さんへ。
玄関を上がるとすぐに先客の
鏡に向かう化粧姿が・・・
うわぁ。まっ白。。。
ソレを横目で見ながら、
奥の脱衣所に。
まず、左のような姿に
なります。
とっても衿刳りの大きな
着物スリップ。
足袋をまず、履いておくと
着崩れがなく便利です。
ここまでは、順調!
いよいよ
和化粧です。
あられもない姿で、
いよいよ鏡の前の
スツールに。
和風の普通のお家
&美容院感覚。
「下地の油をのばしますね。」
「おしろいをつけます。ひんやりしますよ。」
丁寧に、説明しながらすすめてくれます。
この辺の工程は、目をつぶっていることが多く
目をあけるたびに、すごいことになっていく感じ・・・
小顔の若い方なら、この辺りでどんどんお人形さんのように
かわいらしくなっていくのですが・・・
私は密かに、考えていました。
「お金払って、途中で勘弁してもらっちゃうわけには・・・」とか、
美術のデッサン用石膏の真っ白い理由(わけ)とか、
つまり・・・
まっ白だとね、色にごまかされず本来の凹凸が目立つんですよ。
白く塗りつぶしたら、多少ごまかされると思っていた
たるみ、毛穴、皺・・・・が、、、うううううっ。
最後に「どこか、気になるところあります?」と、スタッフさん。
メークは、カンペキなんですけど、気になるところ・・・
ありすぎですぅ
となりの同い年さんは、何であんなに卵肌?
何はともあれ、メイクがすむとカツラをぽん。
え?自画像イラストになにかご質問でも?
ふん。リアルに描くくらいなら、手間隙かけませんっ。(逆切れ)
実は、このカツラにちょっとこだわっちゃいました。
半カツラといって、上図のように自毛を残し
後からカツラにそわせることで生え際が自然になり、
まるで全部自毛で結い上げたような仕上がりです。
ここまで、出来たところで階上に上がって着付けです。
ふう。
どう、ノアちゃん?
そうね。キミは興味ないね。
ノアちゃんは、おいといて次回に続く。。。
次回が完結編なので、見放さないで来てくださいっ。
悪夢も、慣れますっ。 ついでにぽちっ、も♪
去年の冬、
ミントさんと長浜の『きもの大学』に出かけたときのこと、
何気ない会話から、とんでもないお約束をしてしまいました。
そのお約束を、お互いの時間の都合を相談しながら、
忘れる事無く暖めて、半年たって実現したのが今回です。
そして、そのお約束とは ・・・ なんと 舞妓体験!!
すごい。。。合計年齢ジャスト百歳ですからっ!!
準備期間が、しっかりありましたから
数ある変身スポットのHPをくまなくチェック。
お値段・内容をしっかり読んで、
結局はHPのデザイン・画像の舞妓さん、
ともに美しく、センスの良さを感じた
『町屋 花音』さんに予約。
『町屋 花音』さんは周辺の環境も、なかなかなのです。
市バスを東大路通りの清水寺で降りると
右手に八坂の塔が正面に見える路地があります。
石畳を塔を目指してまず、まっすぐ・・・(ちょっとドキドキしてきます。)
八坂の塔を目前に、今度は八坂の塔に添って右側に石畳の道が続きます。。
と、さほど歩かないうちにこんなオブジェが。。。
目立つでしょ?
100円箱に入れると、撮影させていただけます。
閉ざされた門の奥も、なんとも不思議空間なんですが・・・
いくらか払ったら、入れてもらえるんでしょうか。
中のものには、ひとつ・ひとつ結構なお値段がついていたようです。
買って持ち帰りたいタイプではないですが、
じっくり観てみたい。。。。
と、左の壁にばかり気をとられていると見過ごしそうですが
丁度この壁の向かいあたり、右側に目的地を示す看板が・・・
(どき・どき。)
好みの店構えです。
(どき・どき。)
もう、後戻りは出来ませんっ!
おどろおどろのオブジェより
怖いものを見そう?
「続きも見てあげよう。」
という奇特なひと、ポチット♪